難路の小原〜法恩寺山を登って山スキー
- GPS
- 07:53
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
天候 | 曇り 一時霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小原林道から法恩寺山へのルートは途中で登山道が崩落して通行不能。要ロープ。 |
写真
感想
先週、赤兎山避難小屋に泊まる途中に法恩寺山に行くルートの分岐があり、気になったのでスキー担いで行ってきました。結論から言えば現状通行不能になってます。
天気はお昼前から小雨も、という予報でしたが低山で小雨ならOK。ルートは地図で見てるとなかなかの急斜面、スキーで滑れば大丈夫なレベル〜と思ってたら急斜面には雪はありませんでした。途中から残雪のある谷筋もありましたが、アプローチが薮薮なので諦めました。
法恩寺山への分岐までは雪のほとんどない小原林道を歩きます。今回は往復ショートカットしました。ショートカットの登りは急なのでハードです。
さて分岐からは全くの未知ルート。ヤマレコの「みんなの足跡」がそのまま使えますが、途中の沢を横断するところのトラバース道が崩落して完全に斜めになっていて、歩いたら即沢まで滑り落ちます。下降に良さげなところもないので諦めてロープ出して降りました。もし行かれるのであればトラロープぶら下げておくと帰りも何とかなりそうです。
そこからは狭く歩きにくい急斜面、獣道並みですがところどころ整備跡があり、ロープや鎖が張ってあります。しかしこれは登山道があると思わない方が良いでしょう。刈り払いされてるのが救いです。
大いに苦労してようやく稜線が近づくと斜度も緩んで雪が出てきます。やっとスキーの出番です(笑)
もうかなり薮が出てますので帰りの滑りはいつものように修行ですが致しかたありません。というかそんなに気にしてないかも?(笑)
上部はガスが濃くなりついに霧雨も。雨具を着ます。アップダウンを何度か繰り返すとスキージャム勝山の最上部に到着し、少し登れば法恩寺山に到着します。
ガスガスの中お昼のカップ麺をいただきます。そしてシールを剥がしてウロコスキーで滑ります。ウロコスキーはNTNテレマーク用と、TLT用の2本を同じ板で用意しましたのでシールは共通で1つ(ペア)です。伏拝まではアップダウンがありますがウロコでなんとか登ります。ウロコスキーだと腕力が勝負なので、もっと鍛えないといけません。
伏拝からしばらくは快適な斜面、先週と違ってザラメスキーで薮は多くてもこっちの方が断然楽しいです。後半は木々の間隔も狭く薮がかなり邪魔ですがなんとかクリア。ジャンプターンで一気にターンするのでハードです。帰りは残雪の末端まで滑っていよいよシートラの急斜面下り。滑りやすく狭い道は油断する隙を与えてくれません。そして行きにロープで下降した沢筋ですが、登る手がかりがなく、ピックストックを突き刺しても滑るだけの脆い斜面。足元も崩れる一方です。崩壊した杭を頼りにピックストックを岩に引っ掛け、腕の力も加えてなんとか這い上がりましたが泥だらけになりました。
小原林道に戻れば久しぶりに疲れてヘロヘロで足は棒。車に戻って片付けを済ませてシートに座って「あぁ・・・」と疲れを感じた山行は久しぶり、でも日帰り笈ヶ岳よりはマシですね。
このハード山行のおかげでようやく少しは腹も凹み、体脂肪率も下がりました。久しぶりに体重計の算出する体年齢が40歳を切って、最近楽な登山しかしてないわりにカロリー摂り過ぎやからなぁ〜と振り返る日々です。
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