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記録ID: 4167593
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

【野麦峠スキー場から鉢盛山】大展望と残雪の踏み抜きで天国と地獄

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:59
距離
17.2km
登り
1,507m
下り
1,501m

コースタイム

日帰り
山行
9:07
休憩
0:52
合計
9:59
6:18
63
スタート地点
8:00
8:05
18
南側リフト跡(撮影)
8:23
8:32
104
10:16
10:16
4
10:20
10:30
80
食事&給水休憩
11:50
12:07
101
13:48
13:48
121
15:49
15:49
28
16:17
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野麦峠スキー場の第3駐車場に駐車。トイレ・水場はありませんが,ゲレンデ中腹にあるレストハウス「樹海」脇のトイレが使用可能でした。ただし洗面台の蛇口を開けると土混じりの水が出てきましたので,飲用には使用できませんね。
コース状況/
危険箇所等
・ 野麦峠スキー場内のゲレンデの登りは、雪が締まっており、雪上車の走行跡を歩いたので、ツボ足でゲレンデトップまで登ることができました。なお、鉢盛山登山目的ならばゲレンデトップまで登る必要はありません。エキスパートコースのゲレンデを登るのが早道です。今回は好展望に期待して撮影のため寄り道をしています。
・ 稜線取付地点から小鉢盛山までは、標高差約340mの緩急のある長い残雪の登りが続きます。午前中は雪が締まっていて、日影ならばあまり踏み抜くことはありませんでしたが、それでも日当たりの良い雪面では何度か踏み抜きました。危険というほどの箇所はありませんが、急斜面の一部で氷化しているところや雪が崩れて転倒しやすいところがあるので要注意。ピッケルは不要ですがダブルストックとアイゼン又はチェーンアイゼンは必要かと思います。
・ 小鉢盛山から鉢盛山まではアップダウンのある樹林帯の中の長い稜線歩きが続きます。小鉢盛山の少し先の標高2,370mピークから170m下って250m登り返しとなります。
・ 鉢盛山の山頂部は樹木に囲まれて展望は良くありませんが、その北側を進むと、電波反射板の先に北アルプスや乗鞍岳、御嶽山を望むことのできる展望地があります。
・ 鉢盛山からの下山では、気温の上昇に伴い、雪が緩んで何度となく踏み抜きました。特に小鉢盛山からは急な下りとなるため膝上までの踏み抜きに苦しみました。踏み抜かないよう恐る恐る下ったので、スピードも上がりませんでした。ワカンがあると少しは楽かもしれません。
・ ゲレンデの下りでは、先行者がソリで滑り下った跡がありました。雪が付いている時期は、ソリで下るのが楽でかつ早いと思います。
その他周辺情報 ・ 登山前日は新島々手前にある「梓水苑」にて前泊しました。入浴施設とキャンプ場を併設していて,フリーサイトでのキャンプは格安の一人520円です。梓川沿いの静かで快適な環境で熟睡できました。また,翌朝は登山口に向かう途中,新島々のコンビニで食料調達できて便利でした。
・ 鉢盛山下山後は、翌日の入笠山登山のため、長野県諏訪郡富士見町の「山路ペンション」に宿泊して疲れをいやしました。こじんまりした宿ですが、料理がおいしく、料金も低廉(1泊2食で7,700円)でした。クルマで5分ほどのところにセブンイレブンがあるので、朝食前にオニギリなどの買い出しもできました。
http://www.lcv.ne.jp/~yamazi/
野麦峠スキー場の第3駐車場にクルマを駐車し、ここから登山スタートです。
2022年04月09日 06:16撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 6:16
野麦峠スキー場の第3駐車場にクルマを駐車し、ここから登山スタートです。
すぐにゲレンデに到着。雪の残る斜面を登っていきます。
2022年04月09日 06:20撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 6:20
すぐにゲレンデに到着。雪の残る斜面を登っていきます。
ゲレンデを登っていくと、徐々に展望が開けてきました。振り返ると乗鞍岳のパノラマが目の前でした。
2022年04月09日 06:33撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
1
4/9 6:33
ゲレンデを登っていくと、徐々に展望が開けてきました。振り返ると乗鞍岳のパノラマが目の前でした。
少しズームアップ。
2022年04月09日 06:33撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 6:33
少しズームアップ。
雪上車の走行跡を歩いたので、靴底の掛りが良く、アイゼンを付けなくともツボ足で歩けました。
2022年04月09日 07:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 7:01
雪上車の走行跡を歩いたので、靴底の掛りが良く、アイゼンを付けなくともツボ足で歩けました。
ゲレンデの登りの途中で、乗鞍岳から槍穂高連峰までが一望できる展望ポイントがありました。この山ならではの眺めですね。
2022年04月09日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 7:15
ゲレンデの登りの途中で、乗鞍岳から槍穂高連峰までが一望できる展望ポイントがありました。この山ならではの眺めですね。
槍穂高連峰のズームアップ。左奥に笠ヶ岳。
2022年04月09日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 7:16
槍穂高連峰のズームアップ。左奥に笠ヶ岳。
視点を左にずらし、左から焼岳、笠ヶ岳、霞沢岳。
2022年04月09日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 7:16
視点を左にずらし、左から焼岳、笠ヶ岳、霞沢岳。
乗鞍岳のズームアップ。
2022年04月09日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 7:16
乗鞍岳のズームアップ。
ゲレンデ中腹にあるレストハウス(樹海)とトイレのところに到着。
2022年04月09日 07:21撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 7:21
ゲレンデ中腹にあるレストハウス(樹海)とトイレのところに到着。
トイレは使用できました。ただし、洗面台の蛇口を開けると土混じりの濁った水が出てきました。飲用不可です。
2022年04月09日 07:22撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 7:22
トイレは使用できました。ただし、洗面台の蛇口を開けると土混じりの濁った水が出てきました。飲用不可です。
ゲレンデを前景に真っ白な乗鞍岳が美しい姿を見せてくれました。
2022年04月09日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 7:51
ゲレンデを前景に真っ白な乗鞍岳が美しい姿を見せてくれました。
少し寄り道をして、使われていないらしい南側のリフト乗り場へと向かいます。
2022年04月09日 08:00撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:00
少し寄り道をして、使われていないらしい南側のリフト乗り場へと向かいます。
リフト乗り場の板が所々抜け落ちていて、少々怖いです。
2022年04月09日 08:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:01
リフト乗り場の板が所々抜け落ちていて、少々怖いです。
でも、リフト乗り場からの御嶽山展望は素晴らしい。
2022年04月09日 08:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 8:01
でも、リフト乗り場からの御嶽山展望は素晴らしい。
ズームアップ。
2022年04月09日 08:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 8:01
ズームアップ。
さらにズームアップ。
2022年04月09日 08:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 8:01
さらにズームアップ。
左奥には中央アルプスも見えました。
2022年04月09日 08:02撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:02
左奥には中央アルプスも見えました。
ゲレンデトップを目指して、さらに登っていきます。
2022年04月09日 08:10撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:10
ゲレンデトップを目指して、さらに登っていきます。
ゲレンデトップに到着。
2022年04月09日 08:23撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:23
ゲレンデトップに到着。
ここの標高は、2,130mだそうです。
2022年04月09日 08:31撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:31
ここの標高は、2,130mだそうです。
ここからゲレンデを少し下るため、チェーンアイゼンを装着。
2022年04月09日 08:31撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:31
ここからゲレンデを少し下るため、チェーンアイゼンを装着。
正面に小鉢盛山を望みながら、ゲレンデを下ります。
2022年04月09日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 8:33
正面に小鉢盛山を望みながら、ゲレンデを下ります。
稜線取付地点に到着。小鉢盛山の右には目指す鉢盛山が見えています。かなり遠いです。既に2時間歩いていますが、山頂まではさらに3時間以上かかりました。
2022年04月09日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 8:36
稜線取付地点に到着。小鉢盛山の右には目指す鉢盛山が見えています。かなり遠いです。既に2時間歩いていますが、山頂まではさらに3時間以上かかりました。
左手の斜面はエキスパートコースのゲレンデ。帰りはこちらのゲレンデを下ります。
2022年04月09日 08:36撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:36
左手の斜面はエキスパートコースのゲレンデ。帰りはこちらのゲレンデを下ります。
稜線の最低鞍部(標高2,040m)に到着。ここから、小鉢盛山へ約340mの登り返しとなります。
2022年04月09日 08:45撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:45
稜線の最低鞍部(標高2,040m)に到着。ここから、小鉢盛山へ約340mの登り返しとなります。
小鉢盛山までも、距離があります。
2022年04月09日 09:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:01
小鉢盛山までも、距離があります。
残雪の急登を登っていきます。
2022年04月09日 09:26撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:26
残雪の急登を登っていきます。
日当たりの良い斜面は、雪が緩んで踏み抜き多発です。
2022年04月09日 09:40撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:40
日当たりの良い斜面は、雪が緩んで踏み抜き多発です。
標高2,322m付近。小鉢盛山まであと少し。
2022年04月09日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 9:57
標高2,322m付近。小鉢盛山まであと少し。
まだ午前10時過ぎのこの時間に、山頂から下山してきた二人連れとスライドしました。とても元気で陽気な方々でした。朝5時半にスタートしたそうですが、すごいスピードに驚きました。
2022年04月09日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 10:08
まだ午前10時過ぎのこの時間に、山頂から下山してきた二人連れとスライドしました。とても元気で陽気な方々でした。朝5時半にスタートしたそうですが、すごいスピードに驚きました。
小鉢盛山の少し先のピークで食事休憩をとりました。小鉢盛山の山頂は銘板が無くてどこがピークかわからずに通過しました。
2022年04月09日 10:28撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 10:28
小鉢盛山の少し先のピークで食事休憩をとりました。小鉢盛山の山頂は銘板が無くてどこがピークかわからずに通過しました。
樹間越しに鉢盛山を望む。ここから120m下って250m登り返さないと、山頂には辿り着けません。
2022年04月09日 10:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 10:47
樹間越しに鉢盛山を望む。ここから120m下って250m登り返さないと、山頂には辿り着けません。
残雪たっぷりの斜面を登ります。
2022年04月09日 11:35撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:35
残雪たっぷりの斜面を登ります。
振り返ると、遠くに小鉢盛山。
2022年04月09日 11:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:36
振り返ると、遠くに小鉢盛山。
ようやく、鉢盛山の山頂に到着。
2022年04月09日 11:50撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:50
ようやく、鉢盛山の山頂に到着。
山頂の北側にある電波反射板。その先の展望地へと向かいます。
2022年04月09日 11:55撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:55
山頂の北側にある電波反射板。その先の展望地へと向かいます。
真っ白な残雪に覆われた、北アルプスの展望が広がっていました。
2022年04月09日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 11:57
真っ白な残雪に覆われた、北アルプスの展望が広がっていました。
槍穂高連峰をズームアップ。
2022年04月09日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 11:57
槍穂高連峰をズームアップ。
こちらは御嶽山。気温が上がって霞んでいますね。
2022年04月09日 11:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/9 11:58
こちらは御嶽山。気温が上がって霞んでいますね。
そして乗鞍岳。
2022年04月09日 11:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:59
そして乗鞍岳。
せっかくなので、登頂記念に自撮りしました。
2022年04月09日 12:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/9 12:01
せっかくなので、登頂記念に自撮りしました。
鉢盛山の山頂銘板。ここから下山開始です。
2022年04月09日 12:07撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 12:07
鉢盛山の山頂銘板。ここから下山開始です。
まずは、あの小鉢盛山へと戻ります。
2022年04月09日 12:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 12:14
まずは、あの小鉢盛山へと戻ります。
鞍部に到着。ここから小鉢盛山へのきつい登り返しとなります。しかも午後に入って気温が上昇し、幾度も踏み抜きました。
2022年04月09日 13:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 13:01
鞍部に到着。ここから小鉢盛山へのきつい登り返しとなります。しかも午後に入って気温が上昇し、幾度も踏み抜きました。
小鉢盛山の山頂を通過。山頂銘板はありません。
2022年04月09日 13:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 13:47
小鉢盛山の山頂を通過。山頂銘板はありません。
さきほど二人連れとすれ違った地点まで戻ってきました。
2022年04月09日 13:53撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 13:53
さきほど二人連れとすれ違った地点まで戻ってきました。
遠くに白いゲレンデの斜面が見えましたが、まだ遠いです。
2022年04月09日 14:28撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:28
遠くに白いゲレンデの斜面が見えましたが、まだ遠いです。
急な下りは転倒注意です。
2022年04月09日 14:31撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:31
急な下りは転倒注意です。
こんな感じの踏み抜きで何度も足を取られ、そして転倒しました。まさに踏み抜き地獄です。
2022年04月09日 15:05撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 15:05
こんな感じの踏み抜きで何度も足を取られ、そして転倒しました。まさに踏み抜き地獄です。
ようやくゲレンデとの接続地点が見えました。
2022年04月09日 15:26撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 15:26
ようやくゲレンデとの接続地点が見えました。
下山は、エキスパートコースのゲレンデを下りました。
2022年04月09日 15:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 15:29
下山は、エキスパートコースのゲレンデを下りました。
下ってきたゲレンデを振り返る。ヒップソリがあれば、ノンストップで快適に下れます。
2022年04月09日 15:45撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 15:45
下ってきたゲレンデを振り返る。ヒップソリがあれば、ノンストップで快適に下れます。
中腹のレストハウス「樹海」に到着。
2022年04月09日 15:48撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 15:48
中腹のレストハウス「樹海」に到着。
朝方、乗鞍岳の展望を楽しんだ地点。気温が上昇し、霞んでしまっています。
2022年04月09日 15:52撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 15:52
朝方、乗鞍岳の展望を楽しんだ地点。気温が上昇し、霞んでしまっています。
スキーセンターが見えてきました。
2022年04月09日 16:09撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 16:09
スキーセンターが見えてきました。
ようやく下山しました。登山スタートから戻るまで約10時間かかりました。
2022年04月09日 16:17撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4/9 16:17
ようやく下山しました。登山スタートから戻るまで約10時間かかりました。

感想

・ 信州遠征の二日目は、乗鞍岳や槍穂高連峰の展望が素晴らしいと聞いていた日本三百名山の鉢盛山に登りました。ルートは残雪期限定の野麦峠スキー場からピストンするコースをチョイス。すでにスキー場の営業は終了しているため、リフトの利用はできませんが、その分静かな山歩きが楽しめると期待してのプランニングでした。
・ 幸い、天候は快晴。乗鞍岳から槍穂高連峰までが一望できる素晴らしい眺めを堪能し、写真に収めることができて大満足の登山となりました。ただし、一方では、この時期ならではの残雪の踏み抜きに苦しめられました。特に小鉢盛山からの下りでは、気温の上昇に伴いひざ上までの踏み抜きが多発。何度も雪上に倒れ込んでは起き上がるというありさまでした。まさに「踏み抜き地獄」そのものでした。
・ また、スキー場トップまでたどり着いて望む鉢盛山までの距離の遠さにも愕然としました。小鉢盛山まで登ってもまだ半分の距離です。しかも樹林帯の中の稜線のアップダウンが続き、まさに苦行そのもの。どおりで登山者の数も少ないはずです。この日すれ違ったのは、二人連れ2組と単独行の5人のみ。本当に静かな山旅となりました。
・ なお、展望のみを目的とするならば、スキー場トップまで登るだけで十分楽しめますね。アップした写真をご覧いただければわかると思いますが、スキー場上部からの展望は素晴らしかったです。しかも、午前中の光線の具合が良い時間帯に見ることができますので、撮影にぴったりです。スキー場からの下りはソリ滑りを楽しめるというのもポイントが高いかと思います。

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