遭難しかけた甲武信岳

2010年02月08日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,586m
• 下り: 1,584m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 5:50
• 合計: 9:30

6:30 西沢渓谷入口バス停
6:30 6:30 ねとりインフォメーション
6:30 6:30 近丸新道登山口
6:30 7:00 徳ちゃん新道登山口
7:00 7:00 徳ちゃん新道分岐
7:00 11:00 戸渡尾根分岐
11:00 11:20 木賊山
11:20 11:40 甲武信小屋
12:20 12:30 甲武信ヶ岳
12:30 12:30 甲武信小屋
12:30 13:00 木賊山まき道分岐
13:00 13:00 戸渡尾根分岐
13:00 13:00 徳ちゃん新道分岐
13:00 13:00 徳ちゃん新道登山口
13:00 13:00 近丸新道登山口
13:00 13:00 ねとりインフォメーション
13:00 13:00 西沢渓谷駐車場
16:00 16:00 西沢渓谷入口バス停
16:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

この山行の一週間前に、近丸新道からスタートしたのですが、トレースの無い雪道を進んでいくうちに登山道を見失ってしまいました。
来た道を戻るのも危険に感じたので、尾根へ登って携帯で位置を確認したところ、すぐ近くに林道があり、その長い林道を下って西沢渓谷に戻って来ることができました。
今回の山行はリベンジで徳ちゃん新道から登ったのですが、またもや危ない目に・・・。

写真

山頂貸し切り。

2/8 6:32

甲武信ケ岳リベンジのスタートだ。

2/8 6:49

西沢渓谷の林道はカチカチで、無数の鹿の足跡も。

2/8 6:55

徳ちゃん新道入口。

2/8 7:16

2/8 8:33

2/8 10:24

2/8 10:59

木賊山と巻道への分岐。
行きは甲武信ケ岳方面へ、帰りは破風山(巻き道)方面からやっとのことで戻ってくることになるとは知らず・・・。

2/8 11:00

トレースはあるものの、ほぼひざ上のラッセル・・・。

2/8 11:11

2/8 11:12

まだまだ続くラッセル。

2/8 11:20

木賊山の山頂。

2/8 11:20

ここから一旦下るけど、すでにトレースは無し。
敗退したくなる気持ちを奮い立たせて進みます。

2/8 11:28

木賊山を下ると目の前に目指す甲武信ケ岳が現れます。

2/8 12:07

ここまでの長い登りや、長いラッセルで体力をかなり消耗したけど、甲武信ケ岳を目指して再び登り返します。

2/8 12:14

山頂まであと少しだ。

2/8 12:25

やっとのことで山頂に！

2/8 12:44

甲武信小屋近くから始まる巻き道。
木賊山を登り返すのを避けい気持ちから巻き道へ。
この判断が良かったのか・・・。

2/8 13:01

巻き道ではワカンやスノーシューが適した積雪でしたが、当時はそんなものは持っていない。
この分岐を右に行って木賊山の分岐を目指すのだが・・・。

2/8 13:01

マジかっ・・・。
登りで、なおかつ腹までの積雪。
ここまで来るのに体力は相当消耗している上、ビバークできる程の装備も無し・・・。
これほどのラッセルをあとどのくらい続ければいいのか分からず、先週の敗退に続き、またもや遭難という二文字を身近に感じてしまいました。

2/8 14:51

度重なるハードなラッセルを終えて、やっと安心できる所まで下りて来ました。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX35 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック

感想

aki

今回の甲武信ケ岳は、本当に遭難という事態を身近に感じた山行でした。
まだ42才で体力もまだあったが、50を過ぎた今では体力を使い果たして帰って来れなかったかもしれない。
オマケにその年は本厄だったのを今気が付いた。
何かに守られたんだろうな。