記録ID: 4085969
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アルパインクライミング
蔵王・面白山・船形山
七ヶ宿町峠田岳。東稜
2022年03月16日(水) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 09:58
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 775m
- 下り
- 781m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:55
6:20
8分
スタート地点、滑津大滝駐車場
6:28
6:39
161分
ワカン装着地点
9:20
9:44
63分
752m東稜取り付き地点
10:47
10:47
25分
820m東稜第二稜合流地点
11:12
11:12
44分
910m東稜第一稜合流地点
11:56
11:56
22分
938m大岩下
12:18
12:18
27分
1022m東稜の頭
13:39
13:39
45分
1022m東稜の頭
14:24
14:24
28分
772mのコル下降地点
14:52
14:52
83分
林道
16:15
ゴール地点、滑津大滝駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 駐車地点より白石川を渡った所でワカン装着、林道を歩き林道が無くなったら沢沿いに樹林帯を進み752m東稜取り付地点まで進む、湿雪だが深く沈む事は無い。取り付き地点でアイゼン、ハーネス、ヘルメット装着。 東稜取り付地点〜東稜の頭 東稜の末端は岩壁なので左側の灌木の稜から取り付く、これを少し登ると細い稜に不安定な1〜2mの雪が乗った急な雪稜がほぼ東稜の頭迄続く、途中岩場は無いが雪稜に横に 亀裂の入った所が1ヶ所有り乗越しに苦労した、岩場では無いが上部の1022m付近に大岩が有る、これは右から回り込むが雪が多い今回は雪壁を登るようになり一苦労した。ここを越えると樹林の尾根になり東稜の頭に至る、後は峠田岳迄ひと踏ん張りである。 下降 峠田岳から東稜の頭まで戻り北面左稜を下る、ここは痩せてはいないが下り始めがかなり急である、722mのコルまで来たら右側に樹林帯の沢を下って行くと来る時に歩いた林道に出る。 今回の雪質 気温が高く全体に湿ったグズグズの雪質で歩いていて全く快適ではなかった、雪稜は足首からスネ位の沈み込みでピッケル、アイスハンマー深く突き刺して進んだ。 東稜の名称 山に向かって左端が主稜、主稜820m付近から右側に伸びる稜を第二稜、主稜910mから右側に伸びる稜を第一稜と呼ぶ事にし第一稜の右側のスラブを第一スラブ、一、二稜の間のスラブを第二スラブ、二稜と主稜との間のスラブを第三スラブと呼ぶ事にする、しかしこれらの事は地形図からは解りづらく現地に行ってみて初めて解る事である。2020年3月に第一スラブ、2021年2月に第三スラブを登攀している。 危険箇所等 雪質や気温によって各スラブから雪崩が起きる、今回各ルートの取り付き付近でデブリを見た、また各稜の末端が岩壁になっており落雪や落石の危険が有る。 |
写真
撮影機器:
感想
七ヶ宿町、峠田岳東稜(主稜)を登る。
4年前の1月峠田岳を登る途中に見た東稜は雪を美しい雪稜だった、この雪稜に魅せられて3年連続で通っている。過去2年はスラブの登攀(今日のコンディションでは登る気になれない)だったが今年は本命主稜に向かう、今回は美しい雪稜ではなかったが不安定な雪稜は緊張と興奮の連続であり満足のいく登攀となった。
昨夜の地震で亡くなった方々にはご冥福をお祈りいたします、被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。私や家族には特に被害はありませんでした。
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