丸山願教寺山のやるやる詐欺、小屋泊で笠場峠下降

2025年04月26日(土) 〜 2025年04月27日(日)

• GPS: 14:47
• 距離: 25.6km
• 登り: 1,399m
• 下り: 1,438m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 2:32
• 合計: 8:03

距離 11.2km 登り 983m 下り 167m

5:46 白山中居神社
5:52 大進橋
7:10 八反滝遊歩道駐車場
8:21 8:39 石徹白登山口
8:49 8:54 石徹白の大杉
10:28 10:39 おたけり坂取付
11:20 13:18 神鳩ノ宮避難小屋
13:49 神鳩ノ宮避難小屋

2日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:28

距離 14.4km 登り 416m 下り 1,271m

6:02 神鳩ノ宮避難小屋
6:40 7:13 母御石
7:29 銚子ヶ峰
11:46 12:03 石徹白登山口
13:13 八反滝遊歩道駐車場
14:25 大進橋
14:30 白山中居神社

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

大杉林道　今年の降雪により片斜面区間多く、倒木、斜面崩落箇所もあちこちであり。陽当たりの良い所は雪切れの所もあるが、この時期にしては少ない。初河谷手前、大杉手前のいつもの片斜面区間も凶悪な状態で、前爪付のアイゼン、ピッケルなど確保できる道具必須
大杉登山道　登山口からしっかり雪あり、大杉から稜線までの登りが雪で登山道わかりにくい。
おたけり坂は急で、自分はダブルウィペットで登った。母御石辺りの雪面が崩壊し、夏道トレースしにくい、母御石から稜線は、笹藪出てる所あり。
笠場湿原〜笠羽谷　雪の緩斜面で視界が効かない時は注意　笠羽谷と河ウレ谷の中間尾根へ取り付き尾根筋を下る。橋の有る出会いに下ると絶壁で降りれず今回の位置で谷を渡渉し林道へ合流
笠羽谷林道　大杉林道より陽当たり悪く片斜面が長く続く、林道跡あるも崩落したりわかりにくい箇所ある　無雪期は廃道化している

写真

4/26 5:47

駐車場には4台、kameyamaさんのはなさそう

4/26 5:50

大杉林道入口

4/26 5:51

大進橋周りもまだまだ白い

4/26 5:52

すぐ雪出てきた

4/26 5:59

こんな手前でしっかり残ってる

4/26 6:24

4/26 6:39

釣りのおじさん、長靴で抜いてったけど

4/26 6:47

株ごと倒れた倒木も多い

4/26 6:54

いつもの初河谷手前の片斜面

4/26 6:56

4/26 7:00

釣りのおじさんは引き返しました

4/26 7:09

初河谷の駐車場

4/26 7:19

陽当たり良いところは結構雪切れしてる

4/26 7:24

4/26 7:28

4/26 7:36

銚子ヶ峰に立ち塞がる障害

4/26 7:39

雪溶けてもしばらく道通れんよね

4/26 7:41

4/26 7:47

先にいっていた若人
大杉手前の片斜面で撤退　いい判断ですよ

4/26 8:01

4/26 8:08

軽アイゼンとかピッケルなしでここは通れんでしょ

4/26 8:17

大杉登山口

4/26 8:19

陽当たり良いところでこの積雪

4/26 8:38

大杉への石段も露出せず

4/26 8:42

4/26 8:51

今清水の社
大杉よりこちらが大事

4/26 8:53

大杉も裏側からは違ったイメージ

4/26 8:55

普通はこちらから

4/26 9:03

大杉から稜線への登山道
雪でトレースしにくい

4/26 9:04

適当に稜線へ

4/26 9:11

4/26 9:24

4/26 9:28

今日は奥の丸山へ行く予定

4/26 9:35

この時期は樹間から全方位の山々が見れてテンション上がる

4/26 9:36

ここが三本楢という場所か
笠場越えの際、大滝の渓谷を避けここまで巻いたらしい

4/26 9:38

それらしい雰囲気はある

4/26 9:44

明日は願教寺山の予定

4/26 9:44

右手から真ん中に流れる尾根が笠場越えの尾根

4/26 9:46

登山道見上げて
上の尾根がおたけり坂

4/26 10:03

4/26 10:12

山スキーしたいなあ

4/26 10:22

おたけり坂、見た目以上にきつい

4/26 10:47

小白山、野伏ヶ岳、薙刀山

4/26 10:52

おたけり越えるとなだらか

4/26 11:17

神鳩避難小屋
まずは荷物を置く

4/26 12:57

で雪溶かして水作ったりして、丸山はスルー
まったりモードに

4/26 13:18

一杯入った所でkameyamaさん上がってきたので一緒に上へ

4/26 13:39

かなりお疲れモードで母御石の手前で撤退されました

4/27 6:01

昨日7時半ごろに到着された愛知の方より先に出発

4/27 6:11

一度は別山まで積雪期縦走したいんですが

4/27 6:14

この頃は願教寺往復する気満々でしたが

4/27 6:31

小屋の尾根と丸山、芦倉、初河山

4/27 6:38

銚子ヶ峰東面の台地
スキーで滑り込みたい

4/27 6:23

母御石〜銚子ヶ峰の稜線へ

4/27 6:34

夏道は中央から左手に廻って上がってるが、ブロック崩壊でトレースできず、右手の上部藪を30mほど藪漕ぎで直上、登山道に合流しようとしたが

4/27 7:12

藪漕ぎで眼鏡を飛ばされ見失い、探し回ること30分
後発の愛知の方が追いついた頃にやっと発見

4/27 7:13

銚子ヶ峰まで藪でてる箇所も

4/27 7:26

愛知の方も追随

4/27 7:30

銚子ヶ峰
方位盤顔出し

4/27 7:33

願教寺山へ続く稜線と手前のうえ田、笠場湿原

4/27 7:36

銚子ヶ峰から1784m峰へ

4/27 7:36

これを見た時は？でしたが、昨日登られた幸さんの作ったテラスでした

4/27 7:38

銚子ヶ峰西面

4/27 7:54

うえ田湿原入口の標柱
遊歩道整備しても良さそう

4/27 7:57

一の峰、二の峰、三ノ峰

4/27 7:54

さて下りていきますよ

4/27 8:06

手前の檜笠場湿原

4/27 8:08

その先がうえ田湿原

4/27 8:09

笠場越えは右手辺りを下りていき、六本杉、杉峠にでたらしい

4/27 8:21

ここで願教寺山に向かう方と別れ笠場峠を下るルートへ

4/27 8:21

三ノ峰どーん
白鳥から見てるとどんどん黒くなってた

4/27 8:29

うえ田湿原
オオシラビソがほとんどみたい
貫節の檜見忘れた

4/27 8:29

でここから下降する尾根へ
だだっ広いので注意

4/27 8:36

夏に笠羽谷遡行して湿原に上がってきたいですね

4/27 8:41

4/27 8:55

ほんと広い台地で、視界効かないと変な所へ下りそう

4/27 9:02

スキー板ドローンで送るサービスとかあればいいんだけど

4/27 9:16

願教寺山から下る尾根は、以前使いました

4/27 9:16

地図で見てた尾根より広いイメージ

4/27 9:18

真ん中の奥が薙刀山
右はよも太郎山

4/27 9:22

2m以上の積雪

4/27 9:24

4/27 9:25

谷側を見ると、こちらの尾根が登下降に適してるのがよくわかる

4/27 9:30

かなり下りてきた

4/27 9:34

対岸に走る林道跡

4/27 9:40

稜線からここまで山スキーの良ルート

4/27 9:43

ここから尾根は急に

4/27 9:46

谷まで一気に下る

4/27 9:55

大杉登山道から見るとツリーホールだらけで歩けるか心配でしたが全然余裕

4/27 9:57

谷まで下りると、ちょうど一箇所だけ渡れる箇所が

4/27 10:00

崩落するのは時間の問題です

4/27 10:01

林道跡に合流

4/27 10:08

4/27 10:25

林道跡でして流れが横切ってます。

4/27 10:29

大杉林道より容赦ない片斜面

4/27 10:32

4/27 10:45

笠羽谷出会いの橋が見えてきた

4/27 10:47

願教寺山の下降ルートですが、谷の渡渉は無理そうです

4/27 10:53

4/27 11:09

土砂崩落も

4/27 11:12

ホント容赦ないわあ

4/27 11:26

石徹白大滝
林道からは全容見えず

4/27 12:05

大杉登山口まで戻る
ここでほっとする

4/27 13:14

そーいや、八反滝の看板壊れてました

4/27 13:23

まだ気が抜けない

4/27 14:27

登山者に注意の看板立てた方が良いと思う
大杉まで雪山ハイキング気分で行ったら、川に放り込まれますよ

4/27 14:57

満天の湯から
2週間前と比べると結構雪保ってる

撮影機器：

SC-42A samsung

感想

typemoon

今回、雪溶けが進む前に、かって石徹白と白峰を残雪期に結んでいた笠場峠越えのルートを歩いてみたいというのが一番にあって、一日目は神鳩の避難小屋まで行き、丸山往復、二日目は願教寺山へ行った後笠場峠を下降の予定でした。が実際は、小屋についたらまったりモード突入、二日目は眼鏡騒動の後、新しいルート歩くのに余裕が必要じゃね、と思い直し、結果的には正解でした。kameyama3さん、やるやる詐欺ですみません。笠場峠については、「白山奥山人の民俗史」橘礼吉著に詳しく、笠場峠の周りで、桧笠の原料となる笠木を採るため天然桧が伐採されていたそうです。
締まった雪道で、積雪が低木埋めた最短ルートをとれるという事で使われたようですが、雪面の状況で刻々と変化するのを見抜く判断力や登行技術を昔の人達は持っていたんでしょうね。
人の行き来を感じつつ、山スキールートとしても良好なコースと感じました。ただアプローチの笠羽谷林道の困難さを鑑みると、楽には行けないです。
最後に、大杉林道、雪解けが進むまで、ピッケル、前爪付きアイゼンを持つ雪山登山者以外の通行を止めた方が良いかと。GWに、気軽に入山できると勘違いした登山者入ると川に放り込まれますよ。林道自体、除雪が進んでも、各所の斜面崩落の工事で当分通行止めかと。