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Yamareco

記録ID: 406934
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

山上ヶ岳(母公堂〜洞辻茶屋〜山上ヶ岳〜小笹宿〜山上ヶ岳〜レンゲ辻〜レンゲ坂谷)

2014年02月12日(水) 〜 2014年02月13日(木)
 - 拍手
GPS
32:57
距離
14.0km
登り
902m
下り
879m

コースタイム

1日目
母公堂 07:30
山上ヶ岳 12:00
小笹宿  15:00

2日目
小笹宿 7:00
山上ヶ岳 8:00
レンゲ辻分岐(女人結界)10:00
林道終点(レンゲ坂谷) 13:00 
天候 1日目 快晴 無風 気温最高-2度 最低-10度
2日目 曇り 風速2m 気温最高-5度 最低-15度
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
1日目
母公堂から山上ヶ岳まではトレースしっかりで危険箇所ありません。
軽アイゼンあれば問題なし。
ピッケルは使いませんでした。

山上ヶ岳から竜ヶ岳麓の小笹宿まではトレースなくラッセル。
危険箇所はないものの目印が少ない為、
ルートファインディングが必要です。
自分は携行しませんでしたがスノーシューがあれば楽だったと思います。

天気は快晴無風で素晴らしい景色でした。
夜は気温は-15度まで下がり小笹宿ないはかなり寒かったです。

2日目
山上ヶ岳からレンゲ辻はトレースなし。
積雪量多く、目印少なく、道不明瞭、雪庇もあり。
トラバースも多く、危険箇所は多々ありました。
12本アイゼン、ピッケルは必須です。
トレースがない場合はルートファインディングがあるので
読図に自信がなければ洞辻茶屋を経由して下山するのが懸命かと思いました。
(度々、道に迷いそうになりました)

道中の標識で「至 大峰大橋」とありますが、
大峰大橋とは清浄大橋の事ですのでお気をつけ下さい。
(山と高原地図には清浄大橋とありますので)

追記:
小笹宿の水場(小さな川)は積雪時もしっかりと使用できる状態でした。
母公堂で駐車
駐車料金は500円
2
母公堂で駐車
駐車料金は500円
しばらく林道を進む
しばらく林道を進む
大峰大橋(清浄大橋)
ここから女人結界
2
大峰大橋(清浄大橋)
ここから女人結界
一本松茶屋
お助け水は雪で使えませんでした
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お助け水は雪で使えませんでした
洞辻茶屋は無人でした
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洞辻茶屋は無人でした
積雪量が増えてくる
積雪量が増えてくる
大峯山寺の門
大峯山寺
ここからトレースなし
ここからトレースなし
大峯山寺を出てすぐのトラバース
ここからピッケルとアイゼンを使用
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大峯山寺を出てすぐのトラバース
ここからピッケルとアイゼンを使用
動物の足跡
後に判明するが小笹宿まで続いていた
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動物の足跡
後に判明するが小笹宿まで続いていた
動物の足跡が増えた
動物の足跡が増えた
標識が雪に埋もれて発見しづらい
1
標識が雪に埋もれて発見しづらい
小笹宿に到着
小笹宿の小屋
中は3畳ほど
食料少なめ
2日目
太陽は見えず
気温は-10度前後
アイゼン着用
1
2日目
太陽は見えず
気温は-10度前後
アイゼン着用
大峯山寺で水分補給
ハイドレーションは凍って使えず
テルモスを使う
大峯山寺で水分補給
ハイドレーションは凍って使えず
テルモスを使う
レンゲ辻へ
ここからトレースなく
正しいルートファインディングが必要です
1
レンゲ辻へ
ここからトレースなく
正しいルートファインディングが必要です
階段も雪で埋まる
階段も雪で埋まる
雪の下はアイスの箇所もあり危険
1
雪の下はアイスの箇所もあり危険
目印テープ?
白は分かりにくい
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目印テープ?
白は分かりにくい
このトラバースはかなり危険だった
キックステップとピッケルで慎重に
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このトラバースはかなり危険だった
キックステップとピッケルで慎重に
このトラバーズも慎重に
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このトラバーズも慎重に
ようやく女人結界
何度も道に迷いそうになり
ここまでかなり時間がかかる
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ようやく女人結界
何度も道に迷いそうになり
ここまでかなり時間がかかる
レンゲ坂谷を下った
レンゲ坂谷を下った

感想

厳冬期の大峰山上ヶ岳は初挑戦。
期待以上の積雪量で雪山を満喫できましたが、
2日目は緊張感のある山行となりました。

積雪時のルートファインディングの難しさを改めて痛感
天気がよければ周囲の山などで現在地を確認できますが、
ガスってしまうと周囲の地形が分からず
見える範囲の地形とコンパスで現在地を把握する必要がありました。
積雪期に道を見失うと致命的。
読図技術をもっと磨かなければ…

レンゲ辻はかなり曲者でした。
様々な方向に尾根が延びていて道もやや起伏が激しかったです。
目印テープも少ない。
登山道を間違えて谷を下ると登り返すのは大変。

大峰山は標高が低いながらも
一度入山するとエスケープルートが少なく、
なかなか神経の使う手応えのある山だと思いました。
関東と比べて登山者も少なく非常時の備えは絶対に必要。

今度はテント泊で厳冬期に山上ヶ岳から八経ヶ岳までいってみたいです。

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