相模原「城山かたくりの里」は春爛漫のカタクリとオオミスミソウの里
東京都
神奈川県
e351spAz
その他2人 - GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 284m
- 下り
- 301m
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標高グラフを拡大| 天候 | 曇ときどき晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス | 自宅から徒歩 |
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感想
スギ花粉も少し落ち着いてきたので、カタクリの花を見に行くことにした。
場所は相模原市緑区川尻にある「城山かたくりの里」。
相模原市緑区ではあるが隣接地域に生まれ育った半地元民としては未だにこの辺りは城山町であるという意識が強い。
相模原市緑区ではあるが隣接地域に生まれ育った半地元民としては未だにこの辺りは城山町であるという意識が強い。
津久井郡城山町が相模原市に編入した際に、例えば「城山川尻」のようにそれぞれの町名の前に「城山」を付けて残すということもしなかったため現住所には城山の名称はない。
津久井郡城山町が消滅してから15年経つが、それでも「城山かたくりの里」という名称なのは、現地の人にも未だに「城山町」の意識が残っているのだと思う。
「城山かたくりの里」まで片道6�匱紊曚品發い討い�。
八王子南バイパスの建設地を通るが、ゆりのき台のトンネルが開いてから素人目にはここ2年ほどあまり捗っていないように見える。
途中からURのグリーンヒル寺田の中を歩いていく。
高層棟もあるが低層のタウンハウスも多く、緑地が多い。
多少駅からは遠いが、これだけ緑地が多い別荘地のような雰囲気の団地としては便利な場所ではないだろうか。
グリーンヒル寺田から多摩丘陵の尾根に上がって振り返ると、なんと日光連山が見えている。
御岳山や高尾山からは何回か見えたことはあったが、多摩丘陵から見たのは初めてだ。
昨日の雨で空気が洗われたのだろう。
日光付近は晴れて陽が当たって山肌も白く輝いていたが、奥多摩〜丹沢方面は低い雲が取れないままだ。
今日は西の方は雲が取れにくかったようだ。
城山湖から草戸山方面に登れる小松城跡入口を過ぎると「城山かたくりの里」はすぐそこ。
ここにカタクリの名所があることは子供の頃から知っていたが、自宅付近の多摩丘陵でもカタクリが見られるところがあるのでわざわざここまで来たことはなかった。
数年前に「城山かたくりの里」のカタクリ群落がすごいことを知り、高尾山の日影沢でハナネコノメを見てから南高尾山稜を経てここまで歩こうと計画し、結局花粉がすごいので中止したことがあった。
ほとんどの人が車で来るようで、到着した9時半の時点で駐車場はほぼ満車で警備員も出ているほど。
駐車場で満開だったのはアマギヨシノとカンヒザクラの交雑種である「ヨウコウザクラ（陽光桜）」。
この桜は花弁が大きく色が濃く強健種なのでソメイヨシノより広まってもいいのになと思う。
「城山かたくりの里」は例年3月中旬から4月の中旬までしか開放していない私有地のようだ。
入ってすぐに赤花と黄花のミツマタに出迎えられたが、この花の香りはスギ花粉で敏感になった鼻腔にはちょっと刺激が強くあまり得意ではない。
山頂に配水池とアンテナのある標高200mほどの小さな山の北斜面にカタクリがびっしりと群生していた。
カタクリは氷期のレリック（遺存種）とされ、関東地方では北斜面に分布することが多い。
前に豪雪地である新潟県内でカタクリを見た時は、関東地方にあるものとは違い株も大きく、方位もそれほど関係していないように見えた。
ここでは、その新潟県に分布するオオミスミソウもたくさん栽培されていた。
実はオオミスミソウは山野草を種から育て増やしている方から種をいただいて、ここ20年以上自宅でも栽培している。
なのでそんなに珍しくはないのだが、オオミスミソウは交雑することで色も形も様々になるのが面白い。
こんなに濃い色になるのかとか、こんなに花弁の多い八重咲になるのかとか見飽きることがない。
「城山かたくりの里」はカタクリだけではなくこのオオミスミソウも見ごたえがあった。
去年坪山まで見に行ったヒカゲツツジ、数年前に鳴虫山や石裂山まで見に行ったヤシオツツジなども満開で、こんなに身近でも栽培してるものなら楽しめるんだなと思った。
今まで自生しているものは北丹沢から大室山〜檜洞丸を縦走したときにしか見たことのないキクザキイチゲもあり、イワウチワ、ショウジョウバカマなど盛りだくさんだ。
「雪餅草（ユキモチソウ）」の立札があり、そこ辺りを時間をかけて探してみたのだが発見できず。
ユキモチソウは肉穂花序のところが白い丸餅のようでかわいく、鉢植えのものしか見たことがないので、是非とも林内で自生している風に生えているところを見たかったのだが、まだ時期が早かったのだろうと諦めた。
帰りがけに入口の園内で見られる花のパネルがあったのでユキモチソウを探してみた。
が、そこのユキモチソウのところに写っているのは、アオマムシグサだった。
これは管理者がアオマムシグサをユキモチソウと勘違いしているのかもしれない。
帰りはホームセンターのある八王子みなみ野駅付近へ寄り道して10�匱紊曚品發い撞△襦�
ホームセンターでは春の花の苗がたくさん増えていたが手頃なものが見つからず今日は購入せず。
住宅の庭先でも春の花々が満開でマメザクラのような大きな大木も見ることできた。
ここ1週間ほど寒い日が続いたが、昨日の低気圧で暖気が北上し一気に春が来たようだった。
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