王城山(群馬百名山) 帰りに川原湯温泉♪
- GPS
- 02:00
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 519m
- 下り
- 510m
コースタイム
10:55林道終点(登山口)
11:25王城山山頂11:35
11:45王城山奥の院
12:30駐車場所
歩行時間1時間45分
天候 | 曇り後小雨後晴れ、そして雨、目まぐるしく変わる猫の目天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道182号線に入り、鳥居峠を目指します この道は例年遅くまで雪が残っているのですが、 非常に良く除雪されていて、安心でした 鳥居峠手前で国道144号線に合流し、長野原を目指します 長野原付近は急ピッチで進むダム建設の為、工事中の道が錯綜し 非常に分かりにくくなっていて、 カーナビも用を為さず、時間をロスしました 「林集落」の外れの民家の駐車場にお願いして 停めさせていただきました 御迷惑だったかもしれませんが、有難うございました |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場所から王城山への標識が完備しています 簡易舗装された坂道を行くと鎖の張られたゲートがあり これより上の日影には雪が残っています 気温が下がって凍結している時は、急坂故滑りやすいと思われます 林道終点まで簡易舗装され、尾根に出ると残雪のある場所は少ないです 終点まで車で入れると一時間足らずで山頂往復できますが 一般車は常時通行禁止ではないかと思います 登山道には予想以上に雪の残っている箇所が頻繁にありました アイゼン使用の靴跡もありましたが、使わずに歩けました 足跡が沢山残っていて、トレースの心配は皆無です 尾根から山頂まで、僅かですが痩せ尾根と急坂があります 雪はなく、両側に手摺りが付けられていて安心でした 帰りに奥の院にも立ち寄ろうとしてトラバース道を歩くと 切り立った岸壁に張ってある鎖の端がボルトごと道上に落下していました 谷側にも手摺りがあるので心配はありません むしろ、鎖に体重をかけて掴まらない方が良いと思います 一度行ってみたかった川原湯温泉「王湯」(公共浴場)は ダム工事に伴い、5,6月頃現在位置から引っ越すようです 秋頃からは新しい場所で営業を再開するとのお話でした。 大人入浴料300円、温泉卵用の生卵も売っています(パック売り) シャンプー、せっけんは備え付けていません 入浴後、温泉卵を楽しんで10個も作ってしまいました http://travel.biglobe.ne.jp/onsen/spot/10000381.html |
写真
感想
職場の送別会で、休みなのに夕方から出かけなくてはならず
二月の大雪で鳥居峠越えや、群馬の山の残雪状況が心配でしたが
とりあえず、群馬百名山の手近かな山に行って見る事に。
また、ずっと行ってみたかった川原湯温泉にも行ける絶好のチャンス。
天気が下り坂で、眺望の期待は薄いけれど、温泉が楽しみ。
「保科」から菅平に登る最短ルートの県道34号線は連休前後まで例年通行止め。
須坂市から国道406号線(大笹海道)で菅平に上がるまでは、
スキー場があるので、常に完璧に除雪されています。
ショートカットの県道182号線の除雪が一番心配でした。
拍子抜けする位に綺麗に除雪してあり、二月の長野市内の大雪直後の除雪状況を
思いだすと、この時期とすれば信じられない完璧な除雪です。
ずいぶん長い間、「八ツ場ダム」建設は膠着状態が続いていました。
ようやく工事が一気に進み始めたらしく、
吾妻川に沿った谷間には騒々しく建設用機械の音が朝から鳴り響いていました。
山の奥深く、静かだった谷がなんだか活気に満ちているようにも見えます。
今まで通っていた道が様変わりしていて、慌ててしまい
どこをどう走っているのか分からなくなりパニック。
おまけに、雨が降ってきて、テンションが盛り下がり、
温泉に直行しようかと迷い始める始末、弱気な自分に呆れます。
林集落の上を平行に走る道を走って、道路左脇に「王城山」標識を発見。
勇気を得て、集落のはずれのお宅の向かいの駐車場をお借りして出発。
その頃には、雨が止み、空も大分高くなっていました。
急坂ですが、舗装の林道を登山口まではのんびり歩きです。
登山口からは、やはり予想通りに雪があちこちに残っていました。
日向は大方消えていますが、窪地の吹き溜まりにはまだ20cm程。
登っている人が多いらしく、トレースの心配は全くありません。
又危険箇所には、ロープ、鎖が完備していて、安心して歩けます。
登山道途中で高間山へ向かう分岐がありました。
山頂を巻いて高間山に向かう道のようです
王城山は高間山とセットで登りたかったのですが、
王城山からの距離が以外にありそうで、往復に時間がかかりそう。
また、雪の状態も分からず不安な為、今日はもうファイトが涌いてきません。
早く温泉に行きたい、なんてものぐさモードに入っています。
山頂に立つと菅峰の眺めが素晴らしく、驚きと共に菅峰の存在感を再確認。
昨年初冬、高ジョッキ、丸山、菅峰を巡った折には
どこからも、王城山が堂々と見えましたが、逆もまた真なりです。
吾妻川を挟んで聳える山々は、里山とは言えそれぞれ個性に溢れ、
主張している様子はないのに、いずれも存在感のある山に写ります。
山頂から奥宮分岐まで戻り、せっかくですから奥宮に寄って行く事に。
切り立った岩の下の通り抜けは、岩の崩落の危険がありそうです。
谷側にはずっとロープが張ってあり、整備されていますが
崩壊が進んでいるようです。
快適な舗装の林道を下っていくと、丸山がどんどん近付いてきます。
それにしても丸山の形は面白いとしか言いようがありません。
登山を始めるずっと前から、丸山の奇怪な形にずっと惹かれていました。
「道の駅八ツ場」からも良く見え、その風変わりな景観を楽しめます。
下山後、川原湯温泉へと車をスタートさせましたが、
またしてもカーナビがいう事を聞かない状態に…
仕方なく、うろうろ走り回ってようやく「王湯」に辿り着きました。
この場所での営業も間もなく終わりになるそうです。
今日来られて本当に良かったと思いながら、
懐かしい雰囲気の温泉を楽しみました。
番台で売っていた卵で、温泉卵を作ってお土産に。
とろとろの温泉卵でした♪
「王湯」は秋頃には、新しい場所で再開されるそうです。
群馬百名山に登った帰り道の楽しみにしたいと思います。
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