記録ID: 4100243
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雪山ハイキング
中央アルプス
簫ノ笛山（中ア空木岳の前衛峰。美しい山名に惹かれて）
2022年03月21日(月) [日帰り]
MonsieurKudo
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:44
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 754m
- 下り
- 741m
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日帰り
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 4:44
| 天候 | 薄曇り時々晴れ 微風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
中央道の駒ヶ根ICを下りて長野県道75号（中央アルプス通り）を進み、駒ヶ根スキー場へ。 駒ヶ根スキー場を通り過ぎ、市道山手線を走って林道古城線へ。 古城公園あかつきの塔の手前100mほどの所に広い駐車スペースがあります。 路面に積雪、凍結はありませんでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
以前は登山道もなく、登るにはバリエーションルートしかありませんでしたが、現在は登山道が整備されています。 磐田の森の先に登山口があり、道標やピンクテープも設置されています。 標高1,200mを越えた辺りから残雪があり、1,300mを越えると雪道になりました。 明瞭なトレースがありました。 雪質は固く締まっていてトレースを外しても沈むことはなかったです。 基本的にずっと急登が続きます。 特に急な箇所にはロープが設置されていましたが、雪に埋まっていました。 往路はノーアイゼン、復路は12本爪アイゼンを付けました。 |
| その他周辺情報 | ＜信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯＞ ■入浴料金 大人（中学生以上）：700円 小人（小学生） ：300円 小学生未満 ：無料 ※モンベルカード、またはJAF会員証提示で50円引き。 ■営業時間 10:00〜20:30（入館締め切り19:30） ■休館日 第2、第4水曜日（祝祭日の場合は翌日に振替） 入館時に検温があります。 サウナは利用可能ですが、入室人数が6名までに制限されています。 URL http://www.komakusanoyu.com/onsen.htm |
写真
以前に中央道の駒ヶ岳SAで見た、この山座同定盤で知って以来、ずっと気になっていた「簫ノ笛山（しょうのふえやま）」に今日は登ります。※この写真は過去のものです。
2
以前に中央道の駒ヶ岳SAで見た、この山座同定盤で知って以来、ずっと気になっていた「簫ノ笛山（しょうのふえやま）」に今日は登ります。
※この写真は過去のものです。
※この写真は過去のものです。
古城公園あかつきの塔の手前100mの場所にある駐車スペースに車を停めて出発です。
駐車スペースの真ん前に磐田の森への道があるので、そこを進みます。
ちょっと登ると磐田の森です。
磐田市は静岡県の都市で、駒ヶ根市とは友好都市提携を結んでいます。
磐田市は静岡県の都市で、駒ヶ根市とは友好都市提携を結んでいます。
簫ノ笛山登山口。
ここから入山します。
ところで、道標は「蕭」の文字になっていますが、「簫」が正しいです。
ここから入山します。
ところで、道標は「蕭」の文字になっていますが、「簫」が正しいです。
以前はこのビール缶が木に刺してあって、それが目印だったようですが、今は地面に落ちていました。
階段を整備したときに使ったと思われる丸太とロープ、木槌が置かれていました。
丸太階段はここで終わり。
脇に丸太が積んであったので、この先もいずれは階段が作られるのかな？
脇に丸太が積んであったので、この先もいずれは階段が作られるのかな？
さらに少し登ると、ほぼ雪道になりました。
トレースがありますね。
トレースがありますね。
信州大学農学部による、ニホンジカ流出状況調査のためのセンサーカメラが設置されていました。
簫ノ笛山に登頂です。
周りは木々に囲まれていて展望はありません。
ですが、木々の向こうには間近に中アの山々が見えました。
周りは木々に囲まれていて展望はありません。
ですが、木々の向こうには間近に中アの山々が見えました。
ドローンを真上に飛ばしてみると、絶景が広がっていました。
左から烏帽子ヶ岳、念丈岳、奥念丈岳、仙涯嶺、南駒。
手前に黒覆山。
左から烏帽子ヶ岳、念丈岳、奥念丈岳、仙涯嶺、南駒。
手前に黒覆山。
手前の池山尾根の向こうに檜尾岳、島田娘の頭、宝剣岳、中岳、伊那前岳、将棊頭山。
南アのオールスターズが揃い踏み！左から鋸岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳、白峰三山、塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳。
眼下には駒ヶ根市の街並み。
あの辺りに住む方は毎日南アと中アを眺められるので、羨ましい限りです。
2
3/21 9:23
南アのオールスターズが揃い踏み！
左から鋸岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳、白峰三山、塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳。
眼下には駒ヶ根市の街並み。
あの辺りに住む方は毎日南アと中アを眺められるので、羨ましい限りです。
左から鋸岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳、白峰三山、塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳。
眼下には駒ヶ根市の街並み。
あの辺りに住む方は毎日南アと中アを眺められるので、羨ましい限りです。
左から美ヶ原、霧ヶ峰、浅間山、八ヶ岳。
昨日登った蓼科山も綺麗に見えています。
昨日登った蓼科山も綺麗に見えています。
この写真の中央が簫ノ笛山の山頂です。
こうして見ると、尾根の途中にしか見えませんね。
こうして見ると、尾根の途中にしか見えませんね。
ここで朝食にしました。
今日は白みそクリームポタージュとまるごとバナナ。
今日は白みそクリームポタージュとまるごとバナナ。
この先を進むと、空木岳への池山尾根ルート上にあるマセナギに至ります。
マセナギへは1.8km。
いずれは歩いてみたいですね。
今日はピストンで戻ります。
いずれは歩いてみたいですね。
今日はピストンで戻ります。
ただいま〜。
あれ、車が1台増えてますね。
山行中は誰にも会わなかったのですが、古城公園内を散策でもしているのかな？
あれ、車が1台増えてますね。
山行中は誰にも会わなかったのですが、古城公園内を散策でもしているのかな？
あかつきの塔に寄り道。
駐車スペースから100mくらいの場所にあります。
駐車スペースから100mくらいの場所にあります。
ここは展望台になっていて、八ヶ岳や南アが一望できました。
こんなに晴れるなら、蓼科山に登るのは今日にすれば良かったかな？
こんなに晴れるなら、蓼科山に登るのは今日にすれば良かったかな？
それにしても素晴らしい展望です。
左端は北八ツ、右端は白峰三山ですね。
ここからの夜景も綺麗らしいです。
左端は北八ツ、右端は白峰三山ですね。
ここからの夜景も綺麗らしいです。
仙丈ヶ岳をアップで。
こちらから見る仙丈ヶ岳は、結構険しい印象ですね。
こちらから見る仙丈ヶ岳は、結構険しい印象ですね。
左から硫黄岳、横岳、阿弥陀岳、赤岳。
横岳の大同心も確認できますね。
横岳の大同心も確認できますね。
こまくさの湯に向かう途中で見えた千畳敷カール。
太陽の光を受けて白く輝く雪斜面が何とも美しいです。
太陽の光を受けて白く輝く雪斜面が何とも美しいです。
千畳敷カールと宝剣岳をアップで。
カールを登る人の姿も確認できます。
カールを登る人の姿も確認できます。
久しぶりにこまくさの湯にやってきました。中アの山に登るときって、大体下山時間が遅くなってしまうので、いつもこぶしの湯になるんですよね。
今日は思う存分、絶景を楽しみなら入浴できました。
1
3/21 12:02
久しぶりにこまくさの湯にやってきました。
中アの山に登るときって、大体下山時間が遅くなってしまうので、いつもこぶしの湯になるんですよね。
今日は思う存分、絶景を楽しみなら入浴できました。
中アの山に登るときって、大体下山時間が遅くなってしまうので、いつもこぶしの湯になるんですよね。
今日は思う存分、絶景を楽しみなら入浴できました。
中央道の諏訪湖SAで食事休憩。明るいうちに寄ることはあまりないので、ここでも景色を楽しみました。
鉢伏山（左）と二ツ山（右）。
1
3/21 13:41
中央道の諏訪湖SAで食事休憩。
明るいうちに寄ることはあまりないので、ここでも景色を楽しみました。
鉢伏山（左）と二ツ山（右）。
明るいうちに寄ることはあまりないので、ここでも景色を楽しみました。
鉢伏山（左）と二ツ山（右）。
北八ツ。
左から蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山。
ああ、今日蓼科山に登っていればなぁ。
左から蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山。
ああ、今日蓼科山に登っていればなぁ。
SAの外れまで行くと八ヶ岳が一望できます。（電線がちょっと邪魔ですけど）左から中山、天狗岳、根石岳、硫黄岳、峰の松目、横岳、赤岳＆阿弥陀岳（赤岳と阿弥陀岳が重なっているので、見えているのはほとんど阿弥陀岳です）、権現岳、西岳、編笠山。
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3/21 13:48
SAの外れまで行くと八ヶ岳が一望できます。（電線がちょっと邪魔ですけど）
左から中山、天狗岳、根石岳、硫黄岳、峰の松目、横岳、赤岳＆阿弥陀岳（赤岳と阿弥陀岳が重なっているので、見えているのはほとんど阿弥陀岳です）、権現岳、西岳、編笠山。
左から中山、天狗岳、根石岳、硫黄岳、峰の松目、横岳、赤岳＆阿弥陀岳（赤岳と阿弥陀岳が重なっているので、見えているのはほとんど阿弥陀岳です）、権現岳、西岳、編笠山。
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：12.70kg
|
|---|
感想
前日の蓼科山に続き、連登です。
せっかく長野まで来たのに、1日で帰ったら勿体無いですからね。
今日は以前、中央道の駒ヶ岳SAに寄ったときに見た山座同定盤に記載されていて、良い名前の山だなと思い、以来ずっと気になっていた「簫ノ笛山（しょうのふえやま）」に登ってきました。
名前の由来は諸説ありますが、「駒ヶ根市誌自然編�供廚箸い�書籍では、「里の人の話では、スズタケを採りに入ると、木枯らしに吹かれてヒューヒュー鳴る音からという」とされています。
深田久弥氏も、「日本百名山」のなかで「簫ノ笛山、どんないわれか知らないが美しい名前である」と記しています。
以前は登山道も無く、バリルートで登るしかなかったようですが、近年登山道が整備され、登りやすくなったようです。
基本的にずっと急登でなかなかに疲れましたが、残雪も思ったより少なくて拍子抜けでした。
雪の状態がわからなかったので、チェーンスパイク、12本爪アイゼン、スノーシューを持って登りましたが、結局下りで12本爪アイゼンを使った以外は重しになっただけでした（笑）。
まあ、いいトレーニングになったのでいいですけど。
山頂での展望が無いのはわかっていたので、ドローンに活躍してもらいました。
上空からは雪を戴いた中アの峰々が間近に見え、絶景を楽しむことができました。
車を停めた駐車スペース近くにあった「あかつきの塔」からは、八ヶ岳や南アが一望でき、そこでも景色を堪能できました。
帰りに休憩で寄った中央道の諏訪湖SAからも素晴らしい景色を見ることができましたが、中央道は渋滞に次ぐ渋滞。
14時前にSAを出発して、家に着いたのは19時でした（笑）。
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簫ノ笛山、どこかで聞いた名前だな…🤔と思ってレコを読み進めてみたら、そうだ池山尾根のマセナギ分岐で「簫ノ笛山だって〜どんな山だろう」と私も気になっていたことを思い出しました。
深田久弥氏もその名前に触れられているとは。
実際地味な山でも、名前に強くひかれることってありますよね(*^^*)
コメントありがとうございます。
そうです、池山尾根のマセナギ分岐からも行くことができる山です。
最近は過去に登った山を季節を変えて登ることが多かったのですが、久しぶりに新規の山に登ってみました。
実際行ってみたら、山というより尾根の途中みたいな感じでしたけど。
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