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Yamareco

記録ID: 4120054
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雪の乗鞍岳 稜線でテント泊

2022年03月27日(日) 〜 2022年03月28日(月)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:28
距離
14.8km
登り
1,461m
下り
1,449m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:45
休憩
0:27
合計
7:12
6:33
6:34
26
8:56
8:58
45
9:43
9:48
62
10:50
10:52
4
10:56
10:57
22
11:19
11:26
4
11:30
11:32
3
11:35
11:36
32
12:08
12:09
24
12:33
12:34
19
12:53
宿泊地
2日目
山行
1:14
休憩
0:00
合計
1:14
6:17
30
宿泊地
7:31
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
休暇村乗鞍高原の駐車場 無料
コース状況/
危険箇所等
危険個所:肩の小屋から山頂までは滑落の恐れがあります。27日もつまずいて150m滑落した女性が県警に救助されたという報道がありました。ちょうど現場ですれ違ったパーティーだと思われます。
前日の夜、休暇村乗鞍高原の駐車場にて前泊。
2022年03月27日 00:29撮影 by  DSC-TX30, SONY
1
3/27 0:29
前日の夜、休暇村乗鞍高原の駐車場にて前泊。
広い駐車場はガラガラでした。
2022年03月27日 06:27撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 6:27
広い駐車場はガラガラでした。
今回のザックは水2L含めて20kg。ワカン、アイゼン、ピッケル、ヘルメットと重装備なので仕方ないですね。
2022年03月27日 06:38撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 6:38
今回のザックは水2L含めて20kg。ワカン、アイゼン、ピッケル、ヘルメットと重装備なので仕方ないですね。
駐車場の脇からスタートです。
2022年03月27日 06:41撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 6:41
駐車場の脇からスタートです。
ゲレンデの端を歩きます。振り向くと朝日が昇ってきました。
2022年03月27日 06:53撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 6:53
ゲレンデの端を歩きます。振り向くと朝日が昇ってきました。
長いゲレンデ歩きが続きます。地味に急登も。
2022年03月27日 07:18撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 7:18
長いゲレンデ歩きが続きます。地味に急登も。
1時間20分ほど歩いてリフト最上部、ツアーコースの開始点に到着しました。
2022年03月27日 08:03撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 8:03
1時間20分ほど歩いてリフト最上部、ツアーコースの開始点に到着しました。
ここからは12本爪アイゼンを装着します。
2022年03月27日 08:19撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 8:19
ここからは12本爪アイゼンを装着します。
林間コースの斜面登りが続きます。トレースはあるものの、前日雪が降ったらしく踝くらいまで足が沈むため地味に体力が削られます。
2022年03月27日 09:05撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 9:05
林間コースの斜面登りが続きます。トレースはあるものの、前日雪が降ったらしく踝くらいまで足が沈むため地味に体力が削られます。
雪崩注意の看板です。昨年3月、雪崩に巻き込まれた方がお亡くなりになったんですよね。気をつけましょう。
2022年03月27日 09:23撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 9:23
雪崩注意の看板です。昨年3月、雪崩に巻き込まれた方がお亡くなりになったんですよね。気をつけましょう。
ここで大きなザックはデポして、アタックザックで山頂を目指します。アタック前にブルーベリーパイで腹ごしらえ。
2022年03月27日 09:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 9:30
ここで大きなザックはデポして、アタックザックで山頂を目指します。アタック前にブルーベリーパイで腹ごしらえ。
ツアーコースの終点、ここが昨年の雪崩現場です。確かに急な斜面で雪崩れやすそうな地形ですね。
2022年03月27日 09:54撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 9:54
ツアーコースの終点、ここが昨年の雪崩現場です。確かに急な斜面で雪崩れやすそうな地形ですね。
危険地帯は、比較的安全そうな左側に迂回して登ります。
2022年03月27日 09:54撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 9:54
危険地帯は、比較的安全そうな左側に迂回して登ります。
危険地帯の急登を登り切ると広大な雪原が待っていました。
2022年03月27日 10:13撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 10:13
危険地帯の急登を登り切ると広大な雪原が待っていました。
肩の小屋方面を目指します。先行するのはバックカントリーのスキーヤー。なので踏み跡はなく相変わらず踝までズボズボ沈みながら歩きます。
2022年03月27日 10:29撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 10:29
肩の小屋方面を目指します。先行するのはバックカントリーのスキーヤー。なので踏み跡はなく相変わらず踝までズボズボ沈みながら歩きます。
肩の小屋口に到着しました。思った以上に体力を消耗しています。
2022年03月27日 10:47撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 10:47
肩の小屋口に到着しました。思った以上に体力を消耗しています。
さあ、ここからが急登の始まりです。あれ?はっきりとした踏み跡が出現しました。どうやら位ヶ原山荘に宿泊した人が別ルートで登ってきたようです。助かった。
2022年03月27日 10:48撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 10:48
さあ、ここからが急登の始まりです。あれ?はっきりとした踏み跡が出現しました。どうやら位ヶ原山荘に宿泊した人が別ルートで登ってきたようです。助かった。
前方に集団が見えます。変な場所で立ち止まっているなとは思ったんですが、実はこの時にパーティーの中の一人が滑落したようです。報道によると躓いたとのこと。アイゼンを引っかけたんでしょうか。慎重に歩けばなんていうこともない斜面ですが、危険は常にそばにありますね。
2022年03月27日 10:56撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 10:56
前方に集団が見えます。変な場所で立ち止まっているなとは思ったんですが、実はこの時にパーティーの中の一人が滑落したようです。報道によると躓いたとのこと。アイゼンを引っかけたんでしょうか。慎重に歩けばなんていうこともない斜面ですが、危険は常にそばにありますね。
さすが雪の北アルプス。時々立っていられないほどの強風が吹きます。
2022年03月27日 11:16撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 11:16
さすが雪の北アルプス。時々立っていられないほどの強風が吹きます。
岩場を直登します。ちょうど西風がぶつかる場所で一番上るのに苦労しました。
2022年03月27日 11:33撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 11:33
岩場を直登します。ちょうど西風がぶつかる場所で一番上るのに苦労しました。
振り向くと登ってきた斜面。
2022年03月27日 11:33撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 11:33
振り向くと登ってきた斜面。
風裏に入ったので急に穏やかになりました。風を嫌ったのか、トレースは通常のルートより早めに巻いているようです。
2022年03月27日 11:45撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 11:45
風裏に入ったので急に穏やかになりました。風を嫌ったのか、トレースは通常のルートより早めに巻いているようです。
稜線上に出ました。また立っていられないほどの暴風です。山頂まではあと少し。
2022年03月27日 11:51撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 11:51
稜線上に出ました。また立っていられないほどの暴風です。山頂まではあと少し。
眼下の権現池は雪の下です。
2022年03月27日 11:52撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 11:52
眼下の権現池は雪の下です。
北アルプスの山々が見えました。
2022年03月27日 11:53撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 11:53
北アルプスの山々が見えました。
小屋は雪に埋もれています。
2022年03月27日 11:57撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 11:57
小屋は雪に埋もれています。
北アルプスの絶景です。
2022年03月27日 11:58撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 11:58
北アルプスの絶景です。
さあ、山頂はもうすぐそこ。
2022年03月27日 11:59撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 11:59
さあ、山頂はもうすぐそこ。
山頂に到着です。
2022年03月27日 12:03撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 12:03
山頂に到着です。
神社にお参り
2022年03月27日 12:03撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 12:03
神社にお参り
鳥居の向こうは御嶽山でしょうか。
2022年03月27日 12:03撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 12:03
鳥居の向こうは御嶽山でしょうか。
自撮りで記念撮影。
2022年03月27日 12:05撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 12:05
自撮りで記念撮影。
山頂でランチパックの昼食をいただきます。前後に人影は無し。
2022年03月27日 12:17撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 12:17
山頂でランチパックの昼食をいただきます。前後に人影は無し。
登ってきたルートの向こうには北アルプス。
2022年03月27日 12:28撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 12:28
登ってきたルートの向こうには北アルプス。
さあ下山しましょう。
2022年03月27日 12:35撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 12:35
さあ下山しましょう。
肩の小屋口まで戻って来ました。この時県警のヘリコプターが上空を旋回していました。
2022年03月27日 13:07撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 13:07
肩の小屋口まで戻って来ました。この時県警のヘリコプターが上空を旋回していました。
昨年雪崩が発生した斜面ですが、バックカントリーの方々は気にする様子もなく滑っていますね。昨年御事故を知っているのか知らないのか。
2022年03月27日 13:34撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 13:34
昨年雪崩が発生した斜面ですが、バックカントリーの方々は気にする様子もなく滑っていますね。昨年御事故を知っているのか知らないのか。
デポしたザックを回収します。
2022年03月27日 13:38撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 13:38
デポしたザックを回収します。
少し下山しながら幕営適地を探します。幕営地の条件は、1に強風が吹かない場所。この日は西風が吹いていたので西側に樹林がある場所を選びました。
2022年03月27日 13:58撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 13:58
少し下山しながら幕営適地を探します。幕営地の条件は、1に強風が吹かない場所。この日は西風が吹いていたので西側に樹林がある場所を選びました。
さあ、土木作業です(笑)
幕営地第2の条件は景色が良いこと。前穂から奥穂、西穂までの稜線がくっきり見えます。
2022年03月27日 14:07撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 14:07
さあ、土木作業です(笑)
幕営地第2の条件は景色が良いこと。前穂から奥穂、西穂までの稜線がくっきり見えます。
30分ほどで整地完了。それほど強い風は吹かない予報なのでこのくらいでいいでしょう。
2022年03月27日 14:21撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 14:21
30分ほどで整地完了。それほど強い風は吹かない予報なのでこのくらいでいいでしょう。
プロモンテVL22を設営完了。
2022年03月27日 15:42撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 15:42
プロモンテVL22を設営完了。
背後には剣が峰が見えます。
2022年03月27日 15:43撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 15:43
背後には剣が峰が見えます。
テントからは穂高岳ビューが。
2022年03月27日 16:13撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 16:13
テントからは穂高岳ビューが。
ビールで乾杯します。
2022年03月27日 17:14撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 17:14
ビールで乾杯します。
夕食はカレーメシシリーズのシビーメシ。辛くてウマイんですが最近見かけませんね。
2022年03月27日 18:07撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 18:07
夕食はカレーメシシリーズのシビーメシ。辛くてウマイんですが最近見かけませんね。
ソーセージと生卵を入れてボリュームアップ。
2022年03月27日 18:16撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 18:16
ソーセージと生卵を入れてボリュームアップ。
ステンレスボトルでお湯を沸かして湯たんぽにします。
2022年03月27日 18:26撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 18:26
ステンレスボトルでお湯を沸かして湯たんぽにします。
日が落ちてきましたね。
2022年03月27日 18:43撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/27 18:43
日が落ちてきましたね。
剣ヶ峰の向こうに太陽が沈みました。
2022年03月27日 19:08撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 19:08
剣ヶ峰の向こうに太陽が沈みました。
おやすみなさい
2022年03月27日 23:37撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 23:37
おやすみなさい
朝の気温はマイナス2度くらい。もう春ですね。
2022年03月27日 23:41撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/27 23:41
朝の気温はマイナス2度くらい。もう春ですね。
おにぎりをお湯に入れて永谷園のお茶漬けをかけていただきます。
2022年03月28日 05:31撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/28 5:31
おにぎりをお湯に入れて永谷園のお茶漬けをかけていただきます。
本日は薄曇りのようです。
2022年03月28日 06:18撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/28 6:18
本日は薄曇りのようです。
太陽が昇ってきました。
2022年03月28日 07:16撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/28 7:16
太陽が昇ってきました。
撤収したらゲレンデを下るだけ。リフトが動き出してから、バックカントリーの方がずいぶん登られたようです。シュプールが多数。
2022年03月28日 07:34撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/28 7:34
撤収したらゲレンデを下るだけ。リフトが動き出してから、バックカントリーの方がずいぶん登られたようです。シュプールが多数。
休暇村乗鞍高原委戻ってゴールです。
2022年03月28日 08:25撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/28 8:25
休暇村乗鞍高原委戻ってゴールです。

感想

山友さんと土日で乗鞍岳テン泊を予定していたんですが、土曜日は荒天の予報で中止に。ボクは月曜日も休みを取っていたので、結局日月にソロでやることに。
雪の乗鞍岳はもっと緩い山のイメージでしたが、さすが3000m峰1400mを超す標高差と10m以上の風でかなり手こずりました。
この日、肩の小屋上部で滑落された方は、報道によると肋骨を折る重傷とのことです。150m滑落して命が助かったのは運が良いとも言えるんじゃないでしょうか。事故の多くは下山中に起こると言います。滑落したと思われる場所は、難所の岩場を降りきったすぐの場所なので、気が緩みやすい場所ですね。改めて気をつけないといけないと思いました。

長野放送のニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/10d67db221adc2dba2344a47e3ad5e0d9354d415

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