あの時同じ花を見て 扇山 百蔵山
- GPS
- 06:40
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 994m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 猿橋駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
浅川 3℃ |
写真
感想
どうして、山の関係を地上で続けられないんだろう。地続き場所のはずなのに(「残照の頂」)
今日も浅川BSから入る。浅川峠まで快調なペースだった。曽野倉山稜に向かう。浅川BSで下車したのは4人。3人組は権現に向かうようだ。山稜は静穏である。あのゴォーという風音は聞こえてこない。暑くなってきた。襟元を開ける。時折、北風が頬を掠めていく。涼しい。曽野倉山を経由し扇山に向かう。ここからか、始まる直下の急登。あれか山頂はと思い登るが、似せピーク、がっかりはしない、さらに登る。今日は何となく歩みが鈍化していることに気づき始める。立ち休みしながら登頂した。予想外に富士山が良く見えた。大福もちをいきなり3個口に頬張る。旨い。初戸コースから団体さんが山頂に上がってきた。振り返る、最後尾が分からい、数えてみたら15人の女子隊である。富士を惜しみつつ百蔵山山道に踏み込む。コルから大久保山へ。大久保山の標識を初めて見た。可愛らしい手製の標識に少し元気をもらう。ここからが大久保山の激下り。どこまで下るのかと呆れるくらいだ。770mまで下った。宮谷付近。ここから登り返す。1度、この登り地点で正面を真っ直ぐ進んでしまい、迷いながら宮谷から猿橋の登山道に出たことがあった、似たような登山者がいたせいか、今はトラロープで侵入を阻止されている。私が待つ次の地点「百蔵山山頂」標識がなかなか現れない。アップダウンを繰り返しようやく標識が見えてきた。少し疲れが出てきた。ここから急坂を登る。まるで大久保山の登りのようだ。焦れば焦る程に足が出なくなる。登ること30分、途中で腕が脱力している。ストックは握れなくなった。歩を一歩一歩上げる。開けた場所から山頂が見えた。前回ほどの快適感はなかったがともあれ登頂した。春霞を纏った富士を見て休む。女子隊が遅れてすぐに登頂。しかも女子隊は15分程度休んですぐに下山した。おぉ何という女子力か。その15分後に私も下山する。南面を下る。緩やかな下山道は落ち葉の道となって気持ち良い。私は確信していた、下山路で女子隊に追いつくことを。そして射程内に彼女らを見つけた。追いついた。最後方のリーダーが声をかける「ひとり追い抜き」と。登山道はあっという間に終わった。ここから急斜面の舗装道を下る。最近、炭酸水依存になってしまい自販機のペットが気になる。国道に出たらすぐに猿橋駅のエンディングロードを歩く。歩くペースは標準だが、前回より40分の遅れであった。
美しいと言った、あのひとは忽然と消えた。寂しくはない。青春を謳歌したのだから。
コメント
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扇山再訪、あのあたりの山がお好きなんですね。
「青春を謳歌したのだから」との思い、うらやましい。
私など、青春は苦悩しかなかったような気がします。
昔ですが、麻生山から権現山を西へ縦走したことがあります。
単独で葉っぱが枯れていたので秋季と思いますが、希薄な記憶しかありません。
若輩だったので、山の良さが分からなかったのかもしれません。
今度その良さを感じようかなとあの周辺を歩いてみようと考えています。
扇山は私のランキング1位の山なんです。
何度、山頂を踏んでも、ここからの富士が大好きです
浅川からの山も好きです。
私も次は、権現から麻生山を抜けてみたいと思っています
また、再会できるかもしれませんね。
青春時代…っていろいろとあります。
それを謳歌というか苦というか、苦しみ悩む、悲しみと喜び
1つ1つが青春でした。
そんなことを考えながら百蔵を登ったせいか
バテバテでした😥
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