樽沢・金比羅山のシャガ、山抱きの大樫、千年の契り杉

2022年04月23日(土) [日帰り]

• GPS: 05:05
• 距離: 10.2km
• 登り: 691m
• 下り: 712m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 1:03
• 合計: 5:08

距離 10.2km 登り 713m 下り 713m

7:38 武蔵五日市駅
8:06 8:07 樽沢林道入口
8:15 8:25 樽沢のシャガ
8:45 8:55 金比羅山
9:00 9:15 星竹林道の陸橋
10:04 10:09 南沢山
10:34 10:37 山抱きの大樫
11:07 11:15 千年の契り杉
11:29 11:30 深沢山
11:56 ためぐそ山
12:02 地蔵山
12:16 ぐみの木峠
12:25 12:35 まいまい坂
12:46 武蔵五日市駅 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

起終点はJR武蔵五日市駅(スタート、ゴール)

コース状況／危険箇所等

危険個所は特になしです。

写真

4/23 8:18

樽沢のシャガは蕾が多く、谷間を白く飾るのはまだ先のようです。

4/23 8:20

アヤメによく似ていることから、学名は「Iris Japonica」(日本のアヤメ)です。

4/23 8:23

また、蝶が舞い上がるように見えることから、「胡蝶花」とも呼ばれています。

4/23 9:00

金比羅山は縦走路から外れているため、山頂を踏む人は少ないのではないでしょうか。

4/23 9:23

金比羅山を過ぎ、星竹林道をまたぐ陸橋の前後にも、シャガが群生しています。日当たりがよく、ここでは満開でした。

4/23 9:30

花は1日で枯れてしまいますが、根茎を這って群生することから、花言葉は「多くの友人」だそうです。

4/23 9:31

白地に青と黄の斑点が入り、見る人に清楚な印象を与えます。

4/23 9:37

日射が明るく、展望は闊達。城山の彼方に臼杵山、生藤山方面が見渡せます。しばらくの間、山座同定にいそしみました。

4/23 10:38

露出した石灰岩の上に根を張って立っている様子が、山を抱いているような印象を与えることから、「山抱きの大樫」と呼ばれている霊木であり、瞠目に値します(樹齢は300年以上、幹周りは6.5m)。
　

4/23 10:48

桜は万人に愛でられる花、春爛漫に花びらがホロホロと散っていました。

4/23 10:49

赤い三角帽子の「ジィジィ」(森の妖精)が、深沢小さな美術館まで道案内してくれます。

4/23 11:09

「千年の契り杉」は幹周り7．8m、樹高45mの巨樹。2本の幹が分かれて成長していく過程で再び上部で癒合していることから、その名が付きました。

4/23 11:30

深沢山ですが、このあとの「ためぐそ山」もそうですが、頂上の感はありません。

4/23 12:02

地蔵山の頂上には地蔵仏が祭られていました。

4/23 12:24

「まいまい坂」とは、かたつむりの殻に似て、くねくねと曲がった坂を意味します。青梅から五日市に至る青梅古道の一部でもありました。

4/23 12:25

解説板には、慶応2年（1866年）に秩父名栗方面で蜂起した百姓一揆の一隊と五日市の農民たちとの戦闘があり、五日市側が一揆群を撃退した、と記されています。

4/23 12:26

一輪草と二輪草が群落を成しています。

4/23 12:32

めずらしい三輪草です。

撮影機器：

SO-01L Sony

感想

OLTA

早朝は霧が立ち込めていましたが、折よく晴れ渡り、鮮やかな新緑が光るように輝いていました。道端にはシャガや一輪・二輪・三輪草が花盛りでした。
「山抱きの大樫」、「千年の契り杉」の前に立つと、おのずと合掌してしまうほどの神々しさが漲っていました。