【ロングロングスノーシューハイク】硫黄岳（稲子湯ピストン）

2014年03月28日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,484m
• 下り: 1,478m

コースタイム

歩行時間8時間35分　休憩50分　行動時間9時間25分

07:50 稲子湯
（10）
08:00 みどり池登山口駐車場
（90）
09:30 しらびそ小屋
（60）
10:30 本沢温泉
（70）
11:40 夏沢峠
（60）
12:40 硫黄岳山頂
（50）大休憩お昼ごはん
13:30 下山開始
（45）
14:15 夏沢峠
（30）
14:45 本沢温泉
（85）
16:10 しらびそ小屋
（65）
17:15 稲子湯

天候

終日快晴　無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：大泉IC〜佐久南IC 144号で松原湖から稲子湯
駐車場：稲子湯の登山口の目の前に駐車、300円
復路：佐久南IC〜所沢IC

コース状況／危険箇所等

【稲子湯近辺】
稲子湯までの道路は除雪済み、稲子湯からみどり池登山口までは車は入れず。
駐車場は平日ということでガラガラ、好きなとこ停めてねと。
登山ポスト、トイレ、自販機、売店あり。

【稲子湯〜夏沢峠】
基本踏み跡は明瞭なものの、数歩おきに踏み抜いた跡が。
ちょっと気を抜くと踏み抜く脆い雪、早々にスノーシュー装着。

【夏沢峠〜硫黄岳】
森林限界越えるとさすがに固い氷雪、所々岩肌も見えている。
付け替えが億劫だったので登りはスノーシューとポールのままで。

【硫黄岳〜夏沢峠】
10本爪アイゼンとピッケルで下山。
しかし森に入った途端踏み抜き祭り、夏沢峠で再びスノーシュー。

【夏沢峠〜稲子湯】
スノーシューなのをいいことにショートカットしまくり。
ちょっとコースはずれるとももまで踏み抜くもおかまいなしに進む。

【お風呂と晩ごはん】
稲子湯は2月の大雪でお風呂の屋根がつぶされてしまったとのことでお風呂休止中。
一旦下っていつものヤッホーの湯。登って行く途中で夕映えの八ヶ岳絶景ポイント。
晩ごはんは小海町の腹ぺこ御用達の店「風とり」でがっつり豚肉祭り。

写真

すっかり寝坊したのだけれど、こんなの見たら、ねえ。

稲子湯に到着。平日ガラガラ。

本日の装備。

この登山口の目の前に車を停めて、クライムオン。

車道を2回ほど横切る。降った雪が凍ってこんな感じ。

おなじみのみどり池登山口の駐車場も、まだ雪がたっぷり。

森の中には雪解け沢もチラホラ。踏み抜かないように進む。

森の木々も春の日差しを浴びて気持ちが良さそう。

こまどり沢の看板。帰る時にはもう少し顔を出していました。

しらびそ小屋に到着。餌付けされた小鳥やリスたちが集う素敵な小屋。

みどり池も一面真っ白。そして天狗岳が青空に映え渡る！

こちらは稲子岳の岸壁。

しばし森の中を進むと天狗と硫黄の分岐。今日は硫黄な気分、かな？

味のある看板が見えてくると、本沢温泉はすぐそこ。

ガンバリマース。

松ぼっくりの六地蔵発見。

日本の秘湯の看板越しに、硫黄のピーク。

ユンボのゲートをくぐって山頂をめざします。

野天風呂への道標もすっかり雪に埋れてる。

まっさらな雪原の奥に稲子岳。

わざと踏み跡外して、ザクザクと登る。

野天風呂、やっぱりまだまだ入れそうにないですね。

たまにこんなトラバースもあるので、慎重に。

樹林の隙間から、本日のターゲットを視認。

ヤマネとモモンガでおなじみのやまびこ荘。じっと見ていたら小さい奴が入って行きました。たぶん、リスかな？

ここでやっと登山者と遭遇。硫黄岳から下りてきた方が山頂最高だったと。むふーっ！

それじゃあ、一丁登ってみますか！

夏は迂回させられる崖っぷちも、雪のおかげで歩く余地が出来ている。でも慎重に。

樹林帯を抜けて振り返ると、浅間山どーん！

霧ヶ峰の奥に北アルプスもどーん！

あっと言う間にやまびこ荘ははるか眼下に。

峰の松目、富士見パノラマ、中央アルプス。

良く絞まった雪、無風、スノーシューのままずんずんと登る。

こんな岩をみつけると...

どーん！ってやりたくなりませんか？

ああ、空に乗っかる。この瞬間がとても好きなんです。

山頂ー！

ドヤ顔。

無風の山頂、360度のパノラマ眺めながら、お昼ごはん。

爆裂火口、格好よすぎる。

ザ☆ヤツガタケといった面々が揃い踏み。

金峰山、瑞牆山も。

キレイに半分、吹きっさらし。

硫黄岳のいいところ！

広い山頂、よい景色！

ロボット雨量計跡も、雪の中。

この景観に飛行機雲とか、イイネ！

赤岩の頭方面、夏もいいけど冬も気持ちよさそう！

大変お名残惜しいのですが、下山の時間となりました。

蓼科、北横、天狗に中山。北八ヶ岳オールスターズによるエグザイルダンス。

森の中には、春を待ちきれない緑の苔がそこかしこに。

一気に本沢温泉まで、某高校山岳部の皆さんが幕営準備中。引率の先生が軒先で美味しそうなやつを飲んでいたのは秘密。

下って行くに連れて、踏み抜き祭り。深いのは股下ぐらいまで抜けてた。

午後になっても、全くもって青空。柔らかな午後の陽射しの中をハイキング。

スノーシューのおかげでガンガンショートカット。足跡のない森の中を、気持ちよく歩く。

登山道とは、だいたいこれくらいの距離を保ちつつ。

日影でも、ポカポカ。春遠からじ。

みどり池の上を、恐る恐る歩く。

この角度からしらびそ小屋を見られるのは、この時期だけ。

相変わらず可愛らしい看板が、青空に映える。

少し日も影ってきて、センチメンタルな時間。

カーブミラーで自分撮り。

この橋を渡ると、間もなくゴール。

稲子湯の周りは、温泉の匂いのする赤い沢が沢山。

先日の大雪で、お風呂は休業中。ご主人曰く「4月半ばまでには何とか直したいだけどなぇ」とのこと。

ヤッホーの湯に向かう途中、夕映え硫黄岳にしばしウットリ。

ヤッホーの駐車場からの八ヶ岳。なんとこの景色眺めながら露天風呂に入れるのです！

クタクタに疲れた身体には豚肉、ってことで小海町の「風とり」にてブタ焼肉丼とカツ煮。レッツ☆ブタフェス！

感想

otkme

金土日と三連休が取れたと喜んでいた矢先、土曜に急遽取り引き先の親類の結婚式手伝ってくれないかとの要請。サラリーマンはツライすなー。てなわけで金曜日帰りで山に、と思ったら見事に寝坊。

すっかり明るくなった高速をひた走り、いっそ今日は普通にゲレンデで遊ぼうかとも思ったのですが、見上げてみたらデタラメなくらいの青い空に白い山頂がそびえ立っていて、登山口直行。

本沢温泉口と迷ったのですが稲子湯から硫黄岳へ。なかなか腐った雪に難儀しましたが、スノーシューのおかげで快適ハイキング。稜線乗るまでは誰にも会わず、静かな森歩き。山頂は無風快晴、360度の眺望に思いがけずのんびり。

天狗岳越えてぐるっと周回したかったのですが、やはり時間切れ。珍しくピストンで下山して、ヤッホーの湯の露天風呂から硫黄岳眺めてニンマリ。

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静かな真っ白い森を延々と歩く。ふと立ち止まると、そこに広がる静寂。馴染みのペンションのオーナーに単独行は控えるようにと叱られても、また行っちゃうんだろうなあ。

コメント

inamin

いいですねぇ〜
山頂ではどうも
東面からの八ヶ岳もイイですね
北八ツと南八ッの良いところを合わせた感じ。
あ〜、また行きたくなった

otkme

inaminさん
広い山頂に二人、贅沢な日でしたねー。
写真ありがとうございました。
東側は静かなポイントが多くて、オススメです。
また八ヶ岳でお会いしましょう！