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Yamareco

記録ID: 4203213
全員に公開
ハイキング
比良山系

コメカイ道整備(ヒジキ滝-笹峠道出合 朽木栃生より)

2022年04月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:15
距離
10.6km
登り
858m
下り
853m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
3:37
合計
9:03
8:49
8:50
5
10:03
10:04
135
コメカイ道出合
12:19
15:22
29
15:51
16:13
11
16:24
16:25
46
17:16
17:18
6
17:24
17:28
1
17:29
ゴール地点
コメカイ道出合から、ヒジキ滝の間は、登山道整備を行っています。コースタイムは、参考にならないと思います。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朽木栃生の「栃生橋西詰め」の広い場所に駐車させて頂きました。朽木栃生の旧集落跡の広場は、現在、砂防堰堤工事中の為、駐車出来ません。
コース状況/
危険箇所等
 朽木栃生から、コメカイ道出合・笹峠道出合までは、ハイキングコースです。
 コメカイ道出合から、ヒジキ滝までは、ハイキングコースではありません。急斜面に作られた、昔の杣道(トラバース道)です。難コースを進む、技術・装備が必要です。
 ヒジキ滝から、笹峠道出合までは、尾根ルートと古い杣道を使って、P732(ホトラ山)に上がっています。
栃生橋西詰めより、東を望んでいます。この後、R-367の交差点で、昨年、12月23日の細川越えの遭難者救助に当たられた「U氏と愛犬」に会い、少しお話をしました。凄く立派な犬でした。
2022年04月23日 08:26撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 8:26
栃生橋西詰めより、東を望んでいます。この後、R-367の交差点で、昨年、12月23日の細川越えの遭難者救助に当たられた「U氏と愛犬」に会い、少しお話をしました。凄く立派な犬でした。
重装備なので、旧集落跡の登山口から入ります。
2022年04月23日 08:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 8:55
重装備なので、旧集落跡の登山口から入ります。
墓地の手前の竹林の倒れ竹を、片付けてから進みます。
2022年04月23日 08:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 8:57
墓地の手前の竹林の倒れ竹を、片付けてから進みます。
砂防堰堤工事の作業道を横切って、登山道へ上がります。
2022年04月23日 09:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 9:01
砂防堰堤工事の作業道を横切って、登山道へ上がります。
2018年に倒れた、アオハダの株立ちの大木です。今年も、元気に芽吹いています。
2022年04月23日 09:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 9:50
2018年に倒れた、アオハダの株立ちの大木です。今年も、元気に芽吹いています。
コメカイ道出合です。直進が、コメカイ道ですが、ハイキングコースではありません。イクワタ峠ルートは、右に折れます。
2022年04月23日 10:04撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 10:04
コメカイ道出合です。直進が、コメカイ道ですが、ハイキングコースではありません。イクワタ峠ルートは、右に折れます。
途中、デポしていたトラロープを取り出します。
2022年04月23日 10:13撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 10:13
途中、デポしていたトラロープを取り出します。
最初の鞍部です。簡単に食事します。
2022年04月23日 10:28撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 10:28
最初の鞍部です。簡単に食事します。
ハーネス・カラビナ・スリング、ヘルメット等を身に付けます。
2022年04月23日 10:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 10:46
ハーネス・カラビナ・スリング、ヘルメット等を身に付けます。
苔むす、トチの巨木です。
2022年04月23日 11:07撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 11:07
苔むす、トチの巨木です。
此方は、コメカイ道で、最大のトチの巨木です。今年も、元気に芽吹きが始まっています。
2022年04月23日 11:09撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 11:09
此方は、コメカイ道で、最大のトチの巨木です。今年も、元気に芽吹きが始まっています。
作られた頃のコメカイ道の姿が残っています。
2022年04月23日 11:13撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 11:13
作られた頃のコメカイ道の姿が残っています。
2018年の台風の被害のコナラです。上を回ります。
2022年04月23日 11:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 11:23
2018年の台風の被害のコナラです。上を回ります。
このトチの大木の所で、最初の作業をします。
2022年04月23日 11:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 11:29
このトチの大木の所で、最初の作業をします。
太い根にトラロープを巻きますが、エイトノットにして、根を締め付けない様にします。
2022年04月23日 11:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 11:59
太い根にトラロープを巻きますが、エイトノットにして、根を締め付けない様にします。
上から回して、雪崩で、半分、折れた杉の木の支点の補強をします。
2022年04月23日 12:00撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 12:00
上から回して、雪崩で、半分、折れた杉の木の支点の補強をします。
杉の木は、半分折れています。
2022年04月23日 12:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 12:01
杉の木は、半分折れています。
ワリ谷源流部の一つです。新緑が始まっています。
2022年04月23日 12:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 12:16
ワリ谷源流部の一つです。新緑が始まっています。
ヒジキ滝への下り口です。半分倒れているヤマモミジ?の補強をします。
2022年04月23日 12:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 12:30
ヒジキ滝への下り口です。半分倒れているヤマモミジ?の補強をします。
古いトラロープの結び目が怪しくなっていますので、切断し、新しいトラロープを足して、結び直します。
2022年04月23日 12:34撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 12:34
古いトラロープの結び目が怪しくなっていますので、切断し、新しいトラロープを足して、結び直します。
取り敢えず、ガッチリ補強出来ました。当分、このヤマモミジは、潜る事になりそうです。
2022年04月23日 12:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 12:58
取り敢えず、ガッチリ補強出来ました。当分、このヤマモミジは、潜る事になりそうです。
少し下った所で、小型ツルハシを使い、太い根を掘り出して、支点をとります。
2022年04月23日 13:15撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 13:15
少し下った所で、小型ツルハシを使い、太い根を掘り出して、支点をとります。
取り敢えず、雪崩で折れた立木の支点の補強をしますが、恐らく今後、大幅に、支点の組み直しをする様になると考えています。
2022年04月23日 13:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 13:27
取り敢えず、雪崩で折れた立木の支点の補強をしますが、恐らく今後、大幅に、支点の組み直しをする様になると考えています。
ヒジキ滝です。一週間で、随分、左の残雪が減りました。
2022年04月23日 13:48撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 13:48
ヒジキ滝です。一週間で、随分、左の残雪が減りました。
ヒジキ谷に、新緑です。
2022年04月23日 13:48撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 13:48
ヒジキ谷に、新緑です。
この写真は、一週間前の撮影です。左岸のトラロープの最下部の支点をとっている立木が、雪崩で折れています。
2022年04月16日 14:10撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 14:10
この写真は、一週間前の撮影です。左岸のトラロープの最下部の支点をとっている立木が、雪崩で折れています。
二本のトラロープの新しい方の支点を、岩に、ハーケンを打ち込んで、シャックルを入れ、作りました。これで、少し安心です。
2022年04月23日 14:32撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 14:32
二本のトラロープの新しい方の支点を、岩に、ハーケンを打ち込んで、シャックルを入れ、作りました。これで、少し安心です。
右岸の岩場を確認します。異状は無い様です。15時過ぎましたので、帰ります。
2022年04月23日 15:06撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 15:06
右岸の岩場を確認します。異状は無い様です。15時過ぎましたので、帰ります。
ヒジキ谷西尾根を上っています。途中、急斜面を避けて、西へ、古い杣道に入り、次の尾根を目指します。
2022年04月23日 15:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 15:25
ヒジキ谷西尾根を上っています。途中、急斜面を避けて、西へ、古い杣道に入り、次の尾根を目指します。
次の尾根を上っています。新緑が始まったばかりの様です。
2022年04月23日 15:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 15:36
次の尾根を上っています。新緑が始まったばかりの様です。
P732(ホトラ山)と思われるピークです。
2022年04月23日 15:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 15:46
P732(ホトラ山)と思われるピークです。
イクワタ峠ルートに入りました。笹峠道出合まで、進みます。
2022年04月23日 15:49撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 15:49
イクワタ峠ルートに入りました。笹峠道出合まで、進みます。
コナラでしょうか?ウィルスの寄生に依る瘤が沢山付いています。
2022年04月23日 15:51撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 15:51
コナラでしょうか?ウィルスの寄生に依る瘤が沢山付いています。
笹峠道出合です。
2022年04月23日 15:53撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 15:53
笹峠道出合です。
「危険」の警告標識が倒れています。
2022年04月23日 15:53撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 15:53
「危険」の警告標識が倒れています。
取り敢えず、枯れ木を積み上げて、真っ直ぐに立てます。
2022年04月23日 16:11撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 16:11
取り敢えず、枯れ木を積み上げて、真っ直ぐに立てます。
朽木栃生旧集落跡の広場まで、戻りました。対岸の白倉岳の新緑が綺麗です。
2022年04月23日 17:11撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/23 17:11
朽木栃生旧集落跡の広場まで、戻りました。対岸の白倉岳の新緑が綺麗です。
シャガの花の蕾が沢山あります。もう直ぐ満開になります。
2022年04月23日 17:17撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/23 17:17
シャガの花の蕾が沢山あります。もう直ぐ満開になります。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット 簡易ハーネス ザイル30m スリング カラビナ ATC下降器 アセンダー ゴム付き軍手 携帯用鋸 携帯用鉈 ナイフ 山仕事用手鋸 ザック45L ストック ヘッドランプ 予備電池 地図(地形図) コンパス GPS2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 雨具 タオル ファーストエイドキット 昼食 非常食 飲料 レジャーシート 小型ツルハシ ハーケン ハンマー
備考  持って行って良かった物は、小型ツルハシとハーケン・ハンマーです。小型ツルハシは、急斜面での確保、支点にする木の根の掘り出しに役立ちました。
 ハーケン・ハンマーは、左岸のトラロープの最下部の支点を作るのに役立ちました。

感想

 出発して直ぐに、栃生橋取付け道路と、R-367の交差点で、昨年末、細川越えの遭難者を発見された「U氏と愛犬」にお会いし、お話をする事が出来ました。とても幸運でした。有難う御座いました。
 今回は、コメカイ道の、雪崩で被害受けたトラロープの手当てをする作業が主目的でした。積雪期のヒジキ滝は、危険なので、訪れた事はありませんが、支点にしている立木やトラロープの被害を見るだけで、今回の冬の積雪量と雪崩の圧力・衝撃の大きさが分かります。
 今回、岩にハーケンを打ち込み、左岸のトラロープの最下部の支点の一つを、折れた立木から、ハーケンに切り替えました。良く効いている様なので、もう一本の古い方のトラロープの支点も、出来れば、切り替えたいと考えています。
 ヒジキ谷西尾根から、一部、古い杣道を経由して、笹峠道出合に上がりました。上がった所のピークは、ホトラ山と呼ばれていて、昔は採草地(焼畑を含む?)だった様です。今は、松や杉などが植林され、他に、自然林もありますが、ホトラを採っている頃は、地区の方々が、自在に、一帯を歩かれていた筈です。今回も、一部、古い杣道を利用して、笹峠道出合まで上がっています。この辺り一帯は、昔の杣人の名残りの残っている、趣のある山域です。

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