ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 420844
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

蔵王山の消え行くモンスター達(地蔵岳〜避難小屋〜馬の背〜熊野岳)

2014年03月23日(日) 〜 2014年03月24日(月)
 - 拍手
gentama その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:20
距離
11.1km
登り
1,180m
下り
366m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3月24日
ロープウェイ地蔵岳山頂駅(1661m)10:55→
11:22地蔵岳(1736m)→
11:46ワサ小屋跡分岐→
12:41避難小屋13:08→
13:25馬の背→
14:03避難小屋→
14:15熊野岳(1841m)14:20→
14:48ワサ小屋分岐→
15:10地蔵岳→
15:50山頂駅
天候 薄曇/晴
強風~~~~"Qo┃・∀・┃"ピュービュー
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
◇山形自動車道、山形蔵王ICから県167〜西蔵王高原ライン〜蔵王温泉20Km/40分
◇蔵王ロープウェイ地蔵岳山頂駅往復2500円
 平日の為待ち時間なしで山頂駅まで40分程で上がりました
 殆どがボード・スキーのお客さんです
 http://www.zaoropeway.co.jp/
◇駐車場は、平日無料ですが着いた時には略満車でした
コース状況/
危険箇所等
◇登山ポスト、トイレ、レストランは地蔵岳山頂駅にあります
◇コース状況
・コースには目印の杭があります、風も強くガスもありましたが、見落とす心配もありません
・地蔵の登りは、ツボ足です。地蔵から先は丁度良くクラストしてるので歩きやすいです
・スノーシューを持っていたけれど使いませんでした、相方は軽アイゼンを着用
・場所により風が半端なく強かった、Wストックだったがピッケルがあった方がより安心
◇日帰り温泉は近くにありました
 湯の花茶屋 新左衛門の湯 http://zaospa.co.jp/
地蔵岳山頂駅のレストランより地蔵岳を見る
この辺の樹氷はまだまだ健在です
2014年03月24日 10:14撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
6
3/24 10:14
地蔵岳山頂駅のレストランより地蔵岳を見る
この辺の樹氷はまだまだ健在です
山頂駅にある「開運の鐘」皆さん鳴らしてます
我々も♪鐘を鳴らし出発です
2014年03月24日 10:56撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
3
3/24 10:56
山頂駅にある「開運の鐘」皆さん鳴らしてます
我々も♪鐘を鳴らし出発です
樹氷の中を登ります
2014年03月24日 11:03撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
4
3/24 11:03
樹氷の中を登ります
あまり近づかない方がいいです!
落ちたら大変!
2014年03月24日 11:11撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
14
3/24 11:11
あまり近づかない方がいいです!
落ちたら大変!
こちらの斜面は広大に樹氷が広がってます
2014年03月24日 11:11撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
3/24 11:11
こちらの斜面は広大に樹氷が広がってます
大分溶け出している感じです
2014年03月24日 11:11撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
3/24 11:11
大分溶け出している感じです
ガスが出てきました
2014年03月24日 11:12撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
3/24 11:12
ガスが出てきました
樹氷の中をツボ足で登ります
2014年03月24日 11:13撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
3
3/24 11:13
樹氷の中をツボ足で登ります
地蔵岳(1736m)
駅から数100mのこの山頂まで30分ほど掛かりました
2014年03月24日 11:22撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
10
3/24 11:22
地蔵岳(1736m)
駅から数100mのこの山頂まで30分ほど掛かりました
地蔵岳より山頂駅が良く見えます
2014年03月24日 11:23撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
5
3/24 11:23
地蔵岳より山頂駅が良く見えます
目指す熊野岳は雲の中です
2014年03月24日 11:24撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
3/24 11:24
目指す熊野岳は雲の中です
棒杭の目印を進みます
雪面は、少しクラスト気みで歩き易いです
2014年03月24日 11:27撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
3/24 11:27
棒杭の目印を進みます
雪面は、少しクラスト気みで歩き易いです
立派に成長したエビの尻尾
2014年03月24日 11:30撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
7
3/24 11:30
立派に成長したエビの尻尾
ガスの切れ間に熊野岳が見えます
2014年03月24日 11:32撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
3/24 11:32
ガスの切れ間に熊野岳が見えます
青空も見えてきた!
2014年03月24日 11:34撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
11
3/24 11:34
青空も見えてきた!
またガスが出てきた!
この辺がワサ小屋跡分岐か?
2014年03月24日 11:42撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
3/24 11:42
またガスが出てきた!
この辺がワサ小屋跡分岐か?
風がとても強い
2014年03月24日 11:47撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
3
3/24 11:47
風がとても強い
風強い!!!
2014年03月24日 12:17撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
3
3/24 12:17
風強い!!!
風やんで欲しい
2014年03月24日 12:26撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
3/24 12:26
風やんで欲しい
避難小屋に到着
右が出入り口、雪かき用のスコップもあります
これから中で昼食です
2014年03月24日 12:43撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
5
3/24 12:43
避難小屋に到着
右が出入り口、雪かき用のスコップもあります
これから中で昼食です
食事も終え相方とザックを小屋にデポして馬の背に向かい念願のお釜とご対面
2014年03月24日 13:25撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
7
3/24 13:25
食事も終え相方とザックを小屋にデポして馬の背に向かい念願のお釜とご対面
馬の背から見た刈田岳、目印の杭も遠くまで続きいてます
お釜も見えたので戻りましょう!
2014年03月24日 13:25撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
3/24 13:25
馬の背から見た刈田岳、目印の杭も遠くまで続きいてます
お釜も見えたので戻りましょう!
避難小屋に戻ると、かなり天候も回復してきた様子
2014年03月24日 13:45撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
3/24 13:45
避難小屋に戻ると、かなり天候も回復してきた様子
小屋は中二階作りの8畳ほどの広さです中央に石油ストーブがありこんな感じです

ありがた〜ぃ、暖かでした!
退出はストーブの消火確認 ヨシ!

さて! 山頂を目指します!
2014年03月24日 13:55撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
4
3/24 13:55
小屋は中二階作りの8畳ほどの広さです中央に石油ストーブがありこんな感じです

ありがた〜ぃ、暖かでした!
退出はストーブの消火確認 ヨシ!

さて! 山頂を目指します!
熊野岳山頂(1841m)
ここかな?ここでしょ!GPSで確認
2014年03月24日 14:17撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
7
3/24 14:17
熊野岳山頂(1841m)
ここかな?ここでしょ!GPSで確認
山頂の熊野岳の社は、この雪の中です
道標もどこだか分かりません
ガスも切れ青空が広がり始めました
2014年03月24日 14:19撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
7
3/24 14:19
山頂の熊野岳の社は、この雪の中です
道標もどこだか分かりません
ガスも切れ青空が広がり始めました
熊野岳を背に下山です
相変わらず強風が駆け抜けます
2014年03月24日 14:43撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
4
3/24 14:43
熊野岳を背に下山です
相変わらず強風が駆け抜けます
コース目印の杭も巨大化
風雪の厳しさが伺えます
2014年03月24日 23:10撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
3/24 23:10
コース目印の杭も巨大化
風雪の厳しさが伺えます
地蔵岳まで戻りました
山頂駅まで樹氷を見ながらのんびりと下ります
2014年03月24日 23:11撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
13
3/24 23:11
地蔵岳まで戻りました
山頂駅まで樹氷を見ながらのんびりと下ります
しばし足を止めながら造形の美しさを楽しみました
2014年03月24日 15:20撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
5
3/24 15:20
しばし足を止めながら造形の美しさを楽しみました
この辺のモンスター達はまだ健在です
2014年03月24日 15:20撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
3/24 15:20
この辺のモンスター達はまだ健在です
穴が開いてます?
不思議
2014年03月24日 23:11撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
5
3/24 23:11
穴が開いてます?
不思議
確かに貫通してます
2014年03月24日 15:21撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
3/24 15:21
確かに貫通してます
樹氷の間に山頂駅が見えます
2014年03月24日 23:12撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
3/24 23:12
樹氷の間に山頂駅が見えます
たっぷり楽しめました♪
2014年03月24日 15:22撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
6
3/24 15:22
たっぷり楽しめました♪
駅のレストランから同じ場所で撮影
なごり欲しいですがロープウェイで下ります
2014年03月24日 15:58撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
5
3/24 15:58
駅のレストランから同じ場所で撮影
なごり欲しいですがロープウェイで下ります
山頂駅を後にロープウェイから見た樹氷原はこんな感じです
痩せこけた樹氷は、皆同じ方向を向いたゾンビのようでした
2014年03月24日 16:11撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
3/24 16:11
山頂駅を後にロープウェイから見た樹氷原はこんな感じです
痩せこけた樹氷は、皆同じ方向を向いたゾンビのようでした
今年のアイスモンスター達も、やせ細れ解け始めているようです…
2014年03月24日 16:11撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
7
3/24 16:11
今年のアイスモンスター達も、やせ細れ解け始めているようです…

感想

この時期に行きたい山は幾つかあったが、春のお彼岸、前半は何かと忙しかった。
そんな中で23、24日が天気は良さそうだし準備を進める事にした。

早速、健保の保養施設に電話を入れると宿泊出来るとの事、直ぐに予約を入れた。
行く先はZAOだ、温泉にも入れるし熊野岳に登りお釜でも見てこよう。

しかし膝に不安を抱える相方は始めての雪道を歩けるだろうか、心配もあった。少しそんな不安を抱きながらの出発だった。

このコースの出発点はロープウェイで一気に行ける地蔵岳の山頂駅からだ
そこから熊野岳を目指すコースだが歩行距離も短く高低さも少ないので相方も歩けるだろうと自己中な計画を立てた。

前日の23日は丁度相方のバースディー久しぶりに保養施設で温泉&グルメを満喫、のんびりと過ごす事ができた。

翌24日は月曜平日、当然すいているものと思いゆっくり宿泊先を出てロープウェイ駐車場に着くと既に略満車、平日にも拘らず人気のあるスキー場だ!何とか車が停められて一安心!

ロープウェイの駅に入ると、この時間だとお客さんは少なく乗車券は待たずに買え40分ほどで山頂駅に着いた、そこから見渡す絶景は樹氷の世界、自然の造形美に初めて見た相方も感動した様子、林間のゲレンデでは、大勢のスキーヤーで溢れ返っていた。

さぁ〜これからが本番だ、駅を出発地蔵岳に向かう、初めての雪道を歩く相方はスノーシューを履くよりアイゼンにした、ステップを切り一歩一歩時間は掛かるが確かに楽だ、時々踏み抜きながらも30分程掛けて地蔵の山頂に着いた。

地蔵岳からは緩やかな雪原を目印の杭に沿って熊野岳避難小屋へ向かった
西から吹き付ける風がとても強かった、何度も立ち止まり凌いだ、途中の休憩も儘ならぬまま避難小屋に到着。

小屋は出入り口のドアと明り取りの窓がポッカリ開いて他すべてが雪に覆われていた、先人が雪かきをしてくれたようだ。
先行者の数名と入れ替わりに我々ともう一組が中に入った。

小屋は8畳ほどの広さで中二階があり5〜6人は泊れそうだ、真ん中に石油ストーブがありそれを囲んでゆっくり食事が摂れた。

食事が終り相方とザックを残し単独で馬の背に向かう、馬の背からのお釜を見るためだ。
天候は悪くはない視界は開けてる、だだ風には注意だ時折強い風が吹き付ける。
小屋から15分程でお釜を見下ろせるビューポイントに着いた、念願のお釜をカメラに収め来た道を戻った。

避難小屋に戻る頃には、ガスも切れ晴れ間が覗き始めた、熊野岳も直ぐそこに見えた。

再び相方と熊野岳山頂を目指す、頂上に着くと社は雪の塊と化していた、形すら分からない。
GPSで確認、ここが山頂の熊野岳だ!
雪に埋もれた神社の前で相方と記念撮影を撮りあった。

さぁ−下山開始だ!
熊野岳を後に下り始める頃には、また天気が良くなってきた、不安定な天気だが相変わらず風が強い。

帰りは山頂を後に真っ直ぐに雪面を踏みしめながら下る、風はまだ止むことはなかった。

地蔵岳にはそれほど時間は掛らず着いた、地蔵の樹氷原は、なだまだアイスモンスターがいっぱい、造形美を楽しみながら山頂駅に戻った。
心配していた相方も、そして強風の中トラブルなく歩けたこと、本当に良かったです。

下りのロープウェイから見た樹氷原はモンスターの崩壊が始まり春の訪れを感じました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2140人

コメント

悔しい
初めまして。

悔しいです・・

3/22(金)は、吹雪いてホワイトアウトで通行止めでした。

こんな景色が見たかった・・・・
2014/3/27 21:21
2日違いでした!
DUFFさん コメント有難うございます。

23日の蔵王あたりは雪でした山形道の笹谷トンネル辺りは、路面に積もる程の雪が降ってました。
夕方ぐらいから回復し、24日のトレキングは晴れました
しかしガスの吹き上げと風が非常に強かったです。
それにしても22日の吹雪の中大勢のお客さんが登ってたんですね!
2014/3/27 22:42
誕生日(^^)
gentamaさん、こんばんは

奥様は23日が誕生日だったのですね!(私は25日でした )
温泉spa& グルメrestaurant&お山 と素敵な時間
モンスターもバッチリでしたね

羨ましいです(^^)
2014/3/28 22:42
Re: 誕生日(^^)
pippiさん おはようございます

25日が誕生日ですか!おめでとう

うちの奥さんは、誕生日は来て欲しくない、齢を取りたくないと言ってました
女性はいつまでも若く居たいんですね

齢を重ねると誕生日は元気で健康に迎えた喜びですね
来年の誕生日にも、どこかの山を歩いていたいものです
2014/3/29 8:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 蔵王・面白山・船形山 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら