観音寺山 和気中山〜水引の滝〜 （岡山県和気町）

2023年01月19日(木) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 9.2km
• 登り: 709m
• 下り: 719m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:45

距離 9.2km 登り 709m 下り 719m

11:02 観音寺山中山登山口
12:36 12:40 観音寺山系最高点P399
13:40 13:43 観音寺山
15:17 15:18 下山ポイント
15:47 観音寺山中山登山口

天候

晴れ
気温：7〜8度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

和気中山、小林牧場の奥の林道長溝池線沿いに車を停めてスタート。

駐車した手前の左手にも車を停められそうなスペースがあった。中電のスペースなら駐車させてもらうけど、私有地かもしれないので遠慮した。

コース状況／危険箇所等

■ 駐車地点〜水引の滝
沢沿いを、左岸、右岸、左岸巻き上がり、と進めば滝の落口に難なく到着できる。さらに少し登ると左手に滝の正面に降りられるポイントがある。
水引の滝に初めて来たのは2016年、その頃はまだ秘境感がありましたが、現在は高速道路のような道に不必要なピンクリボンが多く、情緒はありません。
滝の水量は少ないので、滝目的であれば、予め中山サーキット入り口あたりから遠望して確認しておくのが吉。

■ 水引の滝〜P399
谷コースと尾根コースがある。
谷コースは、たぶんピンテ付の高速道路。景色もなければ情緒もない。
尾根ルートは、尾根に出るまでは急登で、膝丈のシダがうるさい。好き勝手に歩いているので、踏み跡は多い。ピンテもあるが、あまり気にしないで、自分で進行方向を定めるのがおもしろい。岩場あり、眺望ありです。

■ P399〜観音寺山
西の池コースに出るまでは、ピンテが多い。助かる人もいるでしょうが、個人的にはウザイ。

■ 観音寺山〜
北分岐（十字路）までは歩きやすい。傾斜が急な箇所にはロープが設置されている。北分岐を過ぎれば、長く垂れ下がって汚らしいピンテが増える。見ないようにしても目に入ってくるので、気分的にはかなり不愉快。
尾根上には、ルートを外れて岩場へ誘うよう刈り払われている（二箇所）。

町村境界から小林牧場方向に降りた谷は幅広で、ヤブもなく見通しもよい。ピンテがないのはよかったが、牧場周辺の臭いはきつかった。

写真

1/19 11:01

林道長溝線、水引の滝への入口、観音寺山への登山口。

1/19 11:07

最初は左岸から。水はないので沢の中でも大丈夫。

1/19 11:15

寄り道したくなければ、右岸から左岸へ。自分は右岸を登る。

1/19 11:20

水引の滝、下流のガレ。

1/19 11:25

水引の滝、前衛滝と呼ばれる下段の滝。本滝はこの上流、目の前（見えてます）。

1/19 11:29

振り返る、行ける所まで登ってみます。

1/19 11:30

中央の岩の前まで登ってみたものの、右の隙間はぬめって登れない。

1/19 11:31

諦めて、右を巻いて滝の落口へ。

1/19 11:40

秘境感がなくなってしまって、個人的には非常に残念な状態。

1/19 11:46

中央に中山サーキット。

1/19 11:50

滝の落口、ここまで来た時の達成感ゼロ。いい滝サイトだったんだけどなぁ。

1/19 11:51

沢を渡って直進すれば谷ルート。

1/19 11:55

ここから滝の正面に行ける。赤だの黄色だのピンクだの、私設のマーキング多すぎ。

1/19 11:56

尾根を目指すと、とりあえずシダの洗礼に。マーキングが多くてウザイ。

1/19 12:04

熊山山塊を望む。中央がP434（烏泊山）、その左奥が熊山、右に論山。手前の鉄塔のある尾根が清水尾根。尾根の左端はP350（烏帽子山）。

1/19 12:04

ちょっとズーム。

1/19 12:08

北の和気アルプス方面。白岩様とチンネスラブが目立つ。久しく行ってないけど、どうなっているのかな。

1/19 12:14

尾根に出てもシダの洗礼に。このあたりはいろいろな踏み跡がある。

1/19 12:15

尾根のシダ、トゲもある。

1/19 12:20

正面に岩、直登可能。

1/19 12:21

熊山山塊、熊山神社や三角点は左奥。中央はP434（烏泊山）、鉄塔が並ぶ尾根は清水尾根。

1/19 12:22

中山サーキットと、和気アルプス。右奥に佐伯妙見山。那岐連山は肉眼では辛うじて見えていた。

1/19 12:24

正面のピークはP370、右奥に清水。

1/19 12:28

長溝池の北の岩山。

1/19 12:31

中央奥に吉井川。

1/19 12:31

左奥に熊山神社や三角点、右にP434（烏泊山）。手前に鉄塔が並ぶ清水尾根。

1/19 12:32

左奥にP434（烏泊山）、車道の右に論山。手前に清水尾根。

1/19 12:37

P399到着。

1/19 12:38

P399到着。

1/19 12:38

P399の展望岩。

1/19 12:40

展望岩の手前にとうせん棒あり、なんで？

1/19 12:43

あれは小豆島。

1/19 12:44

たぶんこれが昇り龍岩。

1/19 13:10

西の池コース、合流しました。

1/19 13:30

三の池コースへの分岐、三叉路。

1/19 13:39

山頂手前の展望所より、伊里中〜夕立受け山方面。奥にはうっすら小豆島。

1/19 13:40

山頂手前の展望所より、片上湾。左に笹尾山、右に西大平山。

1/19 13:42

P385、観音寺山山頂に到着。三等三角点（長水）。

1/19 13:43

P300（宿瀬山）方面に進みます。

1/19 13:46

展望岩。東観音寺山、北部が見えます。

1/19 13:49

ふたつ目の展望岩。

1/19 13:50

東観音寺山北部の岩群、右奥が北展望岩だと思う。

1/19 13:53

急傾斜、ゆっくり降りれば問題なし。それにしても、歩きやすくなったものです。

1/19 13:54

正面はP399。

1/19 13:55

こちらはこれから登るP370。

1/19 13:58

観音寺山、北分岐。

1/19 14:07

P370へ向かう途中振り返る。左からふたつ目のピークが観音寺山。

1/19 14:08

東観音寺山の北部の岩群。

1/19 14:14

このあたりは小さな岩が多い。

1/19 14:14

左下に長溝池の下流の砂防ダム、中央奥に衣笠山。

1/19 14:16

展望岩から北方面を望む。

1/19 14:20

進行方向にある岩場。

1/19 14:21

なまこのような岩の上を歩く。

1/19 14:26

なんじゃこりゃ、とりあえず行ってみるか。

1/19 14:29

中央右の観音寺山を振り返る。

1/19 14:32

フンドシみたいなピンクが多すぎる。

1/19 14:33

大中山方面。

1/19 14:34

眼下に長溝池。

1/19 14:37

我が物顔で、好き勝手やりたい放題。

1/19 14:40

やってくれるぜ。

1/19 14:41

そしてこれ、このゴミ野郎共め。

1/19 14:43

シダのトンネル、なんとか歩ける。距離は短い、というより一瞬。

1/19 14:47

広域農道、大中山〜閑谷。

1/19 14:51

前方にふたつ目の岩山。ここからでもピンクのヒラヒラが2枚見えてる、萎えるぜ。

1/19 14:53

町村境界はここを右へ、宿瀬山へのルートを逸れて岩山に向けて直進します。

1/19 14:54

以前来た時よりは歩きやすくなっている、とは言うものの。

1/19 14:56

左上にさっきの岩山、右下奥に長溝池。

1/19 15:03

岩の先端付近。さらに刈り込んで、ピンクのヒラヒラが舞っていた。このまま下山できそうだったけど、途中で折り返した。

1/19 15:04

展望岩

1/19 15:06

ピンクのヒラヒラ、何枚垂らせば気が済むんだろう？、ひでえなぁ、迷惑だ！

1/19 15:06

以前は、シダの大ヤブだった箇所。どうなっているんだろう。

1/19 15:07

1/19 15:08

難なく通れた。この先ピンクリボン激減、使い果たしたか？、それとも尾根を降ったか。

1/19 15:17

P300（宿瀬山）まで行くつもりだったけど、ここからエスケープ（下山）することにした。

1/19 15:21

幅広、見通しのよい谷スジ。

1/19 15:28

砂防ダム、左岸から降りていく。

1/19 15:34

開きっぱなしのフェンスを越えると、牛舎。仕方がないけど、臭いはきつい。

1/19 15:41

Y字を右へ。

1/19 15:43

1/19 15:47

戻ってきました。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

備考

トップス：ミレー/アミアミ、モンベル/メリノウールLW、クリマエア
ボトムス：モンベル/マウンテンガイドパンツ
シューズ：モンベル/タイオガブーツ
その他：マムート/リチウムプロ 28

感想

Bluesboy

先週、西側から見た観音寺山山系に行ってきました。西から東を眺めたので、今度は東から西を眺めてみようということです。

観音寺山のルートは熊山に比べると多くはありません。清水から登れるようにという希望はあると聞いていましたが、現状はよく分らないので、既知のルートで入山します。

水引の滝は、水量に難はあるものの、県南では貴重な秘境感のある滝でした。ところが現在は、道はあまりにも分りやすく、そのうえにピンクリボンが垂らされています。情緒のかけらどころか、喜びも達成感も感じる事ができなくなっています。

地元の方が手入れされているメインルート以外は、新しいピンクリボンが必要以上に垂らされています。それも古いものを回収もせず、フンドシみたいに長くて見苦しいリボン（熊山の城山にもあった）は、あまりに身勝手じゃないか。地権者かどうかしらないが、切った木をそのまま放置してる。空のペットボトルを木の枝に刺して、キャップはその下にポイ、ゴミ捨て場にしとる。ひでぇヤツラがいるもんだ。

https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=2328


非常に不愉快な思いをした一日でした。遊び場所を変えようかな。


参考）
2018年4月、観音寺山〜石仏山の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1418440.html

2016年4月、水引の滝
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1363863.html