記録ID: 4049751
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山滑走
北陸
朝活 春霞の牛嶽神社
2022年03月05日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:25
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 886m
- 下り
- 889m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍋谷まで除雪されていないので注意。 若土橋〜山田谷間は小規模雪崩によりデブリが発生、車での通行注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・谷集落〜鍋谷入口 鍋谷まで除雪作業は行われていない。 除雪最終地点から山田川の橋までの下りはシールを付けてスキーで滑る。 橋を渡るとすぐに道路は流されている水の流れで舗装が露出しているので、板を外してツボ足。暫くすると道路は雪に覆われるがすぐにまだ水流が顔を出す。 両脇の雪上を歩くこともできるがブリッジなどで不安定なので歩きで対応。 水流は看板がある鍋谷入口分岐点手前から道路に流されているので、そこまでスキーを担いで歩く。雪融けが進むともっと水流の幅が広がるだろう。 ・鍋谷入口〜牛嶽神社 鍋谷入口から本格的にシール走行。林道を進む。トレースはあるが雪は固く締まっており抵抗感がない。 いつもの取付き点からハイクアップ。固く締まった雪だがシールが良く効いたので登りやすい。標高を上げるに従って杉林を利用。勾配が一定で登りやすいが、方向感覚が無くなるのでGPSで確認しながら進む。ブナ林は固い斜面の上に薄い新雪が載っている。杉林内は思ったほど固くないが雪面に凹凸がある。登りは杉林を使い、下りは林道、ブナ林を使う(杉林の中は凹凸で脚が疲れターンしにくい)。 標高750mを超えると固い雪の上に薄めの柔らかい雪の層があり、細板でも滑りやすい。 稜線に出ると南風が強く寒い。また、クラストした固い雪が出ていたり、モナカが中心となる。 途中のトイレ小屋、東屋、神社共に深雪により埋もれているか、一部が出ている程度。まだまだ上部は雪が多い。 滑走ではクラストしていところは慎重に滑り、林道ショートカットは細板でもターンを気持ちよく行うことができた。林道上もスキーが良く走り、北尾根斜面に入る必要がなかった。そのままユートピアゲレンデ方面に展開。 ユートピアゲレンデ上は藪は殆ど埋もれていたが全面クラストしており、固い斜面が連続する。緩んでから滑った方が良い斜面だろう。とにかく広い白い通路がずっと繋がっているので気持ちが良い。 あまり東寄りに進むと距離が遠くなりフラット区間に出るので、途中から左手の林間へ。 杉林の中は凹凸で思った以上に滑りにくい。時々現れるブナ林の柔らかい雪で滑りを楽しむ。 時折GPSで位置確認を忘れない。 下に行くにつれて固い斜面が多くなる。コントロールし切れず勢いを殺すのに苦労して脚に疲労感が残ったが、それなりに面白い滑走であった。 林道に出るとあとは固い斜面の消化試合でスケーティングすることもなく鍋谷入口に到着。 水流区間は面倒なので板を外して歩き、山田川の橋でシールを貼り谷まで登り返した。 |
写真
撮影機器:
感想
昼過ぎから前線が近づき雨の予報だ。
そろそろ季節の変わり目、こんな時は早めにスタートした方が吉と予想してヘッデンスタート。安近短の牛岳、今回もフリーで登ろう。
鍋谷まで除雪されていると予想していたが見事に外れた。
すでに一回、谷集落からスタートしている経験があるので要領は分かっており不安なし。
実際に歩いてみると林道などは固い雪やモナカの部分が多かった。
久しぶりに引っ掛け式のシールを今シーズン初めて使ったが、よくシールが効いて登りやすかった。
これまでのラッセルから解放され意外に早く山頂に達して疲労感もなし。
それにしても神社も鳥居も雪に埋もれ、積もった雪の量で凄さを実感。
山頂からの眺めはすでに春霞で遠くは全く見えなかった。及ばざるは過ぎたるより勝れり。
標高700m以上は固い雪に新雪のような柔らかい雪が載っていて快適に滑れることができた。これは予想外でラッキーでした。ユートピアゲレンデが完全に固い雪で意外であった。
それでも天気が持つ間に山スキーらしい滑走感を味わえて満足の朝活スキー登山でした。
終ってみればランチパックだけの節約山行、涼しい内に下山出来て体にも時間的にも優しく終了することができました。
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