真っ白な八子ヶ峰 縦走


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 135m
- 下り
- 277m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大門街道の白樺湖辺りで積雪が現れますが、大したことはありません。 白樺ロイヤルスキー場のアプローチ道と2in1スキー場前の道路は積雪がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
女神茶屋登山口からたっぷりの積雪がありました。最初からスノーシューを履いて登ります。しっかりしたトレースがあり、それを辿って登ります。 ヒュッテアルビレオからは広大な雪原の中に1本のトレースが続いていますが、私たちは縦横無尽、好き勝手に新しいトレースをつけて進みます。東峰からも真っ直ぐ進みます。 小ピークからの下りはスノーシューの醍醐味です。ふわふわ沈みながら雪を蹴散らして下ります。 2in1スキー場の上を通り、西峰までトレースが着いています。東急ハーベスト方面にトレースが続いていますが、私たちはさらに先に進みます。西峰からはスキーヤーやボーダーの邪魔にならないように、道の端っこを下ります。 ゲレンデの賑わいをあとにして、再びトレースを辿って丘を登ります。登り切った処で突然トレースがストップ、どうやらここから引き返して行ったようです。 ここから先、トレースは全くなくなり、さてどちらへ行ったら良いものか? 標識も赤テープもありません。あっちへ行ったりこっちへ戻ったり。ここから引き返すのも大変なので、適当に進みます。林の中、枝を払いながら進みます。何度も立ち止まり、太陽の方向を見、五感を研ぎ澄まして進路を定めます。 白樺ロイヤルスキー場のゲレンデが見え、ホッ。ゲレンデを避けて、新雪を蹴散らして下ります。雪が深すぎて、スノーシューの足が取られてコテン。雪の中であがきながら、ようやく立ち上がります。 天気は快晴、風も弱く、雪はふかふか、予定通り八子ヶ峰を縦走することが出来ました。 |
写真
感想
本日の天気予報は午前9時に晴れマークがついていますが、あとは曇りマーク。眺望は期待出来ません。カンちゃんを助手席に乗せ、Sさんと中央道のSAで落ち合い、車2台で蓼科に向かいます。Sさんの車を白樺ロイヤルスキー場の駐車場に置き、3人で女神茶屋に行きます。
女神茶屋の登山口からふわふわ雪がたっぷり。しっかりトレースがついています。ちょっと残念ですがラクチンチン。汗をかいてヒュッテアルビレオまで登ると、思いのほか快晴、ラッキー、大展望。
蓼科山が眞近にせまり、北横岳、縞枯山、茶臼山。麦草峠を挟んで丸山、東西の天狗岳。夏沢峠を挟んで南八つの荒々しい峰々が連なっています。鳳凰三山、甲斐駒、仙丈、その横に北岳が頭を出しています。常念から燕、その奥に穂高連峰、右手には白馬が、さらに右手には頸城三山、浅間山、しばし見とれます。
青空、微風、広大な尾根、雪原を自由きままにスノーシューハイキング、最高です。条件が悪ければ引き返そうと思っていましたが、もうそんな必要はありません。登山口から誰にも会いません。この広大な雪原にいるのはわたしたち3人だけです。新しいトレースを描きながら東峰、西峰を越えます。
それまで続いていたトレースが突然途絶えます。雪に覆われた森の中、標識もテープもありません。これから進む道が分りません。適当に前進していき、時々立ち止まって考えます。ミニアドベンチュアー、ちょっとワクワク。兎に角、尾根を真っすぐ進みます。そして白樺ロイヤルスキー場のゲレンデが見え、ひと安心です。
ふかふかの雪を蹴散らして下り、Sさんの車で女神茶屋まで戻りました。
誰の行いが良かったのか、思いもしない好天に恵まれ、大満足の素晴らしい一日でした。
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