忠別岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
天候 | 快晴 / 稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大雪高原温泉へ続く林道を通って忠別岳を目指してみた。
朝5時15分に林道ゲート前からスタート。まずはひたすら林道歩き。
ヘッドライトをつけて暗闇の林道を進んでいく。この日は良く締まった雪でラッセルも浅かった。空を見上げると星がきれいだったので途中からヘッドライトを消して星を眺めながら歩いていた。いい雰囲気だった。30分もすると薄ら明るくなってくる。
林道を約1時間30分ぐらい歩いて音更橋を渡ったところから右の尾根に取り付く。尾根の横に付けられた作業道跡?に合流し、その後はしばらく作業道跡を進んでいく。
作業道跡の終点辺りまで登ると正面には真っ白な稜線が見えてくる。左から回り込むような感じで進む。急斜面を登って稜線まで上がると背後には石狩岳や遠くには北大雪の山々も良く見えて素晴らしい眺めだった。
少し下では無風で暑いぐらいだったのに稜線では風が強くて寒かった。ちょうど真正面から吹いてくる風で顔が痛くなったのでバラクラバを薄手のものから厚手のものに交換した。めっちゃお腹が空いていたけど食料が吹き飛ばされそうだったのでガマン。下で食べておけばと後悔した。
標高1600m辺りからスキーアイゼンを付ける。雪はそんなに硬くなくスキーアイゼンが良くきいてかなり登りやすかった。景色も良くて360度のパノラマを見ながらの快適な登りだった。
忠別岳の山頂には11時45分に到着。スタートから約6時間半だった。8時間以上掛かると思っていたけどラッセルが浅かったおかげで予定よりかなり早く着くことが出来た。予定より早く着いて時間もたっぷりあるので山頂でまったりしたかった。しかし風が強くて寒いためそんなに長居は出来なかった。残念。
12時15分、滑降開始。
稜線のクラスト斜面はスキーのエッジが良くきいて意外と滑りやすかった。一部吹き溜まりのところはゲレンデの圧雪斜面のような感じだった。稜線から下はプチパウダーで快適な滑りを堪能できた。標高1300m辺りで登りルートに合流。その後の緩斜面も棒立ち状態で林道まで滑っていけた。楽チンだった。
林道は緩い登り返しも多いしほぼフラットでまったく滑らないしで長くてかなり面倒だった。帰りも登りとほぼ同じぐらいの約1時間30分も掛かった。でも一応シールは付けなくても戻れた。
夏の忠別岳は縦走のついでに通過するだけのことも多いけど冬にここだけに登り(滑り?)に来るのもいいもんだと思った。色々ルートが取れそうなので違うルートでまた行ってみようかと思っている。
コメント
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aofukurohさん 始めまして・・・
当日、同じ登山口からスタートして「シビナイ岳」に登って来たエバと言います。
あのルートから登る山は、シバ山とシビナイ岳くらいと考えていたので先行の
トレースがどこへ行ったのかとても興味がありました。
私たちは音更橋手前から尾根に取付きましたのでそこからは別ルートでしたが、
トレースのお陰で得したルートを見つける事が出来、私たちも登頂して無事下山
出来ました。行きも帰りもあなたの方が先でしたがトレースのお礼をこの場を
お借りして申し上げます。
私の報告は http://blog.goo.ne.jp/ebachan0516/
から見られます。
どこかの山で会えると嬉しいですね。すごい報告ありがとうでした・・
エバさん
はじめまして、こんにちは。
ブログはいつも見させてもらっております。
林道のトレースはエバさんたちでしたか。
帰りに二人分のトレースが付いていて、ずっと何処に行ったのか気になっていました。あの時間だったので山中泊で大雪縦走でも行ったのかなと思っていました。
シビナイ岳という山があったんですね。知りませんでした。
今度はシビナイ岳がある方の尾根から忠別岳へ行ってみようかと思っていたのでブログとても参考になりました。
今後ともよろしくお願いします。
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