満開の福寿草:大ドッケ〜大平山〜七跳山


- GPS
- 09:12
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,646m
- 下り
- 1,650m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 9:08
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行き:花園IC 4:45 ⇒ 天目山林道入口付近 5:50(1時間05分) 帰り:天目山林道入口付近 15:45 ⇒ 花園IC 17:10(1時間25分)途中寄り道15分 皆野寄居有料道路:430円(PasmoまたはSUICAで支払い可能) 【駐車場】 登山口付近の駐車場や公共バス利用の場合の情報については xsachix さんと Wayn さんの次のヤマレコ記録が大変参考になりました。 ◆大ドッケ 福寿草は満開🌼 秩父浦山 2022年03月13日(日) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4078755.html 私の場合は昌安寺前バス停広場を利用しました。朝6時過ぎに到着時点で1台駐車中(登山者かは不明)で15時過ぎに戻った時は自分の車以外いませんでした。 登山口の天目山林道入口の橋までは徒歩5分の距離です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆天目山林道入口〜61号鉄塔(行き40分、帰り30分) ・さんざん過去の記録を見ていたのに、林道から右斜め上に登山道に入る地点を素通りして少し先でスマホ地図を見て通り過ぎていることに気付き、10分ほど時間ロスしました。 ・天目山林道入口の橋を渡って民家を2〜3軒過ぎた右手が登山道入口でした。橋から40m〜50m位です。分岐の30m位先に送電線鉄塔の位置を指示する「新秩父線61号に至る」と記された黄色いポールがありました。 ・その後は61号と記された黄色いポールが何ヶ所かあり、細久保集落跡へ向かう道との分岐点を示すポールを最後に鋭角に曲がるとジグザグを経て地蔵峠に至ります。 ・地蔵峠からは登山道は尾根上を行くので時々現れる赤テープや樹木の赤ペンキを確認しながら歩くと61号鉄塔に着きます。 ◆61号鉄塔〜大ドッケ(行き1時間20分、帰り1時間) 尾根上を忠実に辿る単調な登山道で、稜線から外れてトラバースする踏み跡があったりしますが、いずれ合流します。 ◆大ドッケ〜福寿草自生地下降点(行き20分、帰り15分) 大ドッケから1315m独標まで10分(帰りは5分)、1315m独標から下降点まで10分と歩く距離は短いです。下降点付近に着くと尾根が消え、平らな広場のような地形になります。 ◆下降点〜福寿草自生地(下り15分、上り20分) 東面のカラ沢の沢状斜面にある福寿草自生地までは稜線から少し下ると右側の沢筋よりも左側の尾根筋に明瞭な踏み跡がジグザグについており、最後は自生地の斜面一面が黄色く色づいているので直ぐに分かります。 ◆下降点〜大平山(行き1時間、帰り35分) 道はだんだんと不明瞭になりますが、どこでも歩けるので30分位で1469m標識の丘に着きます。緩やかに下りきると平らな草原風となり、進行方向左側に林道のような形状の車1台分の幅の道が現れ、スマホのヤマレコ地図には累積されたGPS軌跡の歩いた形跡がオレンジ色で濃くなっており、大平山頂上近くでオレンジ色が直角に折れている地点まで林道を辿りました。林道が大平山頂上近くで緩やかに「くの字」に曲がる突端が山頂へ突き上げる最適地点で、斜面に取り付いて10分もかからず大平山頂上でした。帰りも大平山からは林道に下りて来た道を戻りました。 ◆大平山〜七跳山(行き1時間、帰り35分) 大平山を10分も下ると大クビレに出ます。ここはは車が通れる明瞭な林道が横切っています。林道を横断して向かいの斜面(尾根)に取り付いて尾根らしき斜面を辿れば小さなコブを2〜3回越えて七跳山に到着です。不明瞭ですが踏み跡らしきものはあります。七跳山から日原方面は木立の葉が落ちているので見通しはありますがこの日は生憎と遠望はなく富士山は見えませんでした。 |
その他周辺情報 | ◆コンビニ 花園ICから登山口の天目山林道入口までのルート上で最後のコンビニは秩父鉄道・影森駅に近いセブンイレブン秩父影森店になる。この後は国道140号から浦山ダム方面の県道73号に左折して天目山林道入口(浦山大日堂)に至るまでコンビニはない。 ◆リトリートフィールドMahora稲穂山(旧・ムクゲ自然公園) 昨年(2021/2/22)四阿屋山に登った帰りに花園ICへの途中で、ここに寄ってロウバイ・福寿草・秩父紅を鑑賞しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
靴
サブザック
アイゼン
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
・大ドッケ(あるいは大平山)の福寿草自生地に咲く満開の福寿草を見るために初めて行きました。
・事前にヤマレコの過去の記録を見て情報収集し、細久保集落跡から沢沿い行くルートは分かりにくく時間もかかりそうなので始めから地蔵峠・大ドッケ経由の尾根から往復する計画を立てました。福寿草自生地をただ往復するだけでは時間が余るので福寿草鑑賞後は大平山から七跳山まで往復するプランとしました。バリルートでコースタイム不明なので他の記録を複数参考にして七跳山往復可能と試算しましたが、結果的には想定時間より速く歩くことができ、予定より1時間以上早く下山できました。
・お目当ての福寿草はちょうど見頃を迎えており、天気も良さそうな日を選んで出かけたので陽射しもたっぷりあって最高の状態で福寿草を鑑賞することが出来ました。
・自生地にはこの日の一番乗りで、約40分ほど滞在しましたが、自分の15分後に単独男性が稜線側から到着、30分後には高齢夫婦がやはり稜線側から到着、みな毎年福寿草の咲く時期に訪れているとのことでした。自生地を辞去して稜線に登り返す途中でもう一組の高年夫婦とすれ違いました。七跳山から下山中にも自生地への下降点付近でちょうど花を見終わって稜線に登って来られた中年男女と会い、話をしたら他には誰もいなかったと言うことで、この日出会ったのは4組7名でみな自生地の福寿草目当てでした。天気も花も最高の日なのにこんなに登山者が少ないのは平日だったからでしょうか。
・福寿草群落は広大で、これだけ集中的にこの場に育って花をつけているのは驚きとしか言いようがありません。沢沿いのルートにせよ、尾根からのルートにせよ、3時間以上歩かないと辿り着けないような場所に生育しているからむやみに荒らされないで保護されているような気がします。これ以上踏み跡が広がらずに毎年毎年咲き続けて欲しいと思います。
・過去のヤマレコ記録では秘密の花園なので場所が特定できないようにGPS軌跡図を載せなかったり、掲載写真も敢えて撮影時刻が表示されないような工夫がされていましたが、今やヤマレコの計画ルート作成機能「らくルート」の地図にはカラ沢の標高1230m地点に○印があって、はっきりと「福寿草自生地」と表示される状況なのでGPS軌跡も時刻表示付きの写真もそのまま掲載しています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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私が行った時も満開だと思っていましたが
あの時より黄色が濃く本当の満開でしたね。
七跳山まで行かれたなんて凄いです。健脚だわ。
来年もあの景色を見たいと思いますが次回は尾根のピストンかな?
先日の大きな地震で沢コースの崩壊が進んでいないか心配です。
コメントありがとうございます。今年はなかなか開花情報が遅く、レコの数も少なったのでxsachixさんのレコを見て満開との情報で俄然行く気になった次第です。週末に暖かい日が続いて雪も解け、開花が進んだようです。初めての場所だったので駐車場情報はとても助かりました。ありがとうございました。
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