【二百名山】妙義山 やっぱり怖い表妙義縦走

2022年04月17日(日) [日帰り]

• GPS: 13:20
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,838m
• 下り: 1,827m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:19

6:52 道の駅みょうぎ
7:01 妙義神社
8:03 8:06 見晴
8:20 8:22 大のぞき
8:43 8:44 天狗岳
9:06 9:08 妙義山
9:47 9:48 バラ尾根のピーク
9:54 堀切
10:30 10:38 鷹戻し
11:04 11:05 東岳
11:09 11:11 こぶ岩
11:13 11:20 中ノ岳
11:39 第三石門
11:47 轟岩
11:48 11:50 中之嶽神社
11:52 12:06 中ノ嶽神社駐車場
12:14 名勝石門群登山道
12:20 一本杉
12:36 大人場
12:41 金鶏橋
13:04 13:06 妙義神社
13:09 妙義神社第一鳥居
13:11 ゴール地点

天候

相馬岳までは曇り その後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/17 6:51

おはようございます。
今日は二百名山でぐんま百名山の妙義山にやって来ました。
まずは中腹で光ってる大の字を目指します。

4/17 6:53

この立派な鳥居を潜って妙義神社に行きます。

4/17 6:56

映える赤い仁王門。（総門と呼ぶようです）

4/17 7:02

『落っこちませんように』とお祈りしました。

4/17 7:04

あちこちにマムシグサが咲いてます。

4/17 7:13

キクザキイチゲかな？

4/17 7:13

スミレはこの青ぽいものや白いもの、ピンクのものと色々で形も微妙に異なってましたが、よくわかりません。

4/17 7:23

大の字下の鎖場で、もう下ってくる方々がいらしたので、下り終えるまで待ちました。

4/17 7:30

大の字ってわざわざ鎖を登るのか⁉️
体力温存のため止めようかと考えてたら「景色が良いから登ったほうが良いですよ〜」と上からお言葉が😅

4/17 7:32

来ました大の字！

4/17 7:32

見るからに急だし、まだまだ標高差あるねぇ…

4/17 7:32

大の字から下を撮りましたが際まで怖くて寄れません。
この時点でもう不安でタマリマセン❗

4/17 7:47

大の字から降りてどんどん登って行きます。
ミツバツツジがキレイですね。

4/17 7:49

めっちゃピンぼけですが、ここが奥の院。
鎖場がすでに混んでいて、ちょうど空いたので奥まで行きませんでした。

4/17 7:50

先行された方に続いて登ります。
なるべく鎖じゃなく岩や木に掴まって登るようにしてますが、この辺りから鎖に体重が掛かることも。

4/17 7:56

濡れた鎖場なんてハードル高いよ(￣□||||！！

4/17 8:03

浅間山、雲に隠れてます。

4/17 8:04

ここは中間まで隙間を進み、その後左側に乗り上げます。

4/17 8:04

稜線に上がったのかな。
ここまでで大分疲れました。

4/17 8:05

先行者がなんかスゴイ壁に取付いてます。

4/17 8:06

ここがビビリ岩か。
確かに崖を背にして滑りやすそうな岩肌の鎖場です。
高所恐怖症の自分にはここまでで一番怖いポイントでした。

4/17 8:08

ビビリ岩をクリアした後に振り向いて撮った写真。
下側ほど角度が立ってるので崖下に吸い込まれるよう。
下りの方が怖いかな。

4/17 8:16

背ビレ岩。
両側がストンと切れ落ちていて、特に右側が怖いが、難度としてはそれほどでもない。

4/17 8:20

大のぞきかな？
見える景色は絶壁ばかり…

4/17 8:23

鎖場では渋滞するようになりました。
谷底まで続くように錯覚する下りですね〜

4/17 8:23

あそこのピーク上もコースなのかな？

4/17 8:31

ガイドツアーなのか3人組でロープをつないだパーティーを何組か見ました。
ルートは鎖場以外でも基本狭いので、安全な場所までは前のパーティーに着いて行きます。

4/17 8:38

ここがコースと思って撮ったけど、危険過ぎるのでよーく探したら岩の上から裏側へ下るルートでした。
縦走路は基本明瞭ですが、時々迷うような場所あります。
白雲山より金洞山側の方が多かったかな。

4/17 8:43

天狗岳登頂。

4/17 8:44

天狗岳の一番高い位置からの山銘板。

4/17 9:03

タルワキ沢分岐から相馬岳へのルートは岩峰らしくない穏やかなルートでした。
大人数のパーティーの後ろを着いて行きます。
一番後ろに映ってる方はソロの方で、この後も何度もご一緒しました。

4/17 9:06

相馬岳登頂！　標高1,104m　妙義山の最高峰です。
一応日本二百名山とぐんま100はとったということで。
相馬岳山頂はこれからバラ尾根側へ出発する大パーティが居たので、写真だけ撮ったら先行させてもらいました。

4/17 9:14

案内板に金洞山が出て来た。

4/17 9:17

注意看板。
ザイル持ってないけど行かせてください。

4/17 9:22

だんだん感覚がおかしくなって来てて「ここなら右側の木の辺りから攻めれば簡単だな」と思うようになってます。

4/17 9:26

案内板に鷹戻しの文字が出てきました。
相馬岳山頂の団体さん(関西人）のリーダーが鷹戻しの由来を説明していて、聞いてたパーティーの人が「それってつばめ返し的なヤツかいな？」と言ってて、心の中で「つばめ返しの意味はちゃう！」と突っ込んでしまいました。

4/17 9:34

ミツバツツジキレイ！

4/17 9:40

写真だと分かりにくいけどヤマザクラがキレイでした。
いつのまにかすっかり青空になっていて暑くなってきた。

4/17 9:44

あの岩峰は巻くのか？と思ったら直登でした。
バラ尾根のピークです。

4/17 9:47

バラ尾根ピークはこの岩穴を抜けるようです。
奥に金洞山。あの下辺りが鷹戻しなので、まだ距離があります。

4/17 9:47

たぶん金鶏山方面を撮ったと思う。
どこもかしこも絶景です。

4/17 9:54

ここで左側にエスケープ出来たような…
つまりここからが本番ということか…

4/17 9:56

鎖場は登る前に靴裏の土を落とすようにしてから登ります。
岩肌が滑りやすいので。

4/17 9:59

休憩出来そうなスペースが有ったので、本日最初の長めの休憩。

4/17 10:01

ゼリー飲料と昨日ランニング仲間に頂いた新潟の栗ようかん。
美味でした。

4/17 10:08

濡れた斜面の鎖トラバース部。
通ってから振り向いて撮ってますが、ここは最初の部分で鎖までの間が滑って難しかったです。

4/17 10:11

鷹戻し前 最後の分岐。
ちょードキドキしちゃう！(ウソ）

4/17 10:12

これは固有種のミョウギイワザクラじゃないでしょうか⁉
あちこちにまばらですが咲いてます。

4/17 10:23

このがっちり固定された梯子を登ると…

4/17 10:25

ここからが鷹戻しです。
ロープで繋がった3人組がチャレンジ中。
下から眺めます。

4/17 10:25

鷹戻しの標識。
鎖の下の平なスペースですが、ここでもなかなかの高度感。
今日いきなりここだったら撤退してたかも。
恐怖心は有りますが自分なら登れるだろうという意識も有ります。（ここはホントにドキドキしてます）

4/17 10:27

裏妙義、あれが丁須の頭か！

4/17 10:27

裏妙義は怖いからきっと行かないな。

4/17 10:30

先行者がクリアしたのでいざまいらん！

4/17 10:33

鎖と鎖の間で待ってる間も怖い。
下は見ません！

4/17 10:36

最後の横バイをクリアして登って来た部分を撮りました。
えっ？　こんなに立っては無かったと思うが…
この直後に両前腿が攣りました。
やっぱり緊張と、脚に負担が掛かる場所だったんだなぁ。
10分くらいはよちよち歩きでした。

4/17 10:38

せっかく急な鎖場を登っても、すぐに急な鎖場を下る(笑)

4/17 10:44

中ノ嶽神社前の駐車場が見えました。
今居る場所ってホント壁ですね。
表妙義ってそそり立った屏風って感じですね。

4/17 10:46

ここ下るのか？
さっきまで前に居た先行者が道を間違ったらしく、だれも下ってないので心配になりました。
ということで私が最初に降ります。

4/17 10:48

足掛かりは有るんだけど難しいぞ！

4/17 10:49

あー、ここが二段ルンゼか！
記念写真を撮っていた2人組と、下から登って来た3人組で賑やかになりました。

4/17 10:57

名もなき岩峰のピークを何度も越えるので、いちいちビビってられません！

4/17 11:01

振り返って2段ルンゼに何人かがチャレンジしてます。
下る人と登る人で声を掛けあってやってます。
ちょっと様子を眺めてました。

4/17 11:01

先のピークに人が居ます。

4/17 11:02

そのピークは東岳でした。

4/17 11:04

東岳からも急降下。

4/17 11:10

ここにもピーク名が有ったのかな？

4/17 11:13

なんとか中ノ岳へ到着！

4/17 11:14

東岳ピークにいらした2人組の方に撮って戴きました！
リュックのファスナーが開きっぱなしなことに中ノ岳神社に下るまで気付かず。

4/17 11:18

2人組より先に中ノ岳を下ったので、その先で振り向いて下る様子を確認しました。
なかなか難儀されているようでした。
お二人が下ったあとに登ったソロ女性は軽やかでしたね。

4/17 11:27

縦走路はここで下りだ！
この先の西岳とか星穴岳とか行くわけない。

4/17 11:28

コル部直下のこのルンゼ状の鎖場が、普通の階段に見えてしまうほどおかしくなってる(笑)
実際鎖は手にしてるけど階段を下るように降りました。

4/17 11:28

下から見上げた階段(笑)

4/17 11:32

こういうとこの方が滑りそうで怖い。

4/17 11:47

中間道分岐以降は整備されたハイキングコース。
見晴らしまで行かれる普段着の方々も一生懸命登って来てました。
妙義山の説明より周りの落書きが気になってしょうがない。
昭和のやんちゃな方々の思い出でしょうかね。

4/17 11:50

中ノ嶽神社に下山報告。
ありがとうございました。

4/17 11:51

石段を駆け下りて。

4/17 11:52

お花の手水舎。

4/17 11:52

ロボットになっててロケット噴射で飛び立ちそう。

4/17 11:58

おトイレをお借りし、ゆっくり食事休憩を取りました。
サクラがキレイなので観光の方も多いです。

4/17 12:09

サクラと金洞山
では車道歩きで妙義神社を目指します。

4/17 12:15

サクラのアップ。
白みが強い種類ですね。

4/17 12:18

ヤマブキもキレイです。
車道はバイクが多い。

4/17 12:22

車道を外れて一本杉ルートに入りました。
金鶏山がカッコイイ！
ここからは何度も一緒になった埼玉の方とご一緒しました。
山談義しながら楽しく歩きました。

4/17 13:04

最後にもう一度妙義神社に寄って無事に下山出来たご報告をしました。
重要文化財の唐門！

4/17 13:05

黒漆が美しい本殿。
素晴らしいです。
この後道の駅まで歩いて山行終了。

4/17 14:08

安中の『長崎ちゃんぽん 松風』にて『長崎ちゃんぽん　840円』
どうしてもリ〇ガ〇ハ〇トと比較してしまいますが、そちらより値が高い分のクオリティ差は有ります！
量も多くて、お腹いっぱいになりました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

撮影機器：

SCV48 samsung

装備

備考

またログが途切れてしまいました。
ヤマレコアプリでログをとってますが、写真を撮る時に切れちゃったのかな？
時間と標高のアナウンスが無いことに気付いて確認。
なので距離と時間がもっと増えます。

感想

number-shot

怖いけど行かなきゃいけない妙義山。
クリア出来れば西上州のぐんま100に入っている岩峰、鎖場のハードルも下がる気がする。

しかしタイミングは重要。
ちょっと前までは稜線部でも日陰には残雪が有ったから、そんな時期には行かない。
雨の後も滑りそうで怖い。
それとヤマビルも怖い。
今日は肌の露出を抑えました。
土曜日は午後から晴れたのできっと乾いてるでしょう。
ということで満を持してやって来ました。
4年半前に会社の同僚と中間道に来た以来だな。

計画は大の字へ行ってビビリ岩・背びれ岩を経て相馬岳へ。
ここで心が折れてればタルワキ沢で下山。
心と体力(特に腕力)が大丈夫なら鷹戻しへ。

大の字の時点で高度感にクラクラ！
ビビリ岩はその名の通りビビる。
縦走コースは切れ落ちた場所ばかりですが下を見なければ怖くない！
意外と穏やかな部分も多いです。
岩＆鎖場は四輪駆動で越えて行きました。

待望の相馬岳山頂は激コミ＆渋滞懸念で写真だけで通過。
引き返そうなんて考える暇も無かった(笑)

白雲山から金洞山の間も険しい部分がてんこ盛り。
但し鎖場や岩に関してはもはや怖いという意識より、さっさと登る、下るという意識が勝ってます。

反省点は落石です。
ザレた下りが多く、ボロボロと小石が落ちてしまいます。
1カ所だけ下に誰もいない場所ですが、こぶしくらいの落石を発生させてしまい、
もしも登山者が居たらと思うとゾッとしました。

メインイベントの鷹戻しは先行者が居たので先行者の様子を見てからチャレンジ出来ました。
3〜4段の鎖で緊張しましたが通過時間はあっという間。
但し、集中して一気に登ったせいで通過直後に前腿がかっちーんとなって、脚が出せなくなった。
腕力はそれほど酷使しなかったと思う。だから腿に来たんだと思う。（腕力元々無いし）

途中スライドした方に鷹戻しよりその先の方が面倒と伺ってましたが、それって2段ルンゼのことだったのかな？
下が見えにくいので、足の置き場を探すのが大変だった。

中ノ岳を過ぎてコル部まで下りたらホッとしました。
その後も中間道分岐までは要注意ですが、高所恐怖症の自分にとっては天国でした。

全然急いだわけではありませんし、鎖場では渋滞待ちも多かったけど、コースタイムよりは早く行って来れました。
何カ所かで他の登山者を客観的に見て、今日登ってた方々の平均的な鎖場通過時間より短いようです。
今日がたまたまかもしれませんが、ちょっと自信がついたかも。
（しっぺ返しが来ないよう慎重に行きますよ！）

コメント

daaremam18

number-shotさん　やりましたね👍おめでとうございます🎉🎉🎉
高所恐怖症とか言いながら、軽快に飛ばしてクリアしちゃいましたね👌

私もいつの日かチャレンジしてみたいと思っているので（私は半行程くらいですけど）ハラハラドキドキしながら、写真と詳細説明で有り難く勉強させて頂きました🙏

無事の下山本当に良かったですね。お疲れ様でした🙇

私は今晩、number-shotさんの無事を祝って、祝盃を挙げたいと思います🍶😄

number-shot

daaremam18さん、コメントありがとうございます。

奥の院やビビリ岩辺りでやっぱり難度高いな〜と思ったけど、鎖が有るところは最悪鎖頼みで登れるので、鎖が得意なdaaremam18さんなら自分より楽しく行けますよ‼️

まあ山の技術に関しては万年初級者なんで私の言うことは話半分で😝

無事下山を祝って戴けるのは嬉しいですけど、いやそれ呑みたいだけっしょ‼️

飲みすぎにはご注意下さいね🍺

daaremam18

呑みたいだけっしょ！って…バレてましたね😅
いやいや純粋に！下山祝いの日本酒美味しくいただきました〜🍶😄

josyu

number-shotさんお疲れ様でした。やりましたねー！おめでとうございます。渋滞も無かった様で良かったです。怖かったでしょう？私もいつ行っても怖いです(笑)
それにしてもCT速すぎです。やっぱり体力ありますね！

number-shot

josyuさん、コメントありがとうございます。

josyuさんは何度も登られてるんですねぇ！
私はもうイイかなぁ⁉️

とりあえず西上州のぐんま100が沢山残ってるので、まだまだこっち方面へお邪魔します😋

体力ですが、今日の仕事は辛かったっす😭

ヒデ

妙義山制覇おめでとうございます！

けっこう余裕だったのでは。

ぐん百も間も無く半分折り返しですね。
お互いケガ気を付けて頑張りましょう。

number-shot

hide-sakuさん、コメントありがとうございます。

余裕は、どうでしょうねぇ⁉️

大のぞき辺りまでたどり着いた時に1時間半掛かってたので、鷹戻しから中ノ岳神社まで行くとなると何時間掛かるんだろう？と不安になりました。
でも相馬岳山頂では呆気ない感じがしたのでそのまま行っちゃいました😁

hide-sakuさんは丁須の頭も行かれるんですよね⁉️
裏妙義も危険だと思いますが、お互いケガなく楽しみましょう🎵

かずらん

案外余裕があったように思うのですが？😁
裏妙義も楽しかったし、丁須の頭は見る価値ありますよ〜。
お疲れ様でした👏

number-shot

kazura084さん、コメントありがとうございます。

kazura084さんの裏妙義レコ 読ませて頂きました！
同じルートで回るのは無理そうだと感じました。

まあ、行くとしてもぐんま100を終えてからかな？
丁須の頭は、登れたとしても降りれなくなりそうですねぇ〜　(^_^;)

かすけ

お疲れ様でした。
写真が岩場、鎖場、急斜面ばかりで、
やっぱりすごい山ですね〜。
登山者も多そうです。
楽しませていただきました。

number-shot

Kasuceさん、コメントありがとうございます。

セルフビレイ無しで登れる登山道で最難関クラスだと認識して行きましたが、そんな場所でも登山者が多くてビックリでした。

ハーネスを付けてた人が2〜3割くらいか？
実際にロープ使用、鎖にビレイしていたのはその内の半分くらいでした。

高所恐怖症じゃなければ楽しいと思いますよ。
ヤマビルが活動しだす前の今か、紅葉時期がオススメだと思います！