音羽山-逢坂山-長等山
- GPS
- 06:43
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 923m
- 下り
- 926m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:43
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
3/16は天候が良く、暖かいので何処かに行かないとじっとしていられないような日だった。そこで、膳所の裏山に行こうと御用池に行くと、車が数台あって釣り人が糸を垂れていた。車の割には人影が少ないなと思っていると、ボートを漕いでいる人を見た。此処にもボートがあることを初めて知ったのだ。確かに岸からだけよりも池の真ん中の方が人の影響を受けなくていいかもとは思うが・・・・・
林道を奥に進むと鳴滝不動で、ここの祭神は何時なのだろうか、一度は見てみたいような気がしたのはなぜだろうか?。林道もそこで終わり、小沢の先辺りから地図の点線を追うべく急斜面の尾根を登りだした。急な上に細い木々の密集した尾根は歩きにくいが、それを手にしているので安心して登れるのがありがたい。いつの間にか傾斜も緩んでくると思ったら、音羽山稜線に飛び出した。家から丁度2時間だ。すぐ先が音羽山山頂である。
今日は天候が良く暑いくらいの気候で、汗びっしょりで琵琶湖と山科の街並みと比叡山、それと蓬莱の残雪を楽しむことが出来た。さて、これからどうするか?悩んだ末、1号線を越えて逢坂山、長等山を越えて皇子山の初御代桜を見に行こうと決めて東海自然歩道を進む。BBCや大津駅への分岐で思わず、知り合いに出っくわして久しぶりと挨拶が出来たのが嬉しかった。
東海自然歩道の階段は堪らないので、逢坂集落の水車谷コースへと谷道に進んだ。1号線を越えて大谷駅を通過して長等公園への道から左に進むと小さな公園があった。どうもここから逢坂山へ登山路があるらしいので、公園でランチとした。この周辺は長等公園から一度だけ通った記憶が微かにあるのだが、確か馬場があったはずなのだが。もっと奥の方のようだ。
ランチ後、公園の獣害ネットを越えて進むと、いやにブッシュの多い踏み跡も見えないような登路に最近は登山者がほとんどいないコースのようだ。その先には倒木やブッシュで何処を通ればいいのか途方に暮れそうな藪に、どうすべきか少々悩んだものの、他に行くべき道を知らないことと、GPSから距離的にも逢坂山までも近いこともあるので、このまま地図の点線通りに進むことにした。
藪を進んでいると地図の点線は左に斜面を登るらしく、急斜面を木々をつかみながら息を切らせて登るばかりだ。空が近くに見えるのだけが唯一の楽しみで、シンドイ思いを続けていると、明るくなってそこは送電線鉄塔であった。そして、当然ながら、登山路がそこにあるのを見て、ホッとしたものだ。緩やかな稜線を進むと直ぐに逢坂山山頂で、すぐ先に琵琶湖を見下ろせる展望台があった。春も本番のような今日のような日には琵琶湖の水の色が若干緑色に近い感じになっているような気がしてならないのだが、どうしてだろうか?
逢坂山から小関越えは直ぐだと思っていたが、意外と急斜面の掘り割で杣道風なのには、自分の理解のいい加減さを身に染みる思いだ。小関越えからの三井寺裏の四辻、三井寺敷地内の長等山までは記憶のままの道で、思い違いの無い楽勝の道であった。此処からの琵琶湖もいい景色だ。藤尾と如意が岳と皇子山との四辻からも、何度となく来ているので、慣れた道だ。皇子山ゴルフ場でも、天候の良い日なので賑わっているらしく声が聞こえてくる。
三角点のある長等山にはコブシと枝垂れ桜の幼木が鹿害防止ネットで覆われている。周囲の見えない山頂は魅力がないので、すぐに下って行くと長等山テラスと名付けられた展望台がある。これはある会の方々の尽力で整備されたらしいが、琵琶湖を真下に、東岸の平野を眼前にする見事な場所だ。整備されている方たちに感謝感謝である。もうすぐ下が皇子山で、初御代桜の満開が待ちどうしいと急いで急斜面を下ると山上不動尊だ。湖西道路を超えて駐車場の先に真っ赤な、たわわな花弁が一杯の初御代桜があった。
沢山の人が花や子どや犬などにカメラを向けて楽しんでいる。琵琶湖と初御代桜もいいし、子供と一緒もいいし、犬も意外と桜と合うような気がしてきた。
今日は一人で、あてもなく歩き始めたが天候がいいことが一番であるが、初めてのコースを道探しながら歩くという最高の楽しみと共に満開の桜見物が出来て満足であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する