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Yamareco

記録ID: 406330
全員に公開
山滑走
尾瀬・奥利根

無風快晴の至仏山・山スキー

2014年02月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:51
距離
24.0km
登り
1,365m
下り
1,369m

コースタイム

戸倉ゲート4:47-6:36津奈木橋-6:44尾根取り付き点7:07-11:57至仏山12:31-13:25ワル沢1570mシール装着13:45-14:48鳩待峠15:04-16:30戸倉ゲート
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
2月1日のstya33さんの記録を参照しました。
期待していませんでしたが、戸倉〜津奈木橋〜鳩待峠の道路上にはスノーモービルのトレースがあり、助かりました。
津奈木橋の少し上から、道路と分かれノートレースの尾根に取り付きます。
トレース上は何でこんな重い板をと後悔してましたが、新雪の単独ラッセル、スーパーファットで正解でした。
小至仏は東面トラバース。至仏からの下り、ワル沢はパックされた深雪。太板の浮力のおかげで何とかターンが決まります。しかし標高をさげてからは雪団子地獄にはまり、最後はシールをつけて下りラッセル。鳩待峠に登ってからは、スノーモービルの圧雪トレースをたどり、多少の手漕ぎを交えますが、最後を除きスキー滑降可能でした。ゲート手前の橋からシールを貼って登り返し、終了。
無風、快晴でしたが、当日入山者ゼロでした(あとでネットを調べたら1866.9mピークまで行かれた方はいたようです)。
ゲートからラッセルかと思ったらスノーモービルのトレースが。
2014年02月11日 05:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/11 5:03
ゲートからラッセルかと思ったらスノーモービルのトレースが。
津奈木橋
2014年02月11日 06:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 6:36
津奈木橋
鳩待峠へ
2014年02月11日 06:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 6:38
鳩待峠へ
そろそろ夜明け。
2014年02月11日 06:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 6:44
そろそろ夜明け。
尾根取り付き点
2014年02月11日 07:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 7:09
尾根取り付き点
トレースを振り返る、30〜40cmのラッセル。
2014年02月11日 07:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 7:26
トレースを振り返る、30〜40cmのラッセル。
2014年02月11日 07:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 7:53
燧ヶ岳を望む
2014年02月11日 09:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 9:12
燧ヶ岳を望む
樹間から至仏山
2014年02月11日 09:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 9:22
樹間から至仏山
笠ヶ岳
2014年02月11日 09:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 9:28
笠ヶ岳
尾瀬ヶ原と燧岳
2014年02月11日 09:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 9:50
尾瀬ヶ原と燧岳
会津駒
2014年02月11日 10:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 10:29
会津駒
小至仏へトラバース
2014年02月11日 10:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 10:34
小至仏へトラバース
ラッセル跡を振り返る
2014年02月11日 10:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 10:34
ラッセル跡を振り返る
小至仏と至仏山
2014年02月11日 10:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 10:42
小至仏と至仏山
至仏山
2014年02月11日 11:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 11:09
至仏山
後方に小至仏山
2014年02月11日 11:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 11:27
後方に小至仏山
至仏山へ最後の登り
2014年02月11日 11:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 11:31
至仏山へ最後の登り
至仏山かと思ったら手前のピークだった
2014年02月11日 11:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 11:53
至仏山かと思ったら手前のピークだった
至仏山頂着
2014年02月11日 11:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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至仏山頂着
2014年02月11日 11:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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燧ヶ岳
2014年02月11日 12:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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燧ヶ岳
平ヶ岳
2014年02月11日 12:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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平ヶ岳
越後方面の稜線はガスがかかる
2014年02月11日 12:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 12:02
越後方面の稜線はガスがかかる
2014年02月11日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月11日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月11日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月11日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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上州武尊
2014年02月11日 12:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 12:04
上州武尊
ワル沢を滑降
2014年02月12日 21:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 21:15
ワル沢を滑降
雪質が良ければ最高なんですが、パック気味
2014年02月12日 21:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 21:18
雪質が良ければ最高なんですが、パック気味
広大なワル沢バーン
2014年02月12日 21:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 21:19
広大なワル沢バーン
雪ダンゴに下りラッセル、いろいろありましたが15時に鳩待峠に到着
2014年02月11日 14:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 14:47
雪ダンゴに下りラッセル、いろいろありましたが15時に鳩待峠に到着
鳩待峠にて
2014年02月11日 15:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 15:03
鳩待峠にて
スノーモービルのトレース
圧雪状態で板が走る
2014年02月11日 15:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 15:12
スノーモービルのトレース
圧雪状態で板が走る
ゲートに到着
2014年02月11日 16:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/11 16:30
ゲートに到着

感想

厳冬期の尾瀬というと、結構な覚悟が必要だと思っていたら、先々週、stya33さんが日帰りで出かけている。雪が締まって快調だったらしい。先週末の関東の大雪は北関東圏の至仏山ではどうだろうか。建国記念日の火曜日は、予報では全国的に気温はかなり低いものの標高の高い山岳でも風は弱いらしい。
至仏山は終日晴れの予報、日射による雪質の悪化が気になるが降雪後のパウダー狙いで出かけてみた。

沼田から車を走らせていてビックリ。新しいトンネルができて、以前たくさんあったヘアピンカーブがすべて解消されている。
 水上片品線入口ゲート近くに車を停めて、いざ出発。4:47だから、夜明け2時間前だ。なんとstya33さんの記録にあったスノーモービルのトレースがある。新雪が積もってないので前日のもののようだ。ありがたくトレースを利用させていただき津奈木橋まで2時間。トレースは鳩待峠方面に続いているが、遠回りになるので、ここから尾根に取り付く。スーパーファットを履いているが、新雪のおかげで板が30〜40cmも潜ってしまう。ポンツーンで正解だった。この雪なら浮遊感のある滑りが期待できそうかとおもっていたが、、。
 ラッセルを続けて、オヤマ沢田代、小至仏はトラバース、至仏山には12時着。360度の絶景。ムジナ沢は雪質がわるいようなので、ワル沢を滑る。やっぱりウインドパックされていて浮遊感ゼロ。以前4月に来た時は、細板だったので、かなりめり込んでターンもままならなかったが、さすがスーパーファットそこそこ浮力があるので回せました。
 しかし標高が低くなると意外な伏兵が。日当たりの良い雪面を通過したときに、ズズッと。一瞬で板が団子状態に。そういえば、ワックス塗ってなかった(汗)。板に張り付いた氷を剥がそうとしたが、なかなか剥がれない。日光で滑走面をあたためて、氷を取り除いてワックスを塗り直し、再出発。でっ、でもやっぱりダメでした(orz)。陽当たりの良い雪面を通過するとすぐに雪団子ができてしまう。またまた、板に張り付いた氷を日光で温めてはがし、再出発。これまでシールの雪団子は経験あったが、スキー滑走面に起こったのは初めて。この現象、低温の板が、日射で表面が溶けた雪の水分を瞬間凍結するのが原因と思う。手持ちのワックスは無力と判明したので、このあとは陽当たりの良い雪面を極力避けるように滑る。しかし、傾斜が緩くなると、こんどは深雪で滑らなくなる。ヒール解放しただけではダメで、結局シールをつけて下りラッセル開始(涙)。
 いろいろありましたが、なんとか15時前に鳩待峠着。津奈木橋からのスノーモービルのトレースは、なんと尾瀬ヶ原に向かって延びている。鳩待峠からの下山は生憎南斜面で、雪団子にはまりそうなので、おとなしくスノーモービルのトレースを辿る。登り返しも多少あるが、手漕ぎでなんとかやり過ごし、最後300mだけシール装着。
 トレースが無ければ、なかなか日帰りが大変だが、このトレースはいつまで残っているのだろう。

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コメント

ゲスト
Neuronさん おはようございます。
まさかまさか
至仏にいかれているとは・・・
BCの方の機動力にはほんとに度胆を抜かれます。
こちらは武尊山から至仏をバッチリ見ることができました。
そこをNeuronさんがいかれているとは思いもよりませんでした。
自分はこの時期の尾瀬ヶ原をみるのが一つの憧れです。
クリアな視界の中、上からの感じは最高だったのではないでしょうか。
お疲れ様でした。BC、素人が簡単に手を出してはいけないのだと思いますが久しぶりにスキー再開しようかなと心が揺れます
2014/2/13 8:32
Re: Neuronさん おはようございます。
metaさん、コメントありがとうございます。
上州武尊も今シーズン中に一度行きたいですね。
ファットスキーでパウダーを滑るのは、意外に簡単なんですよ。
ただ、人が入っていて雪面が荒れちゃうと途端に難しくなります。
よって、人の行かないところがいいですよ。
ラッセルが大変ですが。
2014/2/13 18:13
プロフィール画像
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