意外と悪天候だった丹後半島の高山で山スキー
- GPS
- 03:01
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 344m
- 下り
- 339m
コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:02
天候 | 雪時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は丹後半島の天気は大丈夫そうという予報で向かったのですが、着いてみたら雪と強風。防寒装備をして山頂往復して早々に下山することにしました。
昨日の細板の反省で今日はスーパーファットに戻したのですが、雪は硬く、細板の方がよかったかも。で、下部は分厚いモナカが緩み始めたのでスーパーファットでもめり込み、ジャンプターンも飛びきれず、昨日よりもさらに難しいターンを強いられました。さすがに私もたまには良い雪を滑りたくなってきました(笑)
出だし、毎回同じ林道歩きでは面白くないので樹林帯を迂回してみたら、到着が早く感じられました。これはいつもと同じパターン、例えばいつもの通勤ルートには今更新しい刺激も得られないと思いますが、新しい体験というのはワクワクとドキドキがあり、時間の経つのが早いものです。
なので未知のルートを進むのは興味深く面白いのですが、当然未知のリスクも潜んでいます。危険のない範囲で新しいことを楽しむのが秘訣でしょう。つまり安全第一、という訳です。
世の中の多くのことでは、安全(人命) > 遵法 > 品質 > 各種パフォーマンス、という順番になるでしょう。つまり命に関わる場合には違法は承知の上で行動することもあるということです。もちろん後日その違法行為が問題視されることも含めてですが。
以前、大相撲の巡業での土俵上で倒れた人を救命するために女性看護師が土俵に上がった時、女性は下りるよう指示があった事件があったのですが、あの時は「伝統」が人命よりも優先された形になります。
長年同じ組織に所属していると、その組織の価値観が当たり前になっていきます。そしてその価値観がいつの間にか、世間一般の価値観と乖離していても、仲間内の狭い世界ではそのことに気付けなくなります。
普段、何も問題ない時にはそのパフォーマンスが賞賛されていても、土俵上でのアクシデントのような事故が発生したときにその価値観の乖離が表面化します。
高いパフォーマンスというのは必ず何かを犠牲にしているものです。私も週末は山行ばかりで地域社会への貢献はゼロですから、そこが犠牲になっているのは事実でしょう。それが度を過ぎ、パフォーマンス実現のために違法行為やマナー違反、あるいは誰かが命を落とすと言うのは、その高いパフォーマンスの存在意義を根底から覆しかねないのだと思います。
「パフォーマンスの優先度は一番下」だと認識すれば、安全でかつ周囲から受け入れられる山行が展開できるのではないでしょうか。
コメント
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今日も深いい話をアリガトウ
graveltrek
深いいボタン連打ありがとうございます(笑)
私は楽な山行ばかりで腹の脂肪量のパフォーマンスが上昇中です
山で万が一のことが起きたら自分には何が出来るだろう。
心臓マッサージして肋骨折っても罪には問われないと聞いたことあるけど。
そんな事件があるんですね。お役所関係あるある?
山で万が一、そういう事態には遭遇したくないですが、私も一度だけ、捻挫して下山に苦労していた別パーティーの人を背負って下山したことがありました。むろん仲間と交代しながらです。その時に私が転倒して別の怪我をさせたりとか、私が怪我する可能性もあった訳で…。答えは多分、その場にいる人たちで相談して自分たちにできる最善のことをするしかないんでしょうね。無理のない範囲で。
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