松ノ木沢ノ頭（ここまでで充分とします）
群馬県
seizanryo
- GPS
- 07:35
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 818m
- 下り
- 813m
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| 天候 | 快晴！ 終始、雲ひとつなし。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
シャーベット状の雪で、ぐすぐす。これでもかというくらい、踏み抜きます。 時間の経過とともに、踏み抜きは激しくなります。 |
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体重とザック重量が、いかんともしがたく。
胸まで来てます。
レンズに水滴がついてしまってますが、それでも美しい山、谷川岳。
白毛門の冬は、木々が冬枯れしているので、もう谷川の岸壁、堪能し放題。
トレースがクラックの外側についていますが、怖いので内側を。
雪がぐすぐすで、しんどすぎ。
この距離に、10分以上がかかる……。
いや、これは大変ですよ。
私はこの橋、結局渡れず……。
（手前のはもう、駄目でしょう）
感想
久々の山、二か月以上ぶりです。
谷川方面が奇跡的に3日くらい連続で天候がよさそうです。
というわけで、馬蹄形を狙ってみます。
テン泊装備のザックを背負って、いざ出発。
白毛門のところの橋は、いきなり難所です。
上から見下ろしてみて、絶対に川に落ちるな……、と確信が持てたので、スノーブリッジを通過します。
さて、登り始めますが、気温が高くて雪が緩いのと、ザックの重量のせいで、ずぶずぶ踏み抜きます。
クラックのそばで、胸まで落ちたり……。
稜線に出てからは、谷川岳の岸壁が迫り、とても楽しく登れます。
雪はぐづぐすですが……。
もう、ほぼすべてのステップで踏み抜きます。
たとえば、
�￣β�を踏み出して、踏み抜く。
�∈限�を前に出そうとして、軸足になる右足がさらに踏み抜く（2段階目）。
�Ｃ綯呂靴榛限�が、踏み抜く。
……この、繰り返し……。
あるいは、
�￣β�を踏み抜く。
��踏み抜いた右足を抜こうとして、力を入れた左足も踏み抜く。
�Ｎ沼�踏み抜いて、途方に暮れる……。
樹林帯を越えると、踏み抜きさらに多発。
ひざや、ひどい時は、股まで踏み抜きます。深い深い。
そして雪がぐすぐすで、眼と鼻の先の丘を、何時まで経っても越えられない。
松ノ木沢ノ頭への斜面を登りながら、馬蹄形の中止を決断。
この状態の雪で馬蹄形に入ったら、馬蹄形から出られなくなる可能性大ですから。
それに、翌日早朝の雪がしまっている時間帯に距離を稼いでも、茂倉や武能への登りで雪が緩んだら、それこそ眼もあてられない……。
そういうわけで、今日は松ノ木沢ノ頭で撤退です。
谷川の大展望を堪能できたので良しとします。
しかし、こんな雲ひとつない好天は、めずらしい。
こんなことなら、谷川登っておけばよかったかな？ と思いましたが、谷川岳に登ると、谷川岳は見えないので、これもまたこれでよしとします。
下山していると、スタートが一緒だったスノーボードのお兄さんも下山してきました。
赤倉沢にドロップの予定が、デブリだらけで諦めたんだとか。
ドロップポイントまで行って撤退を決める、さすがです。
下山すると、スノーボードのお兄さんと、もう一人今日白毛門に登られた方が話しており、一緒に話をしているうちに、みんなで温泉に行くことになりました。
そして、私は埼玉まで車で送ってもらえることに。ありがとうございます。助かりました。
土合は、電車の本数が……。
そして、下山から翌日。
今日の夜から明日にかけて、荒れる予報。
やはり、撤退して正解でした。
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seizanryoさん こんばんわ。
2ヶ月振りの山歩きを未練無く終わらせるのも、ベテランならではですね〜
怪我や不測の事態がおきてからじゃ遅いですから！
奥多摩は、だいぶ雪解けしてるようですから、石尾根辺りを次回は行かれるのでしょうか？
niiniさん、今晩は。
兄さん精力的に山行かれてますからね。
こっちはひさびさ登山で、周到に計画を練ってみましたが、上手くいかんこともあります。
今回の計画が、いかに危険な計画だってことはしっかり分かってたんですが、それ以前の段階でアウトですね。
ひさびさ登山でしたが、ザック重量とかは問題なく元気だったんですよ。
ただ、あまりの踏み抜きに、心がポキポキ。
またいつか、死なないように気をつけながら、雪の馬蹄形に挑戦したいな〜。
あ、ベテランとかじゃないです。
ただ、このまま進むと、私の実力ではヤバかっただけなのです……。
seizanryoさん こんばんは
花粉症でまだまだ山に行けないhouraikenです。
踏み抜き大変ですね。
ワカンでも腰までじゃ、心も折れますってゆうか 無理ですよね。
雪の馬蹄形に挑戦しようと挑むだけでも凄いです。
雪の状態良ければ行けるのでしょうか。。
谷川岳は迫力ありますね。
お疲れさまでした。
houraikenさん、こんばんは。
花粉症、大変ですね。
（私もひどい花粉症でしたが、偶然、二十年くらい前にショック療法的なことがあって以来、ひどくならなくなりましたが……）
体力的にはOKだったんですよ。
ただ、本当に踏みぬき連発は、気力をそいでいきます。
そして、ふくらはぎあたりの筋肉がへろへろに……。
ま、ワカンはしてなかったっす。あの斜面、ワカンで登ろうとは思えなくて……。
積雪期の馬蹄形は、雪の状態もさることながら、数日間にわたる好天という、谷川岳においては奇跡的な条件を満たさないと、むりですね。
死にたくないので、慎重に計画ねりましたよ。
予備日の天候が不安だったので（結局、荒れましたが）、撤退で正解です。
谷川の絶景が見れただけで、大満足とします。
雲ひとつない快晴の谷川岳をみられるなんて！！
（ち・な・み・に、雪山は花粉とはほぼ無縁の世界でしたよ。ふふふ）
seizanryoさん、おはようございます。
お久しぶりですね〜
私達も（？）タイミングがずれずれで
なかなかお山に行けておりません…
皆様の精力的なレコを拝見して、
テンションだけは保とうと、がんばってます
久々でも馬蹄形を計画されるところがさすがですね〜
そして、体力的にも問題なかったというところが
また、羨ましいです
判断力が保てていないと、特に雪山は、
一気に厳しい状況になってしまうので、
冷静に判断されたのは、見習わなくては！！
と思いました。
「難しい・怖い」という先入観が邪魔していて、
谷川岳方面はなかなか足が向かないのですが、
seizanryoさんのレコはじめ、良いコンデションの
レコを見てしまうと、「谷川岳、やっぱりいいな…」と。
それには、まだまだ（特に私の）体力が追いつかないので、
こんな景色が観れるようにがんばりたいなと
思わせて貰いました。
今回は、叶わなかったかもしれませんが
seizanryoさんの雪の馬蹄形レコ、
楽しみにしています
お疲れ様でした
caramel68さん、こんばんは。
実際、久々の登山でした。
仕事も仕事以外も、いろいろあって動けず……。
久々登山で積雪期馬蹄形の計画は、相当慎重になりました。
今の雪の状態を考えると、予想以上に時間がかかると判断し、撤退ですね。
馬蹄形はエスケープがないので、突っ込むとなるとそれなりの覚悟が必要になります。
（無雪期であれば、エスケープの選択肢は増えます）
谷川、かっこいいですよ〜。
白毛門からの谷川岳は、絶景！ 西黒尾根で、谷川目指すのもいいでしょう。
余裕な場所ではないですが、慎重さを忘れなければ大丈夫です。
私も雪の谷川に足を入れるときは、いまでも前の日はドキドキしています。
そのくらいで、ちょうどいいと思っています。
わたしもがんばって、谷川リベンジしてみます。
caramelさんも、ぜひ、雪の谷川を。
圧倒的な、美しさです！！
seizanryoさん、こんにちわ。
お久しぶりのお山歩き、お疲れ様でした。
2か月以上ぶりでありましたか(ﾟдﾟ)！
そしてテン泊(ﾟдﾟ)！(ﾟдﾟ)！
当方もほぼ2か月歩いておりませんが、どこの低山で
リハビリしようかと思案中です(´ε｀；)ｳｰﾝ…
今回はツボ足でありましたか？？
重装備だとワカンを履くと更に歩きづらそうですよね。。
馬蹄形、いつかは歩きたいと思っているものの
雪が完全に無くなってから検討したいところです(；´∀｀)
あっ、例の計画、当方のリハビリもあるので5月くらいで
いかがでしょうか？？
Horumonさん、こんにちは。
敗退してきました〜！！
ま、2か月ぶりなら、リハビリからやりなさいよ、ってところでしょうか……。
ツボ足だったんですよね〜。ワカン履いとけばよかったかな……。
でも、あの斜面をワカンで行ける気もしなくて。
ま、馬蹄形は好きなので、またなんかの機会で狙ってみたいと思いますよ。
主脈も捨てがたいですが。
例の計画の件、了解しましたっ！！
わたしもどっかで、鍛えておこうかな〜。
久しぶりの山なのにかなりハードそうですね！！
お疲れさまでした(*^。^*)
踏みぬきのリアルな解説笑っちゃったけど・・・
かなりキツそう〜〜(T_T)
けど谷川見れただけでもよかったね（＾−＾）
ずっと振られっぱなしだから羨ましいぞ〜（*^_^*）
villaさん、こんばんは。
ハードというか、テン泊装備って重いんだな〜と、しみじみ実感しました。
いつもより、沈みが違う……。
ま、もっと早く雪がしまっている時間に、出発するべきでした。が、後の祭りです。
その代わりと言っては何ですが、快晴の谷川岳は絶景でした！
終始、雲ひとつない谷川岳ってのは、初めての経験です。
それはそれは、すばらしかったですよ〜。
あの日、谷川の絶景眺めながら、villaさんうらやましがるだろ〜な〜、と思ってました。
今年は雪多めなので、5月末くらいまで、雪の谷川を楽しめるやもです。
行けるといいですね〜。
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