危険な登山
- GPS
- 05:38
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 542m
- 下り
- 626m
コースタイム
天候 | 午前中晴れ 13時ごろから曇りのちに雪 16時ごろ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR中央・青梅線 7:46 新宿 〜 9:13 川井 西東京バス 9:54 川井駅〜 10:00 八桑 ●復路 JR中央・青梅線 16:08 軍畑〜 18:58 新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八桑から登山道全体にかけて積雪有。クランポン必須。 八桑から標高550mほどまでところどころ踏み抜くので注意が必要。積雪は木につもった感じから目測で最大1mほど。 岩茸石山から軍畑まで登山道にはトレース有。トレースは気温が低いと凍って滑りやすい。 積雪により登山道が分かりにくい。木にビニール紐が括り付けてあるので見失いように注意が必要。決して八桑から岩茸石山までの登山道は谷を直進しないこと。左の尾根に上る道がある。 八桑の登山道入り口では工事をしている。重機が道をふさいでるので工事をしている佐久間建設の人に声をかける必要がある。 |
写真
感想
計画・打ち合わせもそこそこで臨んだ登山は悲惨だった。
当初の予定は岩茸石山から黒山経由で棒ノ折山を経てさわらびの湯へ降りる予定だった。
しかし、実際は八桑から岩茸石まで2時間35分もかかってしまい、軍畑へ降りるルートへ変更した。
その全貌は以下の通り。
八桑からのルートは登山道の中盤あたりで谷から進行方向左側の尾根に上がる道となっている。
道にはしっかりとビニール紐(透明なもの)があり登山道を示している。
地面は積雪(1m近い)で登山道と分かるものがなかった。
登りはじめから中盤にかけてはしっかりと目印を頼りに上っていた。
その目印が谷沿いにずっとあるからこの谷を進んでいくものだとパーティ全員が勘違いして、確認をしなくなった。
だんだんと雪がしまって登りやすくなってずんずん勢いに乗ってしまった。
その結果。。。
斜度が50〜60度に達した。
木が多くなり石がよく転がってくるようになった。
この時点で登山道から外れたと確信した。
しかし、引き返すにはもう手遅れ。
軽アイゼンでかなりの高さまで上がってしまったため下ると滑落する恐れがあると判断した。
そこで登ることを強行し、ひとまず尾根へ上がることを目的とした。
後輩から登山歴が最も長かった私が先頭を代りルートを探した。
ルートを先行して探しているときだった。
雪がしまってキックステップでつま先を打ち込めないでいると片方の足が滑った。
そのまま、5〜10mほど雪の斜面を滑り落ちた。
このとき、下にいたパーティには当たらずに済んで本当に良かった。
谷は進めないと判断し、とりあえず進行方向右側の登りやすそうな尾根へ出ることに。
これが大正解。
木をつかんで登っていき登山道へ出ることができた。
この後は無事迷うことなく登山道を通り、軍畑へ降りることができた。
道があるのは素晴らしい!
実は道を間違えたのは3年前を含めると2回目で全く反省が生かされてないなと思った。
やっぱり山をなめてはいけないと痛感した。
今度からルートをしっかりと確認し、気のゆるみがないよう登山を楽しみたいと思う。
でも滑落は今思うといい経験だったな♪
死ぬかと思ったけど。。。
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