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Yamareco

記録ID: 4073017
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

西遠見山 遠見尾根で絶景暴風稜線泊

2022年03月11日(金) 〜 2022年03月12日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
10.5km
登り
945m
下り
945m

コースタイム

1日目
山行
6:10
休憩
0:00
合計
6:10
9:10
70
10:20
30
10:50
40
11:30
80
12:50
40
13:30
40
14:10
10
14:20
20
14:40
宿泊地
2日目
山行
0:30
休憩
0:00
合計
0:30
7:50
30
宿泊地
8:20
白馬五竜アルプス平
天候 3/11(金)快晴 日中ほぼ無風 日没より暴風
3/12(土)晴れ 展望あるが深夜早朝暴風
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
<アクセス・駐車場>
ナビは「白馬五竜スキー場」で入力。安曇野ICから凍結なし。
駐車場無料。キャパ広い。車中泊禁止です。
泊まりのため駐車場スタッフに声がけしました。
降雪があると除雪のために邪魔になることもあるそうです。
トイレはセンターハウスやテレキャビン乗場にあります。
テレキャビンは往復2000円。日を跨いでの使用が可能。
ペアリフトも使うと2400円。購入は乗場改札前です。
登山するならアルプス平駅に着いたら北口へ。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
テレキャビンとおみ駅(山麓駅)にあり。

<危険箇所>
西遠見山までは岩稜帯ない森林限界越えの雪山歩き。
比較的太めの尾根だが場所によりやや細い尾根や雪庇もあり。
ファーストトレースでは雪庇切りをしなくてはならない。
今回はトレース明瞭。ただし、気温上昇で踏み抜きもあり。
私はゲレンデトップからアイゼン使用。
テレキャビン運行時間は8:15〜16:15。
テレキャビンとおみ駅。平日なので比較的空いています。運行時刻前ですしね。
テレキャビンとおみ駅。平日なので比較的空いています。運行時刻前ですしね。
ゲレンデの脇をてくてくと登ります。もうこの時点で武田菱が見えています。
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ゲレンデの脇をてくてくと登ります。もうこの時点で武田菱が見えています。
ゲレンデトップは比較的スグ。ペアリフトは使わなくてもいいくらいのアルバイトかな。
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ゲレンデトップは比較的スグ。ペアリフトは使わなくてもいいくらいのアルバイトかな。
地蔵の頭から振り返る。
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地蔵の頭から振り返る。
白馬の街が白くて綺麗。
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白馬の街が白くて綺麗。
多分、天狗岳かな。小遠見山から南に稜線続きのピーク。冬は歩けます。
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多分、天狗岳かな。小遠見山から南に稜線続きのピーク。冬は歩けます。
隣に見える八方尾根。左の岩場の隣が唐松岳。真ん中から右に向かって、白馬鑓、杓子、白馬岳の白馬三山。
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隣に見える八方尾根。左の岩場の隣が唐松岳。真ん中から右に向かって、白馬鑓、杓子、白馬岳の白馬三山。
地蔵の頭から一度下って稜線歩き。左のピークが小遠見山。右に武田菱の五竜岳が覗きます。
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地蔵の頭から一度下って稜線歩き。左のピークが小遠見山。右に武田菱の五竜岳が覗きます。
稜線てくてく。人は快晴のわりに少ないと感じます。
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稜線てくてく。人は快晴のわりに少ないと感じます。
ちょっと高度をあげるだけでこの景色!八方尾根より好きかも。
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ちょっと高度をあげるだけでこの景色!八方尾根より好きかも。
五竜の武田菱が堂々としています。
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五竜の武田菱が堂々としています。
左が小遠見山。途中小さな雪庇を切って進むとこもあります。
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左が小遠見山。途中小さな雪庇を切って進むとこもあります。
小遠見山とらえました。
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小遠見山とらえました。
小遠見山から。左が鹿島槍、右に五竜。
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小遠見山から。左が鹿島槍、右に五竜。
五竜を真ん中に。この遠見尾根を中遠見、大遠見、西遠見を進みます。
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五竜を真ん中に。この遠見尾根を中遠見、大遠見、西遠見を進みます。
真ん中やや右に鹿島槍。この角度からは双耳峰には見えないです。とすると左は爺ヶ岳かな。
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真ん中やや右に鹿島槍。この角度からは双耳峰には見えないです。とすると左は爺ヶ岳かな。
隣の天狗岳方面への尾根。やや標高低くはなるけど、雰囲気のいい尾根。
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隣の天狗岳方面への尾根。やや標高低くはなるけど、雰囲気のいい尾根。
遠見尾根を振り返る。結構雪庇がうねうねしてる。
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遠見尾根を振り返る。結構雪庇がうねうねしてる。
さてまず中遠見へ。
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さてまず中遠見へ。
中遠見山から五竜。小遠見山からは比較的すぐだけど、やや尾根が細いとこがある。
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中遠見山から五竜。小遠見山からは比較的すぐだけど、やや尾根が細いとこがある。
まだ大遠見・西遠見へ進みます。中腹のフラットに見えるのが大遠見山頂のはず。
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まだ大遠見・西遠見へ進みます。中腹のフラットに見えるのが大遠見山頂のはず。
いやはやいい雰囲気。小遠見を過ぎると人はまばらになって行きます。
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いやはやいい雰囲気。小遠見を過ぎると人はまばらになって行きます。
もう少しで大遠見山頂。
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もう少しで大遠見山頂。
大遠見山頂から五竜岳。まっすぐ伸びてみえるトレースが素敵。
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大遠見山頂から五竜岳。まっすぐ伸びてみえるトレースが素敵。
まだもうちょっと進みます。正面が五竜岳、その右肩のなめらかホイップが白岳。
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まだもうちょっと進みます。正面が五竜岳、その右肩のなめらかホイップが白岳。
思えば遠くに来たもんだ。
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思えば遠くに来たもんだ。
頸城、妙高火打も素敵。
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頸城、妙高火打も素敵。
真ん中岩場の左が唐松岳です。遠見尾根からはあんまりしっかり見えないんですよね。
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真ん中岩場の左が唐松岳です。遠見尾根からはあんまりしっかり見えないんですよね。
西遠見池付近からの鹿島槍はちゃんと猫耳双耳峰。
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西遠見池付近からの鹿島槍はちゃんと猫耳双耳峰。
武田菱も黒々と。
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武田菱も黒々と。
ここを登りあげたら西遠見山山頂。
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ここを登りあげたら西遠見山山頂。
西遠見から白岳に向かう人達…コメツブ4つ見えます?その上にも単独コメツブ1つ。
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西遠見から白岳に向かう人達…コメツブ4つ見えます?その上にも単独コメツブ1つ。
直近からの五竜岳。私の技術的にはここまで。
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直近からの五竜岳。私の技術的にはここまで。
さて下ります。地味に西遠見、大遠見間が長い。
さて下ります。地味に西遠見、大遠見間が長い。
猫耳の見納め。
中遠見への登り返し。
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中遠見への登り返し。
中遠見、小遠見間にある印象的な木。
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中遠見、小遠見間にある印象的な木。
小遠見から少し下った場所で泊まります。ここからは五竜が綺麗なので。空は焼けませんでした。
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小遠見から少し下った場所で泊まります。ここからは五竜が綺麗なので。空は焼けませんでした。
暮れる町並み。
夜明けの五竜岳。
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夜明けの五竜岳。
雪煙がすごい。これでもずいぶん収まったんですけど…
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雪煙がすごい。これでもずいぶん収まったんですけど…
日の出です。
暴風でこのあたりのトレースはなくなっていました。雪庇が暴力的。
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暴風でこのあたりのトレースはなくなっていました。雪庇が暴力的。
ほんのり焼けているのかな?
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ほんのり焼けているのかな?
テレキャビン運行に合わせて下山です。
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テレキャビン運行に合わせて下山です。
みどり湖PA(上)の山賊焼き定食を切望してたけど、改装休業。で、いつもの神坂PA(下)でからあげ定食。
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みどり湖PA(上)の山賊焼き定食を切望してたけど、改装休業。で、いつもの神坂PA(下)でからあげ定食。

感想

雪の遠見尾根を歩いて西遠見山まで行って来ました。

以前、八方尾根を歩いた時、
隣に見えた遠見尾根がとっても綺麗でいつかと思っていました。
自分は岩と雪の雪稜より、雪の上をしっかり歩いてく、
そんなイメージや雰囲気が好きでとても楽しい尾根でした。
雪庇ややや細い尾根もあるけれど、基本歩きやすいし。
あと八方尾根より時間的余裕が作りやすいのも魅力かな。

雪山で稜線上に泊まったことはほとんどなくて、
はじめてソロで泊まってみたのですが…結構キツイです。
とにかく風が強い。気圧の谷間の通過で予想は出来てましたが。
けど、自分はシュラフ、シュラフカバー、テントシューズがあれば
テントなしでも眠れてしまうという斬新な発見をしました。
顔が風雨・風雪に当たらなければ全く平気な様子です。

久々にちょっと挑戦的な山行をしてみたのですが、
死にはしないけど、ほどほどにと自分で感じました;
やっぱり目的と手段がすりかわっちゃいそうな山行は嫌なので、
安全は別格として優先順位をはっきりさせて
特別感ある雪山泊にこれからも出掛けたいと感じています。

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