観音寺山〜水引の滝 (岡山県備前市、和気町)


- GPS
- 04:54
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 880m
- 下り
- 884m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:53
天候 | 晴れ、 気温:16〜9度 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
観音寺山周辺は、概ねよく整備された登山道で、分岐では案内板も充実しています。また、急斜面では、ロープが垂らされていたり、適宜ステップを施してくれています。ほとんどは、地元の有志の方々がボランティアで整備されていますので、ありがたく利用させて頂きましょう。 ■ 林道長溝線〜水引の滝 林道長溝線から作業道を進み、しばらくすると入渓する。右岸が歩きやすい。前衛滝に行くには、そのまま右岸の岩場をよじ登っていく。 本滝に行くには、右側を大きく巻き上がるために、どこかで左岸に渡る。マーキングが多数あるが、崩れやすいガレ場ではマークしたときの状態をキープできているとは限らないので、必ずしもマーキングをアテにしないほうがよい。巻き上がるルートは、以前は踏み跡も薄くルンゼを頼りに登ったけど、現在はテープがうるさい一般登山道のような感じ。 本滝を見るには落口からもう少し登り、急な右岸を下る(下るポイントにはこれでもかというほどのマーキングあり)。どんどん降りていけば、前衛滝の落ち口まで行ける。 ■ 水引の滝〜観音寺山最高点P399 谷ルートに向かうには、滝の落ち口を過ぎて本滝に降りる手前を右 (左岸)に進む。 谷ルートは沢沿いの一本道、マーキングは多い。ありがたく感じる人もいるでしょうが、自分としては少々多いと感じる。稜線に合流すれば、分かりやすい道なので迷うことはないでしょう。 |
その他周辺情報 | ■ トイレ事情 遊園地の隅に公衆トイレがあります。観音寺山頂には、簡易トイレ(ブルーシートで覆われた目隠しだけ)があります。 |
写真
装備
備考 | トップス:ミレー/ドライナミックメッシュ_NS、ジオラインLW_LS、Wic.ZEOサーマル、パタゴニア/フーディニ ボトムス:ODライトパンツ シューズ:トレッキングソックス、タイオガブーツ、ショートスパッツ その他:マムート/リチウムプロ28 |
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感想
先日観音寺山に来た時に「水引きの滝からP399まで、谷コースの整備は終わっている」と聞いたので、本日の主目的はその「谷コース」の探索です。下りでも上りでも、どちらでもよかったのですが、諸般の事情で登ることにしました。
沢沿いなのでヤブさえなければ、なんとでもなりそうです。水引の滝から左岸にアプローチしてからしばらくは、わかりやすく整備してくれています。中域から上方は、平坦で閑散とした明るい樹林帯なので、どこでも歩けて多少判りにくいものの問題はないです。ただ、ピンクリボンや赤テープは多いんじゃないかな。
水引の滝は、久しぶりに「前衛滝」と呼ばれる5mくらいの崖の前まで行きました。水溜りがあって靴が浸水するので自重しましたが、乾いていたらもしかしたら登れるかもしれません。そこから本滝は見えるのですが、その間に妙な物がひらひらと。長いピンクリボンです。下から見たら、目の前の崖を登って来いと言わんばかりですが、上から降りてくる人向けの目印です(いらんじゃろ)。
前衛滝から引返して、右側を巻き上がります(テープだらけ)。滝の落ち口を越えて右岸を降りて行きます。アプローチはテープだらけ、ロープが垂らされた先には、ピンクリボンがヒラヒラと。
県南で数少ない秘境感のある滝サイト(陽が差し込まないゴルジュ)の雰囲気が台無しです。より多くの人を招こうとされているのでしょうけども、元滝屋の端くれとして一家言ある者としては、非常に残念で惨憺たる状況といわざるを得ません。よほどのことがないと、もう来ないと思う。
水引の滝は水量に難がありますので、事前に確認されたほうが吉です。水量が多ければ、中山サーキットの駐車場から落口を遠望できます。水量十分の水引の滝は下記でどうぞ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1363863.html
http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-847.html
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