礼文華でイザベラ・バードが通った真実のルートを求めて来馬山へ


- GPS
- 03:31
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 535m
- 下り
- 529m
コースタイム
11:41 三角点 来馬山。
12:40 丸山。
12:57 三角点 丸山。
14:16 駐車場に戻る
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道なし。但し、一部は林道を使用。 他に誰もいませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。 ソフトバンクはほとんど圏外です。 |
写真
感想
今日はイザベラ・バードが1878年(明治11年)に本当に通ったルートを探索してきました。
現在、イザベラおばさまは礼文華古道を通ったことになっています。
そして、礼文華古道は礼文華山道(旧国道)と繋がっています。
ところが手元にある明治23年の地図のコピーも、
明治29年の地図のコピーも、道は上記の礼文華古道や礼文華山道を通っていません。
疑問を持ちながらも、2月16日に礼文華山道を通りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-407606.html
自分は山ヤの端くれです。徒歩でこのようなトラバースをする理由がないと思いました。
これはクルマ用の道路だ。徒歩なら尾根伝いを通るはずだ。
したがいまして、明治23年と29年の地図が正しいと思いました。
そこで今回は、礼文華山道の北側の尾根沿いを探索してみました。
そこには、立派なカツラが沢山ありました。
イザベラおばさまはカツラのことをイチョウと記しました。
ブラキストン線で有名なブラキストン氏は我慢できずに揚げ足を取ったそうですが、
そんなことは枝葉末節の類です。
イザベラおばさまは「日本奥地紀行(Unbeaten Tracks in Japan)」で
礼文華のカツラに感激されてました。
そして例えば、
”高さは地面から3フィートで、8本の高い幹に分れ、どれも直径が2フィート5インチ以上であった”
などの記載があります。
今回のルートの一部が真実のルートに含まれる思います。立派なカツラが沢山ありました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-424404.html
ちなみに、来馬山から今回の丸山を通って下山する間には、
このような立派なカツラは見つかりませんでした。
以下、山行記録です。
10:44 国道37号線の小幌橋の近くの公共駐車場にマイカーを置いてスタート。
全工程でスノーシューを履いて進みました。
雪がかなり締まっていたので、カンジキでも大丈夫だったと思います。
尾根に取り付くやいなや、次々に現れてくる立派なカツラに感激して、
同じような写真を何枚も撮ってしまいました。
11:41 三角点 来馬山。
12:40 丸山。
12:57 三角点 丸山。
ここでマレーシア人に教わったMee Kari(マレーシアのカレー麺)をいただきました。
色が赤いのが特徴ですね。風味も日本のカレーとはかなり異なります。
なお、教わったものには他に炒めた豆腐、青唐辛子そしてウズラの卵が入ってました。
自分はザツなので冷蔵庫になかった具材は省略しました。
予め作っていたものをランチジャーに入れておきました。
14:16 駐車場に戻る
総時間3時間31分。距離9.77km。平均速度2.8km/h (Garmin Oregon300による計測)。
消費カロリーは不明。(心拍計の故障)
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