スノーシュー試用 建国の日に登る白銀の湯ノ丸山
- GPS
- 04:12
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 389m
- 下り
- 374m
コースタイム
9:40リフト終点
9:59休憩東屋通過
10:40湯ノ丸南峰10:58
11:10湯ノ丸北峰11:29
11:38烏帽子岳側より下山開始
12:04烏帽子岳鞍部
12:52白窪湿原で昼食13:25
13:42地蔵峠駐車場
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 この季節、スキー場のリフトを利用し100mほど楽をすることが出来ます。(片道500円) 3日前の記録的な大雪でコースを心配しましたが、しっかりとトレースがあり、晴天だったので積雪期とは思えないほど楽に登ることが出来ました。昨年初秋にも登っていますがその時よりも楽チンでした。山頂では殆ど風もなく晴天だったので寒さは感じませんでした。(気温は-2〜0℃位)山頂は積雪は少ないです。 山頂直下と烏帽子岳鞍部から白窪湿原までのトレース跡の沈みは20cmくらい。烏帽子岳に通じる下山コースのトレースは少ないですが相当の積雪と急坂で尻もち多発でした。一歩トレースから外れるとスノーシューでも30cmくらい沈みます。山頂以外の積雪は1m位と思われます。 |
写真
感想
殆ど冬装備は持ち合わせていないのですが、ヤマレコの記事を読み以前から積雪期のハイキングを夢見ておりました。先日、踏み跡のあるコースならワカンがなくても何とかなるのではと挑戦してみたところ結果は悲惨なものでした。ワカンやスノーシューは必要不可欠と思い知り、早速スノーシューを購入、試用するチャンスを待っていました。
2月11日、建国記念日。前日の天気予報では芳しくなかったので諦めていたところ、朝、目が覚めると良好な天気、予報を確認すると一日中晴れマークに変わっていました。いつもなら未明の早朝に出かけるのに、今日は既に8時を過ぎています。大慌てで準備しました。場所は出だしが遅いこともあり近場の山でお手軽な湯ノ丸山に決定。8:30に自宅を出発しマイカーで地蔵峠を目指し、9:32には登山を開始していました。こればかりは地元住民の特権ですね。
登り口ではスキー用のリフトを使用し、100mほどの標高差をらくしました。今回の目的はスノーシューの使い勝手を試すことと、白銀の風景写真を撮影することです。リフト終点で早速スノーシューを装着、事前に調整してあったのでスムーズです。天候は快晴。初めは平坦路歩行です。スキーとスノーシューのトレースがあり、沈むことなくらくちんです。ほどなく遭難防止の鐘の分岐を通過、このあたりから登りになります。途中の更に急登になるあたりでスノーシューのテレベータを立ててみました。なるほど楽ちんです。シュー自体は斜面に食いついていますが足は浮いて水平近くに保てるのでとても楽です。周囲のトラクションと呼ばれる歯によりグリップが効いて急登でも殆どスリップしません。う〜ん、良く出来てる。感心している間に山頂まであと僅かのところまで来ました。右手に四阿山、左手に雲海上に八ヶ岳方面が見えてきました。晴天で風もなく汗が出るのでアウター、帽子、手袋を脱いで調節しました。気温は0℃前後です。陽が当たる中を行動すると厳冬期でもこんなに暑いとは。まもなくあっけなく山頂に到着です。まあ、リフトを使ったので当たり前か(;^_^A
南峰はごろごろ石でとても広く雪も少ないのでスノーシューを外しました。素晴らしい景色です。烏帽子岳を始め、浅間山、八ヶ岳、妙高山、四阿山、遠くは北アルプスの山々までくっきりと見えました。シャッターを切り終えると再びシューを装着し北峰に向かいました。北峰のピークは狭いですが四阿山がぐーんと迫ってきます。シニアパーティーが来たので四阿山をバックにシャッターを押して貰いました。先ほどの南峰には結構な数のハイカーが登っていました。スキーで滑っている人もいます。
さて、これから烏帽子まで足を伸ばすか悩みましたが、出だしが遅かったので又の機会にする事にし、烏帽子岳鞍部経由で下山する事にしました。積雪が多くトレースも少ないコースです。樹氷の間を膝までもぐり、時々尻もちをつきながら急斜面を降りました。スノーシューは22インチ(56cm)なので取り回しが良く下りも快適です。
このスノーシューは後端にテイル(サイズ拡張板)を装着すると浮力を増すことが出来ますが、私には新雪に一番乗りでトレースをつけて登れるほどの体力もなく、人様のラッセル跡を感謝してトレースするだけなので22インチノーマルで充分です。
さて、烏帽子岳鞍部から湯ノ丸山中腹を巻く平坦なルートで周囲の景色を楽しみながら進むこと50分、白窪湿原に到着です。雪原中央に未踏の湿原案内板があります。試しにトレースから外れてそこまで歩いて見ました。沈み深さは30cmほどか。う〜ん、たった100mほどの距離でしたが結構疲れました。ここで昼食をとり再びトレースに戻りました。キャンプ場を過ぎると林道となり13:42に地蔵峠駐車場に帰着しました。約4時間のショートハイクでしたが天気にも恵まれ素晴らしい雪山を体験することが出来ました。
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