開聞岳 冠雪の薩摩富士
- GPS
- 06:10
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 823m
- 下り
- 823m
コースタイム
→(往路下山)13:35五合目→14:20二合目→14:30ふれあい公園駐車場
(全行程約6時間*雪とすれ違い渋滞などで通常より時間が掛かっていると思います)
天候 | 晴れ一時にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船
ふれあい公園駐車場→14:40バス(九州道)→宮崎自動車道→宮崎港→ 19:00宮崎カーフエリー(船中泊)→7:30大阪南港かもめフェリーターミナル |
コース状況/ 危険箇所等 |
一合目は開聞駅から歩く途中にあるようです。 六合目から先は岩場やはしご場などあり注意が必要ですが、よく整備されています。 当日は7合目から先は積雪で難易度が上がっていました。 新雪と岩場なのでアイゼンはかえって危険だったかもしれません。 登山ポストは公園事務所?前にありました。登頂証明も100円で。 トイレは事務所裏と、ふれあい広場に2か所確認しました。 |
写真
感想
(霧島連山韓国岳編からの続き)
昨夜の雨が気になっていましたが、おおむね晴れの天気予報に安堵し、指宿 休暇村を後にバスで開聞岳に向かいます。 ガイドさんから今日の開聞岳は冠雪していると聞き、
九州南端で暖かいイメージでしたから、びっくり!
道路わきの畑は菜の花やソラマメの実が生っているというのに、
近づいてきた開聞岳は冠雪した薩摩富士! ワー! と歓声があがる。
登山口付近から見上げる冠雪の開聞岳は手強そうに見えましたが、
行けるところまで行きましょうと登山開始。照葉樹林帯に入り登っていくと暑くなり、
上着を脱ぎ汗を拭く。火山成の土で火山岩もごろごろ。
単調な樹林帯を抜け、5合目の展望ポイントで視界が開け、海や町の遠望が広がる。
桜島も靄の中に薄く見え、遠望には大隅半島も。
やや後方に独立峰の雪山が見え、昨日登頂した韓国岳だと聞く。
一夜で完全な雪山になっている!
6合目付近から雪が現れ、7合目で雪道になり始め、冷えてきて上着を重ねます。
岩場が増えていき、雪もあるので慎重に登っていきます。
下山者とすれ違うようになり山頂まで行けたと聞く。
時折視界が開け、海と明るい水平線が爽快です。
南方展望ポイントでは種子島が見えました。屋久島までは見えず。
次第に細い登山道はすれ違いも含めた渋滞ぎみになり、雪と岩で滑るので神経を使います。
ようやく山頂までたどり着いたときには、ほっとしました。
岩がごろごろとして足場は不安定でしたが、日差しは暖かく、風もなかった。
時間がおしているので山頂を巻き、往路下山。下りの方が危険なので慎重に降ります。
雪は徐々に融けてきていて、頭上の樹木からは冷たい解けた雪が、時折シャワーのように落ちてきます。夏用手袋は濡れて冷たい。
8合目付近から下は雪は少なくなり、川道になったところも。
登ってくる地元の方と思われる人たちは軽装で、普通の運動靴といった人もありました。
(きっと普段はOKなのだと思います)
五合目でほっと一息、もう韓国岳は見えませんでした。
ここからの下山は早い々。ふれあい公園まで戻ってきたら山桜にモクレンなど早い春。
思わぬ雪山登山になったけど楽しかった! みんな無事に下山できて良かった!
宮崎港に向かう帰路の車窓からは、菜の花畑の黄色が鮮やか。山桜も美しかった。
ガイドさん、ツアコンさん、同行の皆様ありがとうございました。
本番までの事前学習に楽しませて戴いたレコの皆様ありがとうございました。
(帰宅してから、この週末は各地で気温が下がり、
風雪と積雪で遭難もあったことを知りました。)
九州への船旅、優雅で良いですね
それにしても、開聞岳はきれいに冠雪していますね あんなに暖かい所でも、雪が積もるんですねー。
hayamaruさんコメントありがとうございます。
船旅のほうが安いということもありますが、
開聞岳はやっぱり海から行きたかったのです。
冠雪は公園管理事務所警備の人も珍しいと言って写真を撮っていました。
山頂近くで目の前の木の枝の雪を味見したら、かき氷みたいでした。
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