京都北山・残雪の八丁平
- GPS
- 07:41
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 911m
- 下り
- 904m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:40
天候 | 晴れ時々曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
写真参照 積雪量によって状況は違うと思いますが、下記のお二人のレコを参考にさせていただきました。参考、といってもお2人さまともベテランさんなのでむしろ自分たちは「このルートで行くのは自分たちには無理だな」という判断に使っています・・・ 江賀谷~八丁平~峰床山☆深雪の湿原と山頂からの望外の絶景(2022.2.23) (yamaneko0922さん) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4023221.html 八丁平2/26 雪と青空の湿原に春の気配(2022.2.26)(michikusa78さん) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4034339.html |
写真
感想
登り初めの尾根の取り付き部分はかなりの急傾斜でした。良さげなルートも見つからず、ずるずると下に引っ張られる状態から無理やり直登した感じでした。ある尾根の取り付きが澄んでしばらく登って行くと雪中心の世界になりました。この時期になると水分を多く含んだい重たい雪で、これまでよりもスノーシューが重たく感じられました。
そんなわけで、体力的にはギリギリというか限界到達な状態だったと思います。無理をしていたとはいえ、ケガや事故などなく、無事に山行を終えられたのでよかったです。
最近の暖かさで山の雪もかなりなくなってドロドロ個所が多そう。
雪のない山を選ぼうか、福寿草を見に行こうか・・・とも思いましたが、来週は夫が山に行けない可能性が高いので、今回はソロでは厳しそうな山をチョイス。
前から気になっていた、積雪期の鎌倉山・峰床山・八丁平。
一昨年の晩秋、一度周回しただけなので最近のレコをチェック。周回するのは時間的・体力的にも無理だと思うので八丁平に絞りましたが、それでも雪が深いとどこから行っても大変そう。特に江賀谷は雪解けで増水していたら自分たちに渡渉は困難では?
結局はmichikusa78さんが「時間がかかっても安全と思われる」と表現されていた北側の尾根を行ってみることに。
いきなりの急登に重たい雪、ラッセルというほどに深くはないものの膝くらいまでの積雪はあったのでスノーシュー・ワカンでも時々踏み抜くところがあり、体力をかなり消耗しながらなんとか八丁平に到着。
帰りの時間と体力を温存するために八丁平は周回せずに余裕をもって下山スタートしましたが、後半で雨が降り出し、久しぶりにずぶぬれになりながらのハイクとなりました。
途中はやわらかい春の日差しを浴びながら気持ちのいいスノーハイクでしたが、急登&激下りもあり、距離の割には体力を使い、バテバテになりながら雪と戯れ、雨も降られ、トレーニングだーという気分(笑)
その分、下山したときの安心感?もいつも以上、で雪山シーズンをしめくくるにふさわしい?山行となりました。
コメント
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今回歩いた江賀谷北側のルートは、自分も初めて歩いたのですが、「北山分水嶺トレッキングマップ」(山村都市交流の森発行)に点線のサブルートとしてのっています。全体的にp914への坂道よりは緩やかでした。私は下りで通っただけですが、この日はぬかるんで苦労されたようで、先週は積雪が多いせいで逆に楽だったのかなと思いました。それでも、私もクタクタになって下山しました..
オグロ坂峠は地面も見えているようで、少しずつ春が近づいているようですね。
八丁平にたどり着くまでが予想以上に長かったので、下山にP914を使おうか・・・と夫は思ったようですが、michikusaさんが下山に使わなかった、ってことはそういうこと(大変!)だよー!って、体力は使うけど安全なピストンを主張しました。下りは登りほどに遠くは感じず、急斜面もずるずる〜っと時々尻も使いながら駆け降りてきた感じでした。
「北山分水嶺トレッキングマップ」というのがあるんですね。
北山、本当に奥が深いです。まだまだ知らないところばかりです。
この辺り、ヒルはどうなのでしょう?
新緑の頃にぜひ、訪れてみたいなあ…と思うのですが・・・
同日、八丁平北端から南端へ反時計回りに歩いておりました。対岸にお二人が北上されているのをお見掛けしておりました。
私たちはお二人に少し遅れて、往路は江賀谷北兄谷出合から、帰路はp914激下り尾根を下って中村に戻りました。michikusaさんとyamanekoさんからアドバイスをいただき、何とか完歩できましたが、雪の八丁平は長いですね。お二人もお会いになった千葉からのハイカーさんともお話することができ、充実の山行でした。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
千葉の方とお会いしたころに対岸を下ってくるお二人やオグロ坂峠に戻る際にすれ違ったソロ男性以外は気づきませんでした。
グループでいらしていたのですね。皆子山のレコやyamanekoさん、michikusaさんのレコでもお名前は拝見していました。
そちらのレコも拝見しましたが、帰路はやっぱり大変そうですね(我が家は下調べ不足もあり、色々と厳しいかな・・と無難にピストンしました)
我が家はまだ2回目の八丁平なので何度か足を運んで色々なルートを歩いてみたいと思いました。
小生のレコをご参照下さり、有難うございます。
今回、辿られたルートはコースは長くなるのですが、p835のあたりにいくつも集まる小ピークの複雑な地形を歩くことが出来るのが魅力だと思います。尾根に広がる林相も良くて、私は非常に好きなところです。ただ八丁平にいくにはコースが長くなってしまうので、行きか帰りのどちらかはnakazoさんが辿られた北兄谷の右岸尾根を通るのがいいかもしれません。
確かにp914の東尾根は急斜面なので躊躇するところです。無雪期の登りに使うと、八丁平まで非常に早いルートになるのですが、michikusaさんでも難儀されたように雪の状態によっては難しいコースになってしまうかもしれませんね。
前回私が訪れてからのわずかな間に八丁平の風景が急速に変わっていくようで、春を待つ山の風景に変わっていましたね。この日は想定外の雨(天気図は日本海を前線を伴った温帯低気圧が通過するので雨が降るのは当然だったのですが)に降られて、私も雨に濡れましたが、雪山を堪能されて充足した山行になったようで良かったです。
八丁平は東西南北、様々なルートからアプローチ出来て、それぞれのルートで表情が違うところもまた魅力だと思います。宜しければ、是非、足を運んでみて下さい。しかし、ヒルは・・・残念ながら、それなりに多いところです。特に今回歩かれた尾根の植林のあたりは多発地帯です。
コメントありがとうございます。
八丁平は今回が2度目、積雪期は初めての上、情報収集する時間が少なかったのですが、下山後にみなさまから色々教えていただき、ぜひ、再訪したいと思っています。
北兄谷やP914へのルートは無雪期でも問題なく歩けるところでしょうか?(ヒルもいるのでしょうね・・・・)
今度はヒルの出る前の新緑の頃に行けたらいいなあ・・・と思っています。
北兄谷、p914いずれも薄い踏み跡があり、無雪期でも問題なく歩けるところです。いずれも尾根下部の植林帯を抜けるとヒルの心配は少なくなります。
ただし、八丁平がヒルの多いところですのでご注意を。
ヒルまみれにならぬよう、時期を選びます😅
急に暖かくなったので雪もどんどん解けているでしょうね。
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