金峯山〜鎧ヶ峯 春が訪れた庄内地方の低山へ花探しの旅その2

2022年04月18日(月) [日帰り]

• GPS: 02:51
• 距離: 6.9km
• 登り: 549m
• 下り: 532m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:13
• 合計: 2:52

8:30 スタート地点
9:16 9:28 金峯山
10:22 10:23 鎧ヶ峯
11:22 ゴール地点

天候

全天薄曇り　風はなく気持ちの良い天気

アクセス

利用交通機関：

自家用車

金峯神社中ノ宮の駐車場利用　20台ぐらい可能
この時期山頂のトイレはまだ閉鎖中とのことで、こちらですませたほうが良い

コース状況／危険箇所等

中ノ宮の荘重な神域を通過して、山頂へ続く参道を進む。ちょっと登ると左に登山道と書かれた広い道がある。登りは歴史ある切通しの道を登っていく。かなり急坂で泥濘や残雪もある。山頂の金峯山神社からブナ林の中の尾根道を進む。雪はかなり溶けてはいるが、まだ所々残雪があり、急坂の泥濘もあるので注意。鎧ヶ峰までは特に問題はない。帰りは金峯山の山頂に寄らず、手前から山腹を巻く広い登山道を下った。

その他周辺情報

鶴岡IC近くの庄内観光物産館はレストランやショッピングが楽しめます

写真

4/18 5:20

湯野浜温泉の海岸で見る夜明けのピンクムーン

4/18 8:34

金峯神社中の宮の社務所。登山者の記帳所があるようだが、私が通った時はまだ開いてなかった。

4/18 8:34

その向かいにある閼伽井の清水

4/18 8:34

帰りに水割り用に汲んで行きましょう

4/18 8:38

中の宮如意輪観音堂。

4/18 8:39

見事な彫刻が施されている。羽黒山でも見られたように庄内地方の豊かさが垣間見える。

4/18 8:44

歴史を感じる切通しの参道

4/18 8:58

途中で北方の展望が開ける

4/18 9:01

ここでもイワウチワが見ごろ

4/18 9:04

白っぽいのは葉が大きい。オオイワウチワかな。

4/18 9:04

見晴らしの良い八景台

4/18 9:07

新緑が目に鮮やかな、鎧ヶ峰方面への尾根

4/18 9:07

以東岳方面の山並みと山里の風景

4/18 9:07

まだ残雪の白も見えるブナ樹林

4/18 9:08

鶴岡市街地と鳥海山

4/18 9:08

ショウジョウバカマはだいぶ伸びてきている

4/18 9:08

八景台の先は女人禁制だったそうで、その境界を示していたらしい

4/18 9:09

こちらは普通のイワウチワらしい

4/18 9:19

山頂奥の院の一望台から見る庄内平野の大観と鳥海山。昨日と違って今日は曇り空だ。

4/18 9:21

キブシが鮮やかな黄色い数珠のような花を付けている

4/18 9:27

山頂に立つ金峯神社本殿。蔵王権現を祀るという。458mの山頂にこれだけのものを建てるという、その情念に感動する。

4/18 9:31

新緑に包まれたブナの森を縫ってゆく

4/18 9:36

登山道沿いに山桜が咲いていた

4/18 9:37

灰色の空でいまいち冴えないけれど、ピンクの桜の色は鮮やかだ

4/18 9:38

オオバキスミレが群落をつくっている

4/18 9:39

雪の多い地方ならでは

4/18 9:40

薄紫色が美しいキクザキイチゲ

4/18 9:48

残雪も多くなってきた

4/18 9:52

雪解けにマンサクの花は今が盛り

4/18 9:56

あがりこ大王みたいなブナ

4/18 10:02

時折野鳥の鳴き声が響くだけの静かな山道

4/18 10:03

やはりユキツバキも咲いている

4/18 10:09

雪が消えた道の脇にはカタクリ

4/18 10:10

鎧ヶ峰の手前でロープの張られた急坂

4/18 10:12

やはりとても葉が大きい。オオイワウチワですね。

4/18 10:16

鎧ヶ峰の山頂から、眼下に金峯山と奥にそびえる鳥海山

4/18 10:17

間近には東からの白一色の姿とは違った月山

4/18 10:18

以東岳へと山並みが続く。花が咲いたような木々の黄緑色が美しい。

4/18 10:34

帰り道もブナの森

4/18 10:35

見事な風格のブナ

4/18 10:46

うっすらと頬紅を引いたような白いオオイワウチワの花

4/18 10:47

4/18 11:02

金峯山頂に寄らずに広い道を下る

4/18 11:04

新緑の風に包まれて庄内の旅を終えた

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

OM-D E-M10 Mark II ボディ オリンパス

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

感想

yonejiy

金峯山は山形自動車道で鶴岡に向かう時に、湯ノ沢岳から北に続く山脈が平野へと下る端にあります。それだけに鶴岡の街から近く故郷の山、信仰の山であったらしい。
庄内でもう一日どこかへ登ろうと思って調べてみると、開山1350年という歴史ある修験の山でした。
実際に登山口となる中の宮は多くの堂宇が並び、神聖な雰囲気に包まれています。そこから切通しの参道を登ると、山頂にこのような立派な神社がと思わせる本殿が建っていました。確かにちょっと外れた一望台からは庄内の平野が一望され、対するようにそびえている鳥海山の姿があります。古くから信仰を集める山というのが実感できます。
母狩山への縦走路に入ると一気に新緑のブナに包まれた静かな山道となり、そちらこちらに花も咲いています。経ヶ蔵山ほどではないにしても、花を訪ねて登ったことに間違いなかったと思わせてくれました。鎧ヶ峰は眺望がすばらしく、青空の下だったらとは思いましたが、十分に満足して旅を終えました。

コメント

meiken

隣県へちょっと足を伸ばして花の山旅🌸
いいですね〜真似したくなります
今の時期萌えるスピードが速くてあっという間に新緑になっていくので
花追っかけは焦ってしまいますね〜💦
信仰の山、修験の山って趣があっていいですね〜。
私としては母狩山への縦走をしたいところです。
二日間花旅お疲れ様でした。
経ヶ倉山のミスミソウもこちらのオオイワウチワも素敵ですね[[heart]

yonejiy

meikenさん、こんばんは。
今はちょうど県民割があって半額ぐらいで泊まれますよ。
今年は花も咲き始めると早いし、森はあっという間に新緑です。
母狩山への縦走はちょうど鎧ヶ峰であった地元の方によると、残雪が多くて悪い個所があるらしいです。もう少し後のほうがよさそうです。経ヶ蔵山と金峯山では微妙に植生が違うのも面白いですね。