簗谷山(クマガイソウ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 682m
- 下り
- 666m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 6:22
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はない。 岳見岩の上は、高所なので、端に行かないように。 |
写真
感想
クマガイソウとヤマシャクヤクが最盛期ということで、簗谷山に出掛けました。駐車場に限りがあり、大型連休中は混雑が予想されるので、早めに行くことにしました。
天気予報は、快晴! 絶好の登山日和でした。
7時に登山口駐車場に着くと、もう既に2台の先着がありました。
準備して、早々に登山開始。
南尾根コースを登っていけば、左手山側にクマガイソウの群落があることは、昨年来た時に分かっていたので、すぐ見つかるだろうと安易な気持ちで登っていきました。
ところが…。
いつまで経っても、クマガイソウが見つからず、「あれっ。こんなはずでは。」と思っていたら、小鹿の涙に着いてしまいました。
「あれっ。クマガイソウは小鹿の涙より上だった?」などと、訳も分からず登っているうちに、南尾根展望台に上ってしまいました。
こうなると、下山後、もう一度確認に登るしかないと気持ちを切り替えて岳見岩に向かいました。
岳見岩からの眺望は最高でした。飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈まで見えました。
御嶽山は迫力。黒部五郎岳、笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳と連なる山々もクッキリ見えました。眼下には新緑の森。ここでの、お弁当は至福の時でしょうが、まだ時間も早かったので、軽く行動食を食べて先に進むことに。
ところで、岳見岩で出会った2人組の人にクマガイソウのことを尋ねたら、やはり見掛けなかったとのこと。こちらも合わせ、5人が見つけられなかったとはどういうことでしょうか。ミステリーです。シカが全部食べてしまったとか、根こそぎ持ち去られたとかいろいろ考えてしまいました。その後に来た人に訊いたら、「ありましたよ。」と言われたので、これはもう一度見に行かなければと思いました。
山頂に着きました。
山頂は、山々が見えるのは、岳見岩と同じですが、眼下の新緑は眺められないので、眺望としては岳見岩の方に軍配が上がると思います。
眺めているうちに、黒部五郎岳の左側の北ノ俣岳の奥に薬師岳が頭を覗かせているのが分かりました。また、その左には大日岳、鍬崎山が見えているようでした。立山や剱岳は多分、薬師岳と重なっているのではないかと思います。
白山方面は木に遮られて見えません。
それでも、山頂部の人の多いこと。さすが、大型連休中。皆さんクマガイソウを見たさに登ってきたのだと思いました。
岳見岩で景色を堪能していたので、早々に下山することに。
谷筋まで下りていくと、ヤマシャクヤクがあちらこちらに咲いていました。本日の2番目の目的です。(1番はもちろん、クマガイソウ)
新緑がすがすがしく、木漏れ日も気持ち良いので、ここでお昼としました。ヒルの時期はもう少し先なので、安心して過ごしました。
谷沿いを下っていき、分岐点で、南尾根ルートを再度登りました。上で聞いた話では、クマガイソウの群落は登山口から20分ほど。
登っていくと‥‥。
ありました!
なぜ、さっきは見つけられなかったのかととても不思議で、すぐに見つけられました。強いて言えば、倒木をくぐった直ぐの所なのですが、くくった前方は岩が視界に入り、クマガイソウが見えません。立ち上がれば見えますが、その時は、視線を登山道である右手に移してしまって、そして足元を見ながら登ったのか、或いは、右手前方の新緑の美しさに気を取られてしまい、左手のクマガイソウに目を向けなかったのかいずれかでしょう。普通に、左右両方を見ていれば、クマガイソウに気付くはずです。
クマガイソウはちようど最盛期。花が終わった株はほんの僅か。殆どの株が花を付けていました。よく見ると、とても不思議な形の花です。つぼみじゃなくて開花の状態なのですね。でも、袋状の他にあまり類のない形です。昨年は、もう花の時期が終わっていたので、最盛期を見ることができて良かったです。
クマガイソウ見られたので、ここから引き返しました。
本日の登山は、クマガイソウ、ヤマシャクヤクを見ることができ、更に山々の展望を眺められたので、とても良い山行となりました。
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