【鈴鹿】今畑登山口から行く霊仙山（次女と）

2022年04月17日(日) [日帰り]

• GPS: 05:36
• 距離: 11.9km
• 登り: 892m
• 下り: 885m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 1:34
• 合計: 6:27

7:38 今畑登山口
8:33 8:33 笹峠
9:31 9:35 近江展望台
10:04 10:04 南霊仙
10:32 10:32 南霊山
10:46 11:43 霊仙山最高点
11:53 11:54 霊仙山
11:57 11:59 霊仙山三角点最高点分岐
12:18 12:22 榑ヶ畑道八合目・お池
12:28 12:36 榑ヶ畑道七合目・お猿岩
12:40 12:44 榑ヶ畑道六合目
12:59 13:00 榑ヶ畑道五合目・見晴台
13:06 13:09 榑ヶ畑道四合目
13:10 13:17 大洞谷源頭
13:19 13:20 榑ヶ畑道三合目
13:27 13:33 榑ヶ畑道二合目・汗ふき峠
14:03 14:03 落合登山口
14:09 今畑登山口

天候

天気＠ 晴れ昼前から曇り

気温＠ 欠測（いずれも体感で、登山口で5℃程度、霊仙山山頂で13℃程度）

風＠ 南西の風少々

アクセス

利用交通機関：

自家用車

名神高速彦根ICから国道306号を南下し、途中から滋賀県道17号多賀醒井線に折れて河内風穴方面へ。朝7:00の時点で旧今畑集落周の駐車スペースは満車。少し戻って路肩に駐車したが、それも残り少ないスペースになんとか停めることができたという感じで、人気の様子だった。

コース状況／危険箇所等

今年はこの方面も豪雪に見舞われたので、登山道やアプローチの道路などに損傷が見られないか心配していたが、いずれも損傷箇所などは無く、通常通りといった感じだった。また残雪の状況は樹林帯では完全に溶けていており、山頂部の所々に存在するのみとなっていた。

以下、セクションごとの状況。今回は子連れなのでその視点でも記してみたい。

＠今畑登山口〜笹峠＠
最初はやや急な平場の少ないのっぺりとした坂道なので、スリップ及びペース配分注意だが、そんなに長くは続かないし、尾根に乗れば傾斜も緩み、まだ芽吹いたばかりの自然林の中を楽しくハイキングできる。山登りが初めての子供でも楽しめるのではないかと思う。

＠笹峠〜近江展望台＠
笹峠を過ぎてしばらくで、カレンフェルトの急坂が長く続く。あまり登山経験のない子供には頑張りどころではあるが、振り返れば御池岳方面や琵琶湖方面のの雄大な景色が見られるので、それが励みになる。カレンフェルト岩ゴロを手がかりにすれば、多少体力のある子供あれば問題なく登っていける。ただしこの区間を下りに使う場合は要注意でよほど慣れていないと子供には厳しいかも。落石注意。

＠近江展望台〜霊仙山最高点〜霊仙山三角点山頂＠
カレンフェルトの岩ゴロ地帯を歩くので足元に注意。ほとんど平坦な稜線歩きなので、足首のグネリに注意すれば、その素晴らしい展望に感激しながらのハイキングが楽しめる。所々にある残雪も子供には良いアクセントとなり飽きるような様子はなかった。広大な山頂部は子供ばかりか我々大人でも駆け出したくなるような素晴らしい風景。ただし視界不良の際は道迷い注意。

＠霊仙山三角点山頂〜お虎ヶ池〜お猿岩＠
今回は子供の疲労具合を見て、経塚山との鞍部から谷筋を通りお虎ヶ池にショートカットするルートを選択。途中残雪を渡る箇所もあるが、基本的に道は明瞭で疲れが見え始めた初心者の子供には丁度いいルートだと思う。あとはお猿岩までは軽いアップダウンで気持ちの良いルート。

＠お猿さん岩〜汗拭峠〜落合登山口〜今畑登山口＠
お猿岩からは急勾配の下り道で、大人でも腰が引けてしまいがち。下山時のスリップは腰が引けた状態で重心のバランスが崩れてしまうことによることが大きな原因なので、そうならないようにすることでスリップすることなく安全に通過することができた。汗拭峠から先の急斜面部分は更に急勾配なのでお助けロープの力を借りながら同様に通過した。子供には相当な緊張感だったようで、この部分の通過で随分疲労したようだった。その後、渡渉が2箇所あったが、どうしても怖くて渡れないと言うので、ここは抱っこして通過した。

その他周辺情報

飲・食物などの買い物などを地元でする場合は、国道306号線を外れると一切ない。最寄りのコンビニは国道306号線を彦根ICから南下した所にあるローソン彦根野田山店。

写真

4/17 7:38

今回は小学4年生の次女とハイキング！この日のために数週間前にトレッキングシューズを新調したが、まだ実戦投入無く長い距離を歩かないと合っているかどうかわからないが、一応普段履きの靴も持って出発！

4/17 8:11

森の中を嬉々として歩く姿を後ろから見守る。女の子だからなのか調子に乗って無謀な歩きはせず淡々と？歩く。荷物もしっかりと背負わせて(3kg位)、甘やかすことなく且つうるさいことも言わずに見守る。このときの話題は教室から見える風景について(笑)

4/17 8:58

近江展望台への急斜面に差し掛かる。壁のように見える急斜面に最初は『ううぅ、、こんなの登れるのかしら？』と怖れおののいていたが、近づいて見ると『意外と大丈夫だね！』とおっしゃる。なかなか逞しいやないか！

4/17 9:04

別になんにもアドバイスはしていないが、手も積極的に使ってお登りになられる次女。このときのに靴の状態はとうや？と聞いたが、特に問題ないようだった。

4/17 10:01

広大な山頂部が見えてきた！迫力あるパノラマに次女も感激してくれたようだった。

4/17 10:09

天気も上々。琵琶湖の雄大な風景もクッキリ見ることができた。

4/17 10:10

残雪が見えてくると、行ってみたい！と言うので、行かせてみた。子供にとってはこの時期の雪はとても珍しいようで、3往復程したのちに、かき氷屋さんをおっ始めていた。奥に見える山は御池岳の雄大な台地。

4/17 10:25

カレンフェルトの岩ゴロを進む。足の様子を聞いてみたところ、問題ないとのことで、体重が軽いからなのか逞しいからなのかわからないが、意外と平気そう。

4/17 10:30

雄大な山頂部を眺める。日差しが暖かくて風もそよ風程度なので心地いい。次女はこの頃から少し疲れてきたようで、あんなところまで行けるかな？なんて言っていたのが、食べたり飲んだりすると、その都度復活していた(笑)

4/17 10:42

霊仙山最高点までの最後の登り。牧歌的な風景。次女も想像していた風景とは違っていたようで木が全然無いね〜と驚いていた。

4/17 10:46

途中、休憩したり食べたり飲んだり、なんやかんや．．．で3時間程で、霊仙山最高点に到着！ 標高1094m。気温は体感で13℃位か。

4/17 10:47

何枚も写真を撮ってくれと言われる(笑) しかし今日は登山者が多く、あまり長く居座ることはできない。譲り合いの気持ちも大事！と教える(笑)

4/17 11:45

少し風の避けられるところで、ゆっくりとランチしたあと、今度は霊仙山三角点山頂に向かい活動再開！食べて飲んでなんやかんや．．．で元気復活！ 雲が上空を覆っていたけどガスっぽさはないので見晴らしは良い。

4/17 11:49

雪の斜面に喜んで挑む次女。ステップが綺麗に出来上がっており難なく登れる。私はもう今季十分雪は見たからもうお腹いっぱい(笑)

4/17 11:53

霊仙山三角点山頂に登頂！標高1084m。このあと天気は下り坂なので、ここらで帰路につくことにする。しかし下山こそが登山のハイライト！次女には頑張ってもらいます！

4/17 12:17

ほとんどの登山者は霊仙山から経塚山へと向かっていったが、次女の疲労具合と時間と天気の具合を考えて、今回は経塚山には向かわず、鞍部からお蛇ヶ池にショートカットした。

4/17 12:18

お蛇ヶ池のほとりにある霊仙神社に到着。なにやらじっと神社を見つめる。雪と神社と池のコラボレーションに見入っているのか？

4/17 12:19

すると、深々と一礼なさる次女。ここまでの無事を感謝しているのか？ あえて何も聞かずにおいた(笑)

4/17 13:50

このあと流石に疲れの色が濃くなってきたが、ここからが大事！ お猿岩からの急斜面と汗拭峠から落合登山口へ向かう急斜面部分を安全に下れるよう指導しながら下山。怖いからと言って腰が引けてしまうと重心不安定となりスリップして転んでしまう。膝を曲げ腰を落とし気味にして少しだけ前傾姿勢になることで滑りにくく安定した急坂の下りができることを理解してもらいながら下る。わかったかな？

4/17 14:09

無事笑顔で下山完了で安堵した。 心配していたおろしたてのトレッキングシューズは全く問題なかったようで、こちらも安堵。おつかれさま。

撮影機器：

Xperia 1 II SO-51A docomo SONY

感想

eight-wood

今回はかねてからハイキングがしたいと言っていた次女を連れてのハイキング。過去に近所の低山を何回か登った程度なのと、普段はスポーツ少年団でそれなりに運動はしているということを考慮し、適した山ということで霊仙山となった。基本的なアドバイスや怖いと言うところでのアドバイスはしたが、それ以外あまりあーだこーだ言わないようにして見守りながら親子でのハイキングを楽しんだ。それなりに荷物を背負わせてそこそこの距離と高低差だったが、特に問題なく登り降りすることができて安堵した。こちらが特に何も言わなくても、必要なところでは手がかり足がかりを工作して先へと進む様子に我が子の成長を感じて嬉しくなるのだった(^^)


以下、備忘録


自分
＠着用衣服・装備（スタート時）＠
メリノウールのベースレイヤー、ハードフリースジャケット、靴下（中厚手）、薄手ソフトシェルパンツ、薄手グローブ、ローカットシューズ

＠持参装備・衣服（状況により使用する物など）＠
ハードシェルジャケット、予備化繊ベースレイヤー、予備薄手グローブ、ヘッドランプ2個、予備のGPS機、折りたたみ座布団（使用）

＠飲・食料＠
ポカリ1リットル（うち0.5リットル消費）、チョコチップ入りクロワッサン5個入（2個消費）、ピザパン（消費せず）、アルフォート個包装1個（消費）、ブラックサンダー3個（2個消費）

次女
＠着用衣服・装備（スタート時）＠
化繊ベースレイヤー、化繊タイツ、パーカー、ウインドブレーカー、靴下（中厚手）、厚手シェルパンツ、薄手グローブ、ニット帽、3シーズンミドルカットトレッキングシューズ

＠持参装備・衣服（状況により使用する物など）＠
中綿ジャケット、予備化繊ベースレイヤー、予備のシェルパンツ、予備薄手グローブ、普段履きの靴、ヘリノックスチェア（使用）

＠飲・食料＠
ポカリ1リットル（うち0.7リットル消費）、チョコチップ入りクロワッサン5個入（3個消費）、焼きそばパン（消費せず）、カップヌードル小（消費）、アルフォート個包装3個（1個消費）、ブラックサンダー3個（2個消費）