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Yamareco

記録ID: 413745
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

真っ白な八子ヶ峰 縦走

2014年03月08日(土) [日帰り]
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onisan その他2人
GPS
--:--
距離
3.8km
登り
135m
下り
277m

コースタイム

12:36女神茶屋登山口―13:01ヒュッテアルビレオ―13:14東峰―14:01西峰―15:40白樺ロイヤルスキー場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道に積雪、渋滞はありません。
大門街道の白樺湖辺りで積雪が現れますが、大したことはありません。
白樺ロイヤルスキー場のアプローチ道と2in1スキー場前の道路は積雪がありました。
コース状況/
危険箇所等
 女神茶屋登山口からたっぷりの積雪がありました。最初からスノーシューを履いて登ります。しっかりしたトレースがあり、それを辿って登ります。
 ヒュッテアルビレオからは広大な雪原の中に1本のトレースが続いていますが、私たちは縦横無尽、好き勝手に新しいトレースをつけて進みます。東峰からも真っ直ぐ進みます。
 小ピークからの下りはスノーシューの醍醐味です。ふわふわ沈みながら雪を蹴散らして下ります。
 2in1スキー場の上を通り、西峰までトレースが着いています。東急ハーベスト方面にトレースが続いていますが、私たちはさらに先に進みます。西峰からはスキーヤーやボーダーの邪魔にならないように、道の端っこを下ります。
 ゲレンデの賑わいをあとにして、再びトレースを辿って丘を登ります。登り切った処で突然トレースがストップ、どうやらここから引き返して行ったようです。
 ここから先、トレースは全くなくなり、さてどちらへ行ったら良いものか? 標識も赤テープもありません。あっちへ行ったりこっちへ戻ったり。ここから引き返すのも大変なので、適当に進みます。林の中、枝を払いながら進みます。何度も立ち止まり、太陽の方向を見、五感を研ぎ澄まして進路を定めます。
 白樺ロイヤルスキー場のゲレンデが見え、ホッ。ゲレンデを避けて、新雪を蹴散らして下ります。雪が深すぎて、スノーシューの足が取られてコテン。雪の中であがきながら、ようやく立ち上がります。
 天気は快晴、風も弱く、雪はふかふか、予定通り八子ヶ峰を縦走することが出来ました。
 
女神茶屋の登山口からたっぷりの積雪です。
2014年03月09日 12:35撮影 by  NEX-3N, SONY
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女神茶屋の登山口からたっぷりの積雪です。
トレースを辿ります。
2014年03月09日 12:36撮影 by  NEX-3N, SONY
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トレースを辿ります。
ひと息ついて登ります。
2014年03月09日 12:36撮影 by  NEX-3N, SONY
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3/9 12:36
ひと息ついて登ります。
ヒュッテアルビレオです。今は冬眠中です。
2014年03月09日 12:37撮影 by  NEX-3N, SONY
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ヒュッテアルビレオです。今は冬眠中です。
女神茶屋の蓼科山駐車場は満杯で、あふれ出した車で長蛇の路駐の列が出来ていました。蓼科山は大賑わいでしょう。
2014年03月09日 12:38撮影 by  NEX-3N, SONY
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3/9 12:38
女神茶屋の蓼科山駐車場は満杯で、あふれ出した車で長蛇の路駐の列が出来ていました。蓼科山は大賑わいでしょう。
でも、ここには誰もいません。私たち3人だけの世界です。
2014年03月09日 12:39撮影 by  NEX-3N, SONY
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でも、ここには誰もいません。私たち3人だけの世界です。
シュカブラがありますが、雪面は柔らかです。
2014年03月09日 12:40撮影 by  NEX-3N, SONY
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シュカブラがありますが、雪面は柔らかです。
東峰で記念撮影。
2014年03月09日 12:41撮影 by  NEX-3N, SONY
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東峰で記念撮影。
雪原の向こうには八ヶ岳連峰が。
2014年03月09日 12:42撮影 by  NEX-3N, SONY
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雪原の向こうには八ヶ岳連峰が。
これから辿る尾根です。
2014年03月09日 12:43撮影 by  NEX-3N, SONY
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これから辿る尾根です。
可愛い雪庇も出来ています。
2014年03月09日 12:46撮影 by  NEX-3N, SONY
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可愛い雪庇も出来ています。
2in1スキー場のリフト降り場が見えてきました。
2014年03月09日 12:47撮影 by  NEX-3N, SONY
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2in1スキー場のリフト降り場が見えてきました。
スキーヤーやボーダーで賑わっています。
2014年03月09日 12:48撮影 by  NEX-3N, SONY
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スキーヤーやボーダーで賑わっています。
西峰に到着しました。
2014年03月09日 12:49撮影 by  NEX-3N, SONY
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3/9 12:49
西峰に到着しました。
Sさん、顔面から雪の中に倒れこみました。
2014年03月09日 12:50撮影 by  NEX-3N, SONY
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3/9 12:50
Sさん、顔面から雪の中に倒れこみました。
Sさんのヒト型です。
2014年03月09日 12:51撮影 by  NEX-3N, SONY
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Sさんのヒト型です。
コーヒータイムを取った場所から見た蓼科山です。
2014年03月09日 12:52撮影 by  NEX-3N, SONY
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コーヒータイムを取った場所から見た蓼科山です。
赤岳です。
2014年03月09日 12:54撮影 by  NEX-3N, SONY
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赤岳です。
権現です。
2014年03月09日 12:55撮影 by  NEX-3N, SONY
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権現です。
南八つの峰々です。
2014年03月09日 12:56撮影 by  NEX-3N, SONY
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南八つの峰々です。
ミニラッセルを楽しみながら進みます。
2014年03月09日 12:57撮影 by  NEX-3N, SONY
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ミニラッセルを楽しみながら進みます。
さてどちらへ行けばいいのかな?
2014年03月09日 12:58撮影 by  NEX-3N, SONY
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さてどちらへ行けばいいのかな?
白樺ロイヤルスキー場の上に出ました。もう安心です。
2014年03月09日 12:59撮影 by  NEX-3N, SONY
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3/9 12:59
白樺ロイヤルスキー場の上に出ました。もう安心です。
東急リゾートから見た鳳凰三山です。
2014年03月09日 13:01撮影 by  NEX-3N, SONY
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東急リゾートから見た鳳凰三山です。
鋸岳と仙丈岳です。
2014年03月09日 13:02撮影 by  NEX-3N, SONY
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3/9 13:02
鋸岳と仙丈岳です。
撮影機器:

感想

 本日の天気予報は午前9時に晴れマークがついていますが、あとは曇りマーク。眺望は期待出来ません。カンちゃんを助手席に乗せ、Sさんと中央道のSAで落ち合い、車2台で蓼科に向かいます。Sさんの車を白樺ロイヤルスキー場の駐車場に置き、3人で女神茶屋に行きます。
 女神茶屋の登山口からふわふわ雪がたっぷり。しっかりトレースがついています。ちょっと残念ですがラクチンチン。汗をかいてヒュッテアルビレオまで登ると、思いのほか快晴、ラッキー、大展望。
 蓼科山が眞近にせまり、北横岳、縞枯山、茶臼山。麦草峠を挟んで丸山、東西の天狗岳。夏沢峠を挟んで南八つの荒々しい峰々が連なっています。鳳凰三山、甲斐駒、仙丈、その横に北岳が頭を出しています。常念から燕、その奥に穂高連峰、右手には白馬が、さらに右手には頸城三山、浅間山、しばし見とれます。
 青空、微風、広大な尾根、雪原を自由きままにスノーシューハイキング、最高です。条件が悪ければ引き返そうと思っていましたが、もうそんな必要はありません。登山口から誰にも会いません。この広大な雪原にいるのはわたしたち3人だけです。新しいトレースを描きながら東峰、西峰を越えます。
 それまで続いていたトレースが突然途絶えます。雪に覆われた森の中、標識もテープもありません。これから進む道が分りません。適当に前進していき、時々立ち止まって考えます。ミニアドベンチュアー、ちょっとワクワク。兎に角、尾根を真っすぐ進みます。そして白樺ロイヤルスキー場のゲレンデが見え、ひと安心です。
 ふかふかの雪を蹴散らして下り、Sさんの車で女神茶屋まで戻りました。
 誰の行いが良かったのか、思いもしない好天に恵まれ、大満足の素晴らしい一日でした。

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