ユガテ〜大高取山〜越生梅林、休憩・昼飯無し、強風に泣いた奥武蔵行き
- GPS
- 07:11
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 771m
- 下り
- 825m
コースタイム
〜9:51一本杉峠〜10:46鼻曲山〜12:02桂木観音〜12:31大高取山〜13:17梅林神社・越生梅林〜14:10越生駅
天候 | ほとんど晴れ、お昼近くになってから強風! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:東武越生線越生駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは東吾野駅に設置されていました、即投入! 鼻曲山まではこれといった、危険と感じられる場所は無いようでしたが、このピークの下山道を皮切りに、急坂、やせ尾根の岩稜帯が矢継ぎ早に出現します。 お隣の山域である、正丸峠〜大野峠〜丸山あたりと似ていて、両端切れ落ちた岩稜帯が数十メートルほど連続します。 ロープ、鎖等も設置されていませんので、通過には十分な注意が必要です。 大高取山周辺からはなだらかな上り下りになります。 |
写真
感想
ぜんぜん山とはカンケー無いんですが、某チキンラーメンを大量入手。
以前大霧山にてチキンラーメンタマゴ入りを食したレコを掲載しましたが、今回も山チキンラーメン食うぞっ!と
大事に大事に卵を包んで、ちゃんと折りたたみのどんぶりも用意して、ワクワクしながら望みました。
結局強風吹きすさぶ中での山行となり、ランチ場所も確保できずに下山する事になろうとは、、
さて山行。
東吾野駅から出発です。
虎秀川沿いにしばらく進み、福徳寺横の「飛脚道」に入ります。
5年ほど前に地元の有志が普及させてから、ユガテ〜顔振峠へのメインルートになっています。
東側の吾那神社を経由するルートもあり。
どちらも「山と高原地図」には掲載されていますが、1/25000地形図にはルートは示されていません。
この古道、総じてなだらかで歩きやすい道、ただし木々が育って展望は見張り台まで望めません。
橋本山見晴台に到着。
1/25000地形図では、321ピークとして掲載されています、たぶん。。
南西から北北東にかけての展望。
奥武蔵〜奥多摩、はるか霞んで奥秩父の山並みまで望むことが出来ました。
フォローさせていただいているレコユーザーさんのまねをして、山カメラで山座同定。
合ってるか否かは、まぁ良かろうと写真掲載しました。
武甲山の横顔がまるでピラミッドのようで。
中央には蕎麦粒山。
三角のピークが特徴的です。
奥多摩の大岳山もすぐわかります。
先を急ぐ。
所々にベンチが置かれていました。
たぶん設置されていた頃は好展望だったのでしょう。
そのうち木々が生育してしまい、眺望が失われてベンチは単なる休憩地に。
ケルンに石を積み、再出発。
この山域はバリエーションルートも数多くあり、従って分岐も無数にあります。
それが理由なのかは別として、手製の道標の多いこと。
中には5センチほどの、見逃してしまいそうな道標も数多くありました。
まぁそのおかげで道迷いとは無縁だから、安心して歩けます。
椿の花を愛でつつ、ユガテに到着。
湯が天まで噴き出した、っていうからユガテって言うらしい。
真偽のほどはどうでしょうか??(笑)
以前は数戸の集落だったようです。
今でもゆず農家でしょうか、家はありますが人の気配が全くしません。
その民家の間をすり抜けようとしたら、犬がいてびっくり!!
よく見たら人形、いや犬形(笑)
リアルな模型です。
実は少々犬ってぇ生き物が苦手、あの人なつっこい性格が苦手。
横道に逸れました。。。
先を急ぐ!
ここまで出会ったハイカーは無し。
エビガ坂をひとまず目指します。
坂手前の分岐で、トレランハイカー(っていうのか??)と出会い、ここはどこですか?と聞かれました。
地図持ってますか?と聞いたら、A4サイズで割と広大な地図を出してくれました。
たぶん今ここだから、と自分の地図を差し出すと、これっていいですね、どこで印刷??
地図プリで、と教えてあげました、宣伝しときましたから〜〜(笑)
エビガ坂を西に折れ、一本杉峠を目指します。
このあたりから風が強くなってきました。
北日本は大荒れの天候とかで、その影響か?
峠にさしかかる手前で眺望が開けた場所に出ました。
南南東の方角に富士山が!
思っても見ない富士に感動!
7〜8合目あたりをくっきり見せてくれてました。
一本杉峠到着。
ここも地図にない分岐がいくつもあり、そのほとんどに道標が付けられていました。
有志達に感謝。
次に目指すは、鼻曲山。
なんとなくにおいそうな山名ですが、ちょっとワクワク(笑)
途中、真東に大宮方面の(たぶん)埼玉アリーナでしょうか?
埼玉新都心のビル群や、南南東にスカイツリーが展望できました。
筑波山もくっきり。
関東平野に突き出た百名山。
一回登ったけど、また行きたい山の一つ。
鼻曲山までは岩稜帯を進みます。
突然大岩が出現し、その間を縫うように進みます。
しかもやせ尾根。
木々に覆われて両端が切れ落ちているのをはっきりとは確認できません。
滑落したらただでは済まんぞ!と言い聞かせながらゆっくりと時間をかけて進みます。
本来ビビリーなので、こういう時は自ずから慎重になる。
自分の性格に感謝しなきゃ、とポジティブになる(笑)
直下の急登を、風をよけてゼイゼイ言いながら登り切り、鼻曲山へ。
標高447m、本日の最高峰!!
山名の由来、ググってもわからなかった。。。
山頂標識の下に、小さく『鼻曲』って可愛く書いてあったのがほほえましくて笑ってしまった。
笑ってると逆から二人組のハイカーが。
にやけてるの見られたか?と思ったが、挨拶してなにげなくやり過ごしました。。。
下山は急坂。
ロープ場の連続。
心して降りる。
368.3ピークを過ぎ、再度の急坂を慎重に下ります。
巨木、奇木の間を過ぎ、目指すは桂木観音。
なんの標識もない天望峠〜桂木峠を通過し、観音様へ。
眺望が開けました。
あれ?
どこだろ?
と思って、畑の横で休んでる親子に、観音様はどこでしょ?と聞いたら、男の子が「あれだよ〜〜〜」と。
おじちゃんしらないのぉ??、と言われ、コノヤロやなガキだ、と言おうとしたら、お父さんが「ばかも〜〜ん!!」と波平口調で怒鳴ります。
二言三言会話。
「いつも来てるんですよ」
『眺め良いでしょ、あれが○○なんだよ、それからあれが△△でねぇ。。』
まぁまぁ、聡明なガキ、、じゃなくておぼっちゃまなことで、、と早々に観音様へ。
お参りを済ませ、裏手にある大高取山を目指します。
ますます風が強くなってきた!!
果たしてランチ場所を探せるだろうか。。。
大高取山。
その昔は『大鷹取山』だったそうです。
山頂までの登りはなだらか。
人によってはのんびりしすぎ、と感じるんでしょうけど、今の自分は、ここまでろくに休憩も取って無くて
幾分かシャリバテ気味。
よって少々ゆっくり目に登ります。
山頂は展望無し。
山頂標識と三角点のみ。
一組のハイカー達が、風をよけるようにランチしてましたが、こりゃあ無理だろ!と、ランチ断念。
てっぺんチキンラーメンはまた今度だ!
と、早々に下山モードに入ります。
ここからハイカーが多くなります。
数人のパーティが登ってきました。
そのうちの一人、比較的高齢の方でしたが、『やだよ!もう登れねぇ!!』とだだをこねている。
奥様?らしき方との、じゃぁそこにすっと居れば?!とのやりとりを聞きながら、もっと優しくなろうよ。。
と思ったりして。。。
梅林までおやつを口に入れ、腹の虫をだましながら下山口にたどり着きました。
里は、さすが梅の里。
あちらこちらに梅が咲き乱れていました。
もう盛りを過ぎた頃なのかな?
最後の一咲きだな、などと思いながら、梅林方面へ。
ちょうど梅祭りが開催されていて、観光客で入り乱れていました。
梅林神社に下山の無事を感謝。
越生駅までバスが増便されていましたが、この際だから歩くことにします。
駅までの道すがら、うどん屋が多く、誘惑と戦いながら駅に到着。
駅の写真を取り忘れたことを、電車に乗り込んでから思い出し、まぁいいや、こういう事もあるさ(笑)
とあくまでポジティブに。
強風に泣かされた山行でしたが、ほぼ休憩無しで歩けたことに、違った意味で満足した一日でした。
あ、タマゴ、割れてませんでした!(笑)
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