アプローチの大杉林道から緊張の連続。このような滑り台状の部分は失敗するとただでは済まされない。特に今回のようにスノーシューを装着している場合、足の置き場に注意して引っ掛けないように注意する。
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3/12 5:49
アプローチの大杉林道から緊張の連続。このような滑り台状の部分は失敗するとただでは済まされない。特に今回のようにスノーシューを装着している場合、足の置き場に注意して引っ掛けないように注意する。
雪のデブリが林道を覆う場面が何箇所もあった。法面上にもまだまだタップリと雪が覆っていて、これからまだしばらくの間は雪崩に注意。特に午後は通りたくないな。
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3/12 6:18
雪のデブリが林道を覆う場面が何箇所もあった。法面上にもまだまだタップリと雪が覆っていて、これからまだしばらくの間は雪崩に注意。特に午後は通りたくないな。
あと少しで石徹白登山口。もう既にお腹いっぱい。
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3/12 6:50
あと少しで石徹白登山口。もう既にお腹いっぱい。
登山口の東屋。この付近で約2mの残雪となっていた。
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3/12 7:05
登山口の東屋。この付近で約2mの残雪となっていた。
石徹白登山口。標識の類は全て雪の下に埋もれていてどこが入口かわからないので適当な所から取り付く。ところが大杉までの急斜面は緩んだ湿雪・重雪で、登り上がるのに非常に難渋した。
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3/12 7:05
石徹白登山口。標識の類は全て雪の下に埋もれていてどこが入口かわからないので適当な所から取り付く。ところが大杉までの急斜面は緩んだ湿雪・重雪で、登り上がるのに非常に難渋した。
深い雪に足元を埋められて短足に見える石徹白大杉。 ここまでで既に汗だく。この先もこんな調子だと困ったなと考えはじめる。
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3/12 7:24
深い雪に足元を埋められて短足に見える石徹白大杉。 ここまでで既に汗だく。この先もこんな調子だと困ったなと考えはじめる。
大杉から先も緩んだ重雪で足元がおぼつかないので、途中から急斜面を無理矢理よじ登り、尾根に乗り上げてみると雪面は硬くなってくれたので安堵した。
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3/12 8:03
大杉から先も緩んだ重雪で足元がおぼつかないので、途中から急斜面を無理矢理よじ登り、尾根に乗り上げてみると雪面は硬くなってくれたので安堵した。
こうなれば快適な雪原ハイクを楽しめる。冬枯れの樹間からは景色がよく見え気分上々!
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3/12 8:09
こうなれば快適な雪原ハイクを楽しめる。冬枯れの樹間からは景色がよく見え気分上々!
おたけり坂中程にポツンと黒々しく目立つ木は『かむろ杉』と呼ばれる泰澄大師にまつわる伝承にも出てくる杉の木。
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3/12 8:31
おたけり坂中程にポツンと黒々しく目立つ木は『かむろ杉』と呼ばれる泰澄大師にまつわる伝承にも出てくる杉の木。
野伏ヶ岳方面。いやーいい天気だなあ!
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3/12 8:43
野伏ヶ岳方面。いやーいい天気だなあ!
野伏ヶ岳と薙刀山をアップで。
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3/12 8:43
野伏ヶ岳と薙刀山をアップで。
おたけり坂を登り切ってしばらくの場所。雪庇の状態からこの付近の積雪は3m位といったところか。
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3/12 8:48
おたけり坂を登り切ってしばらくの場所。雪庇の状態からこの付近の積雪は3m位といったところか。
真っ白な山と青空。3月も半ばとはいえ、この辺りはまだまだ冬の情感を色濃く残している。
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3/12 9:05
真っ白な山と青空。3月も半ばとはいえ、この辺りはまだまだ冬の情感を色濃く残している。
神鳩社の避難小屋。吹き溜まりが2階の冬季入口まで覆ってしまっている。
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3/12 9:14
神鳩社の避難小屋。吹き溜まりが2階の冬季入口まで覆ってしまっている。
美しい筋の入る斜面。自然の造形美。
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3/12 9:16
美しい筋の入る斜面。自然の造形美。
真っ白な雪面にクラックがひとつ。冬の景色の中にも春が垣間見える。
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3/12 9:28
真っ白な雪面にクラックがひとつ。冬の景色の中にも春が垣間見える。
別山が見えてきた。あちらはまだ冬そのもの。
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3/12 9:30
別山が見えてきた。あちらはまだ冬そのもの。
別山の東隣りにはこんもりとした南白山の姿。
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3/12 9:30
別山の東隣りにはこんもりとした南白山の姿。
端正な顔立ちの野伏ヶ岳。左隣には小白山、右隣には薙刀山のたおやかな姿。
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3/12 9:33
端正な顔立ちの野伏ヶ岳。左隣には小白山、右隣には薙刀山のたおやかな姿。
銚子ヶ峰周辺の発達した雪庇。この辺の積雪は4mといったところか。完全に冬の景色だが、これからどんどんと崩れていき春へ向かっていくのだろう。
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3/12 9:47
銚子ヶ峰周辺の発達した雪庇。この辺の積雪は4mといったところか。完全に冬の景色だが、これからどんどんと崩れていき春へ向かっていくのだろう。
銚子ヶ峰への駄々っ広い雪原。無雪期には一面の笹原たが今はほんの少し頭を出すのみ。どこでも好きなように歩いて行ける。
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3/12 9:56
銚子ヶ峰への駄々っ広い雪原。無雪期には一面の笹原たが今はほんの少し頭を出すのみ。どこでも好きなように歩いて行ける。
銚子ヶ峰に到着。標高1810m、気温0.7℃、風速11m/s前後。標識類は全て雪の下。一、二、三ノ峰と別山へと連なる様はまるで冬への階段のよう。
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3/12 10:12
銚子ヶ峰に到着。標高1810m、気温0.7℃、風速11m/s前後。標識類は全て雪の下。一、二、三ノ峰と別山へと連なる様はまるで冬への階段のよう。
これから進む石徹白の秘境。今の時期しか行けないやぶ山5兄弟。ワクワクしてきた!
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3/12 10:13
これから進む石徹白の秘境。今の時期しか行けないやぶ山5兄弟。ワクワクしてきた!
別山はホイップクリームのように白い。
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3/12 10:14
別山はホイップクリームのように白い。
一、二、三ノ峰の階段。これを見てしまうと俄然行きたくなるが、今回は見送り。
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3/12 10:14
一、二、三ノ峰の階段。これを見てしまうと俄然行きたくなるが、今回は見送り。
福井の赤兎山と右には大長山。あちらも真っ白。今シーズンの豪雪を物語たる光景。
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3/12 10:17
福井の赤兎山と右には大長山。あちらも真っ白。今シーズンの豪雪を物語たる光景。
銚子ヶ峰から先に歩を進める。日の当たる箇所にはクラックが所々に見られる。春の足音がはっきりと見て取れる。
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3/12 10:30
銚子ヶ峰から先に歩を進める。日の当たる箇所にはクラックが所々に見られる。春の足音がはっきりと見て取れる。
延々と続くクラック。
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3/12 10:32
延々と続くクラック。
南には春と冬の入り混じった稜線の図。
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3/12 10:34
南には春と冬の入り混じった稜線の図。
北はまだまだ冬の景色。
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3/12 10:37
北はまだまだ冬の景色。
春の足音もとい落とし穴にハマる。春を感じさせる出来事だった(笑)
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3/12 10:43
春の足音もとい落とし穴にハマる。春を感じさせる出来事だった(笑)
P1784に到着。さあ、いよいよ石徹白の秘境に足を踏み入れる。まずは願教寺山に向うべく、あの極上の稜線へ。
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3/12 10:47
P1784に到着。さあ、いよいよ石徹白の秘境に足を踏み入れる。まずは願教寺山に向うべく、あの極上の稜線へ。
笠羽湿原に降りてきた。この一面に広がる雪原の下どこかに、とぐろを巻く『つなぎ節の桧』が春を訪れをま待っている。
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3/12 10:52
笠羽湿原に降りてきた。この一面に広がる雪原の下どこかに、とぐろを巻く『つなぎ節の桧』が春を訪れをま待っている。
石徹白川源頭部も今は一面の雪原。そして遥かに願教寺山〜野伏ヶ岳の極上の稜線が延びる。
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3/12 10:54
石徹白川源頭部も今は一面の雪原。そして遥かに願教寺山〜野伏ヶ岳の極上の稜線が延びる。
なかなか見ることがないアングルから一、二、三ノ峰。ここから見ると大きく見えて迫力がある。
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3/12 11:23
なかなか見ることがないアングルから一、二、三ノ峰。ここから見ると大きく見えて迫力がある。
広い雪原状の稜線を行く。ここら辺までは極上の雪原ハイクが楽しめるが、ここからは急斜面の登下降の連続で、冬靴&スノーシューの重い足にはなかなか堪える。
2
3/12 11:23
広い雪原状の稜線を行く。ここら辺までは極上の雪原ハイクが楽しめるが、ここからは急斜面の登下降の連続で、冬靴&スノーシューの重い足にはなかなか堪える。
願教寺山に登頂!・・・と思ったらまだ先だったの図。台地状の山が願教寺山だ。
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3/12 11:39
願教寺山に登頂!・・・と思ったらまだ先だったの図。台地状の山が願教寺山だ。
願教寺山への最後の登りは雪庇の張り出した急斜面を行く。斜面は程よい硬さだったのでスノーシューのままで大丈夫だった。
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3/12 11:52
願教寺山への最後の登りは雪庇の張り出した急斜面を行く。斜面は程よい硬さだったのでスノーシューのままで大丈夫だった。
斜度はこんな感じ。カメラアングルが悪くて画像が斜めなので実際はもう少し急角度。
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3/12 11:56
斜度はこんな感じ。カメラアングルが悪くて画像が斜めなので実際はもう少し急角度。
石徹白最奥の山、願教寺山に登頂!標高1691m。5兄弟のうち最奥の願教寺山に最初にいきなり到着するというのはなんだか変な感じ。
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3/12 12:01
石徹白最奥の山、願教寺山に登頂!標高1691m。5兄弟のうち最奥の願教寺山に最初にいきなり到着するというのはなんだか変な感じ。
願教寺山からはかなりの急斜面を100m程下る。スノーシューだと滑りやすいがそのままで降りた。
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3/12 12:04
願教寺山からはかなりの急斜面を100m程下る。スノーシューだと滑りやすいがそのままで降りた。
延々と続く極上の稜線を進む。次は手前右に見える、よも太郎山を目指す。
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3/12 12:04
延々と続く極上の稜線を進む。次は手前右に見える、よも太郎山を目指す。
振り返って願教寺山。稜線の福井県側は崩壊の進んだ荒々しい様相。雪も付かないほどに険しい。
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3/12 12:12
振り返って願教寺山。稜線の福井県側は崩壊の進んだ荒々しい様相。雪も付かないほどに険しい。
極上の稜線は続く。
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3/12 12:12
極上の稜線は続く。
穏やかな高原状の岐阜県側(左)、荒々しい崖状の福井県側(右)。左右非対称な稜線。
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3/12 12:23
穏やかな高原状の岐阜県側(左)、荒々しい崖状の福井県側(右)。左右非対称な稜線。
大迫力の願教寺山。そう簡単には行けないだけに感慨深いものがある。
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3/12 12:28
大迫力の願教寺山。そう簡単には行けないだけに感慨深いものがある。
基本は極上の稜線だが、所々に垂直に近い雪壁が現れる。スノーシューだし雪は結構ユルユルで、登っている途中で下までずり落ちてしまう。どうしても上がれない場面もあり、その場合は緩斜面となっている所まで大きく回り込んで突破した。
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3/12 12:39
基本は極上の稜線だが、所々に垂直に近い雪壁が現れる。スノーシューだし雪は結構ユルユルで、登っている途中で下までずり落ちてしまう。どうしても上がれない場面もあり、その場合は緩斜面となっている所まで大きく回り込んで突破した。
よも太郎山に到着。標高1581m。5兄弟のなかではいちばん低いが、ここからは眺める願教寺山の眺望は素晴らしい!
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3/12 12:59
よも太郎山に到着。標高1581m。5兄弟のなかではいちばん低いが、ここからは眺める願教寺山の眺望は素晴らしい!
次は標高点1669m、通称日岸山と呼ばれている山を目指す。
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3/12 12:59
次は標高点1669m、通称日岸山と呼ばれている山を目指す。
アップダウンが多くて疲れるけど、この稜線歩きは素晴らしいの一言。できれば無雪期にも行きたいが、有数の激やぶが一面覆っているため、それはかなわない。
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3/12 13:27
アップダウンが多くて疲れるけど、この稜線歩きは素晴らしいの一言。できれば無雪期にも行きたいが、有数の激やぶが一面覆っているため、それはかなわない。
日岸山(P1669)に登頂!極上の稜線に極上の眺め。少し霞んでいる光景にも春を感じさせる。それにしても素晴らしい!来てよかった!
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3/12 13:44
日岸山(P1669)に登頂!極上の稜線に極上の眺め。少し霞んでいる光景にも春を感じさせる。それにしても素晴らしい!来てよかった!
日岸山からはよも太郎山の白い姿が眺められた。春なので雪が少し茶色を帯びているが、厳冬時期には純白の姿を見せてくれるんだろうな。
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3/12 13:44
日岸山からはよも太郎山の白い姿が眺められた。春なので雪が少し茶色を帯びているが、厳冬時期には純白の姿を見せてくれるんだろうな。
続いて薙刀山へと続く稜線。これまた極上。
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3/12 13:44
続いて薙刀山へと続く稜線。これまた極上。
降りきった後、かなりの登り返し。ここまでずっとスノーシューでだったので足が上がらなくなってきた。ここからは修行の様相も呈してきた。
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3/12 13:53
降りきった後、かなりの登り返し。ここまでずっとスノーシューでだったので足が上がらなくなってきた。ここからは修行の様相も呈してきた。
薙刀山に登頂!標高1647m。下の方には薙刀平と呼ばれる平原も広がり、たおやかな雰囲気だ。
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3/12 14:31
薙刀山に登頂!標高1647m。下の方には薙刀平と呼ばれる平原も広がり、たおやかな雰囲気だ。
そしてついに今回のツアーラストを締めくくる野伏ヶ岳の堂々とした姿が。重厚な雪庇、山頂へと続く稜線美。実に素晴らしい。しかし疲れもまた凄まじい。
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3/12 14:31
そしてついに今回のツアーラストを締めくくる野伏ヶ岳の堂々とした姿が。重厚な雪庇、山頂へと続く稜線美。実に素晴らしい。しかし疲れもまた凄まじい。
重厚な雪庇の脇に続くトレース。
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3/12 14:37
重厚な雪庇の脇に続くトレース。
今回のツアーもついにクライマックス。疲れたが名残惜しさもある。
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3/12 15:06
今回のツアーもついにクライマックス。疲れたが名残惜しさもある。
野伏ヶ岳に登頂。標高1674m。遥かなる稜線美を俯瞰する。ありがとう白山の山々!また会う日まで!
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3/12 15:50
野伏ヶ岳に登頂。標高1674m。遥かなる稜線美を俯瞰する。ありがとう白山の山々!また会う日まで!
小白山方面へまだまだ稜線は続くが、今回はここまで。
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3/12 16:01
小白山方面へまだまだ稜線は続くが、今回はここまで。
ダイレクト尾根を安全に下り帰還。
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3/12 16:05
ダイレクト尾根を安全に下り帰還。
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