天狗原〜フスブリ山〜風吹大池〜来馬温泉
- GPS
- 08:52
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,691m
- 下り
- 2,178m
コースタイム
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ+リフト1回乗り継いで歩き出し。(回数券を2人で半分ずつ分けるとちょうどよい。¥1,500/人) http://www.tsugaike.gr.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】栂池スキー場、リフト券売り場 【来馬温泉】風吹荘 ごはんが美味しく、源泉かけ流しの宿。1泊2食 ¥8,500 ナトリウム-炭酸水素塩泉 http://www.valley.ne.jp/~kazafuki/ |
写真
感想
栂池から来馬温泉まで抜けるコースはシーハイルルートと呼ばれて山スキーではメジャーらしい。
(今回は横前倉山のピークを踏んでいないので、正確には違うのかもしれないが)
歩きではとても無理だが、スキーならば日帰りできるとのこと・・・
でも何かトラブルがあるとすぐに日暮れでヘッデン行動、もしくはビバークの可能性もあり・・・行くか戻るかの判断と、足並みのそろった行動が求められる。。。
皆さんの足手まといにならないようにしなくては、と・・・緊張しながらの参加となった。
出発の頃はガス・・・「今日は無理かな」とちょっと諦めムード。
とりあえず天狗原まで行ってみようということで歩き出す。
あてにしていたロープウェイの運行が一週延びてしまったので栂の森からのハイク。
タイムリミットを決めてとりあえず天狗原まで。
天狗原まで登ると視界がよくなり、稜線がよく見えている。白馬乗鞍、朝日岳も。
ヤマテン予報でも午後は好天する予報になっていたし、時間もあるので予定通り進むことになった。
ツアーコースの看板もあり、風吹荘まではそれほど難所はないが・・・風吹池の手前など広くてのっぺりしているので視界が無いときは迷いそう。今日は良くみえていたので助かった。
とんがり屋根の風吹荘が見えたときにはホッとした。・・・でもここでもまだ半分来ていないのでまだまだ先は長い。
そしてここから先が難所。
風吹岳先のブナ林の斜面はとてもよい雰囲気だが、雪は少なく硬いのが残念。パウダーだったら最高でしょうに。
下るにつれて重たく足にひっかかる雪で、大変になってきた。
まるで5月くらいの山みたい。
(ここまで誰にも会わなかったがイグルー製作中のパーティと出会う。逆から登って来てここで1泊の予定とのこと。今回出会ったのはこの方々のみ)
だんたん地形が複雑になってきてルートファインディングが難しい。痩せ尾根にうまく乗れるかが問題。
ルート経験者4名とGPSのおかげで迷わず尾根を見つけることができたが、自分だけでは見逃して通り越しそうな小さな尾根であった。
両側が切れ落ちているので通過するのにとても緊張した。
林道に出てからは最近起きたであろう雪崩のデブリのあとが凄くて、ひとりひとり間をあけて進むがここの通過もとても緊張した。
さらにシールをつけて30分ほど登り、またシールをはずし・・・林道をショートカットしながら来馬温泉に下山。
道路を1キロほど歩いて宿に到着。
なんとか明るいうちに下山できたのでホッとした。
林道に出てからが想像していた以上に長かったので、精神的にとても疲れた。
後半は「温泉!温泉!」と皆で心をひとつにして「なんとしてもビバークしないぞ!」と頑張った。
滑って楽しい場所は少なかったが、無事に抜けた満足感、達成感はとても大きかった。
温泉で疲れを癒し、美味しい宿のご飯で幸せでした。
ご一緒していただいた皆様、ありがとうございました。
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