犬鳴山「燈明ケ岳」「大天上ケ岳」と鍋パ


- GPS
- 06:32
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 499m
- 下り
- 485m
コースタイム
(70)
9:40 燈明ケ岳頂上 9:45
(35)
10:20 大天井ケ岳頂上 10:25
(25)
10:50 大天井不動尊 10:55
(45)
11:40 行者ノ滝前河原
(140)
昼食(鍋パ) 14:00
(60)
15:00 犬鳴山バス停 (ゴール)
天候 | 絶好の登山日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR阪和線 湯浅行き快速 天王寺発 6:50 日根野着 7:24 南海バス 犬鳴山行き 日根野駅前発 8:03 犬鳴山バス停着 8:28 帰り ※ 行きの逆 |
コース状況/ 危険箇所等 |
□■□■ 犬鳴山という名前の山は無く、犬鳴川渓谷の周りの燈明ケ岳をはじめとする山々一帯を犬鳴山と呼んでいます。 □■燈明ケ岳登山口から燈明ケ岳頂上 最初から胸を突くような激登りが続きます。 今日は2〜3日まえに降った雨の影響で足元が緩んでました。 それで粘土質の箇所の地面では滑りやすくなってました。 山頂の表記は「天狗岳」と書いてました。 □■燈明ケ岳頂上から大天井ケ岳頂上 最初は激下り(残置ロープ有り)の後、トラバース気味な山道に変わります。 経塚権現山分岐辺りからのルートは迷いやすいので慎重に・・ 大天井ケ岳への登りはビニールテープでは無く、梱包用の透明テープが樹に巻いてありました。 □■大天井ケ岳から行者ノ滝前河原 緩やかな下りの後、激下りと変わります。 トラロープが張って有りますが、老朽化しているので頼りすぎると危険です。 (ロープが切れてしまって、残置ロープが無い状態の区間も有り) 足元のしっかりした所を探りながら慎重に下りる必要があります。 ここは昔は行場になっていたとの事です。 滝の音がしだいに大きく聞こえるようになり、行者の滝の上部に出ます。 そこからは右側から滝を巻くようにして河原に下ります。 □■行者ノ滝前河原から犬鳴山バス停 犬鳴川渓谷、高低差がほとんど無い道を下っていきます。 大小、様々な滝を楽しみながら何度か橋を渡って歩きます。 どこの地点でも素晴らしい名所と山岳景観に癒されます。 □■□■ 犬鳴山バス停の近くに多くの温泉宿が有り、そのほとんどが日帰り入浴可能です。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
コンパス 1
筆記具 1
飲料 1 水筒/ペットボトル等
タオル 1
着替え 1
保険証コピー 1
ティッシュペーパー 1
携帯電話 1
雨具 1
ストック 1
腕時計 1
ビール等 1 各自の判断で
計画書 1
|
---|---|
共同装備 |
ツエルト 1
鍋の道具・食材一式 1
地図 1
GPS 1
カメラ 1
|
感想
□■□■ バリルートで緊張の連続「犬鳴山」
絶好の登山日和に恵まれて、犬鳴山の「燈明ケ岳」「大天上ケ岳」に行ってきました。
今日は会社の飲み友達2人と私の3人での山行でした。
山で鍋パをしたいとの計画でした。
鍋の道具と食材は全て私が用意しました。
前日、山行に備えて買出しに・・
☆ 食材 ☆
豚シャブ肉 500g
鶏つみれ
しめじ
新キャベツ 半玉
にんにく 2房
中華そば 細麺2玉
きざみねぎ
特大ウインナー
漬物(胡瓜・白菜 2種盛)
☆ 調味料 ☆
煮干し
乾燥ペッパー
胡椒
味ポン
塩
醤油
☆ 飲料 ☆
ビール
日本酒
これに鍋や小皿・コンロ、ボンベをパッキング
ザック重量は19kgとなりました。
当日、JR日根野駅で集合。
3人で犬鳴山行きのバスに乗って終点で下車・・
バス停から3分ほどで登山口の駐車場に。
登山口は一般的にはそれと分からない場所でした。
ここから登ります。と言うと連れの2人はえっ!と驚きの様子。
一見、ただの山があるだけで登山道とは気づかない景色なのです。
私が先頭で歩いて行きました。
最初から激登りです。
その上、2〜3日まえに降った雨の影響で足元が滑りやすい箇所がありました。
みるみる高度が上がり、振り返ると先ほどの駐車場が真下に見えます。
後で、聞きましたが・・
連れのメンバー2人は身の危険を感じながら登っていたとの事でした。
・・私は山登りに慣れているのでそんなに大変だとは思いませんでしたが、
初心者の2人からすれば、想像を絶する体験をした事になったみたいです。
そういう状況でしたが、斜度が緩やかな場所まで登り、一息つきました。
ここで大きな猪が目の前を横切ったのでビックリしました!
しばらくテープを辿って尾根を登ると山頂への激登りと変わりました。
そこを頑張って、「燈明ケ岳」山頂に着く事が出来きました。
ここからは下りに変わり、少し巻き気味に歩いてから本日、最も標高が高い地点の「大天上ケ岳」へ到達しました。
山頂はきれいに整備されてますが、眺望や建造物は有りません。
しばらく休憩の後、下山する事にしました。
ここからは犬鳴山の裏行場になります。
大天井不動尊を過ぎた辺りからは激下りが始まります。
とにかく安全だけを心掛けて時間を掛けて1歩1歩下りました。
ここも身の危険を感じながらの山下りとなりました。
下山ルートの9割がロープ場と言っても過言ではない、下りで行者の滝の上流に下り立ちます。
計画では行者ノ滝前河原に下りてから高城山に登り返す予定でした。
しかし、この時点で登り返す気力は残ってませんでした。
ここで「鍋パ」にしよう!!
と即、意見がまとまりました。
・・計画通り行くと高城山頂上は狭くて眺望も無い場所でしたが、
ここは犬鳴渓谷の上流で景色も良く、犬鳴川の心地よいせせらぎが聞こえて
絶好の食事スペースでした。
そして2時間を超す鍋パは大好評でした。
ビールのあてに、と用意した特大ウインナーをフライパンで焼きました。
美味い美味いと絶賛です♪
鍋はバクダン鍋(煮干しと赤唐辛子だしの豚しゃぶ)
アルコールもビール、日本酒で盛上りました。
2人とも2度と行きたくないと山登りは醜評でしたが、鍋パは逆に絶賛となりました。
山登りも今はそう思っていても2〜3日経つと、また登ってみたい気持ちが湧いてくるんやで!
と私が言うと、山ってそんなものかなぁ・・と会話しましたが、
さて、この御両人はどうなるんでしょうか?
・・食事の後片付けをしてから気付きましたが。
食事の段取りと食べて飲むのに夢中になっていたので、写真を1枚も撮れてなかったです。
今となっては悔やまれますが・・
2人のメンバーに喜んでもらえて重い荷物を担いだ甲斐がありました。
食事後はほとんど水平歩きの犬鳴渓谷をゆっくりと下りました。
多数の名所が点在し、滝も山中には犬鳴48滝と言われる滝が大小多数有り見応えがあります。
歴史的にも大峰霊場よりも犬鳴山の方が開山が早かったそうです。
大杉も多数散策路沿いにそびえ立っており、その存在感には圧倒されます。
・・そして事故や怪我無く、無事に山行を終える事が出来ました。
次はもう少しゆるいルートにしないとダメだな!と反省した山旅でした。
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