妙義・金洞山―尾根はひっそり、石門は賑やかでした~
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 576m
- 下り
- 566m
コースタイム
9:18中之岳9:48-10:04東岳-10:15第四石門分岐-10:31二段ルンゼ-
10:44鷹戻し11:05-11:23女坂分岐-11:42堀切-11:54(中間道)-
12:22第四石門-12:35石門登山口
天候 | 晴れ時々くもり、午後から風やや強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎登山ポストは石門登山口にあります ◎縦走路は雪が全部消えました ◎縦走路すべてに気がぬけません。歩きながら景色を見ない、小石が結構あるので落とさない(片側の直下には中間道を歩いている人がいます)、掴まる木の枝や木の根っこは必ず確認することなどが必要です。 |
写真
感想
家から見える谷川連峰はまだ真っ白ですが、上州武尊や浅間山は雪融け近しの感があります。
いよいよ山も春到来でしょうか。
前日までの予報では、北関東の内陸部は今日の未明まで降雪の可能性があるとのことでした。朝になってみたら午後から荒天になるとか....当方としては予報を信じるしかありませんが、よく変わりますね~
本日の妙義行きは事前に計画していたのですが、天候が思わしくないので昨日までにとりやめていました。ところが、朝妙義が見えたので家を出ちゃいました。表妙義にしようか、裏妙義にしようか、あるいは高岩にしようか...と思いつつ妙義方面に向かいました。
結局、午後からの荒天を思い、お昼ぐらいまでの下山を予定して金洞山に向かいました。
石門登山口を登り始めると、先週には見られなかったカタクリの花を見ることができました。スミレやユリワサビなども咲いており、茶色の地面に緑の葉と白や紫の花がちらほら見え始めました。
第四石門前の広場でまた思案、ホッキリから鷹戻しへ向かおうか、中之岳から鷹戻しへ向かおうか...優柔不断でおはずかしい限りです。中之岳から行くことにしました。
西岳コル下の鎖場手前で、下山してきたご夫婦にお会いしました。中之岳ピストンとのことでした。
寒気のせいでしょうか、途中の日陰では霜柱が見えました。
中之岳山頂でのんびりしていると、二人の若人が賑やかに上がってきました。少し話し込んだりしましたが、楽しそうに話し込んで歩いていく二人が印象的でした。その後も二人の声は遠くまでよく聞こえていました。結局尾根コースでお会いしたのは4人だけで、ひっそりとしていました。
鷹戻しでは降下点の手前からロープが張られていました。鉄ハシゴの基部まで張られていたので50〜60mのシングルロープのようでした。「4/14にロープ回収に来ますので持って帰らないで下さい」とのメモが貼ってありました。着地点には「4/14まで使用するフィックスロープです そのままでお願いします 」のメモが貼ってありました。
このロープはほぼ鎖に沿って張られています。私は鷹戻しの登下降にあたっては、鎖をしっかり掴んで足をしっかり踏ん張り一歩一歩慎重に...を心がけています(一般的ですが)。今回降下するときにこのロープが足にまとわりついたりして嫌な感じでした。公的な組織が調査か何かで一定期間ロープを張っているのかと思ったのですが、民間の組織が次回に使うために残置しておいたようです。
10日ほどの短期間ではありますが、雨による劣化なども考えられるでしょうし、一般の登山者がこのロープを掴んで事故を起こしたりすることも考えられます。場合によってはいたずらなども考えられないこともありません。10日間ほどのうち数日の使用でロープを残置、使用時にはロープの安全確認をするのでしょうが、その都度回収・設置をされたらどうでしょうか。
中間道を歩いて第四石門前の広場に着くと、グループなど多くの登山者で賑わっていました。
静かな山歩きもいいものです。賑やかで楽しそうな山歩き、これもまた結構なことです。
県外からも多くの登山者に来ていただいて賑わう妙義山、事故なく楽しい山歩きができるように願うばかりです。
コメント
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ozesaiさん、雲が多いけど清々しい空のある景でしたね。
で、私も玉子の方に1票(^_-)/
岩場の多い一帯なのに、球根型のカタクリが咲いていることに、意外でした!
私が絶対に行かないであろう場所もしかりですが、
以前何度か何も考えずに面白いと思いつつ、通ったことのある60・61も、
今回のレコでは、岩の状態の劣化部分が見られていたことの指摘に、改めてゾクっとしました!
ホームグラウンドならではの目線と不安ですね!
玉子に一票ありがとうございます
sanasanさんのレコで教えていただいたユリワサビ、花が増えていました。
カタクリの生えている場所ですが、風化した岩石や落ち葉が蓄積された土壌だと思います。カタクリ粉の原料ですよね~
第一〜第四石門などは皆さんの目に留まる場所にありますが、外にも妙義には一般的には知られていない岩窟や風穴と言われる岩稜に開いた穴が見られます。弱い岩石の崩落は今も続いているんですね。
妙義は古い山のようで崩れやすく、掴んだ岩がポコッと抜けたりすることがあるので要注意です。
現在の詳細な妙義山の情報いつもありがとうございます♪
ozesaiさんのレコを見るとなぜか無性に妙義を歩きたくなります
鷹戻しの概念図実に素晴らしいです !!
思わず、そうそう!これこれって笑顔になっちゃいました
もう少し暖かくなってお花が咲きだした頃歩く予定で計画を立てています
フィックスロープの件。同感です。
きちんとした形で張ってあるならともかく、
鎖にまとわりつくように張ってあるロープはとても危険に感じます。
なによりみんなのお山なのですから・・・。
少し残念ですね
ついつい妙義に行きたくなっちゃうんですよね~
鷹戻しの鎖の位置はなかなか頭に残らないんですよね~
鎖の数が多いことは分かっているんですけど。重複している個所もあります。
3月末に行った時に、他の人もいないので邪魔にならないと思い、目測で長さを見てメモしてきました。
mitukiさんに見ていただき、配置など分かっていただければ嬉しい限りです
花の咲く時期の妙義もいいんでしょうね~
例年、4月末〜11月上旬までは尾瀬中心の山歩きなので、花の時期の妙義は行ったことがないんですよ。
花の時期はいつ頃でしょうか、今年は行ってみようかな~と思いました
ホームの表妙義ですね。
鷹戻し、行ったことないですが、凄いところですね。
鎖が無かったら相当なグレードの岩壁に見えます。
とても今の自分には登り下りができそうにありません。
(恐ろしくて)
登山者の皆さんが妙義で事故無きこと、祈るばかりです。
redsさんなら問題なく通過できますよ~
ここはホールドがほとんど無く、鎖の無い昔の人はどうやって登下降したのか不思議ですね。先人がよく鎖を付ける気持ちになったものだと思います。
初めてここを上がった時は、高度感いっぱいで緊張の連続でした。
自分も妙義大好き人間の一人として皆さんの安全登山を願うとともに、自身も初心を忘れずにこのルートを歩きたいと思っています。
レコに気づくのが遅れました
久しぶりの表妙義、堪能させていただきました
春の妙義山、やはりワクワクするものがありますね〜!
冬が終わり、解禁になった鎖場もイイですが、
春を彩るカタクリ等とのコラボがまた素晴らしいですね!
もうじき、さくらの里の桜も見頃ですね〜
鷹戻しの概略図は、興味がある人にとって、かなり参考になりそうです。
自分もダウンロードして、ブログに貼りたいのですが、いいでしょうか?
そういえば、プロフィールの写真 が変わりましたね
私の妙義歩きも今月ぐらいで中断です。
尾瀬のシーズンが終わる11月頃までお預けで~す
今日、妙義神社から尾根コースを歩きましたが、さくらの里の桜も咲き始めて
いました。人出も結構あるようで、これからいろいろな桜が見られますね
鷹戻しの概略図は下手なものですが、ご自由にどうぞお使いください。
プロフィール写真ですが、数年前に某所から写した4月末の尾瀬ヶ原の様子に変えました。真ん中に尾瀬沼から流れ出した沼尻(ぬしり)川が蛇行している様子が分かるかと思いますが、どうでしょうか。
妙義にもまた来てください。
ashiriiと言います。
4月12日に表妙義でお会いして、鷹戻しの地図を頂きました。
ありがとうございました。
今までの記録もいくつか見させて頂き、びっくりしました。
登山している時期と山、その詳細さにです。
これからの山行記録を楽しみにしています。
12日のレコ出されていたのですぐに分かりました。
長話しで足止めして、ご迷惑ではなかったでしょうか。
金柑の味、忘れません。
ashiriiさんの今までのレコを拝見しまして、僭越ながら安心しました。
この日、大のぞきで5人ほどの若者のグループが鎖で降下するのに出会いました。手袋をしていない方、そして全員が帽子を被っていませんでした。
「妙義は落石があったり、木の枝に頭をぶつけたりすることがあるので帽子は必須ですよ、岩場では鎖と岩に挟まれて指を怪我することもあるので滑らない手袋を。木の枝や根っこは枯れていないか確かめてから掴んで」...などとアドバイスしました。
皆さんちょっとポカーンとしているようでした。バラ尾根のピークで再び会った時にも皆さん帽子を被っていなかったので、持参していない人もいたかも知れません。
皆さんが楽しい妙義歩きをしていただけるよう、時にはお節介しています
ashiriiさん、ちょくちょく妙義を訪ねてくださいね
いつもパワー溢れるレコを拝見して驚いています。
妙義も雪がようやく無くなったようで、また、出かけられそうです。
来週、桜見物+行ってはいけない金の鶏に出かける予定ですが、雪が消えたことがわかって安心しました。
ロープの残置とは・・・。持って行くなと書き置きするのは結構ですが、持って行かれたらどうするつもりなのでしょうか。そう思えば、残置などできないはずです。
osesai さんにお会いしてみたいな、なんて思いながら、妙義に行くことも多いので、機会もあるかなと思っていたら、去年、鷹戻しの下ですれ違っていたことになっています。ところが、どうしても思い出せません。1本道のはずなのに・・・不思議でたまりません。
misuzuさんのレコを見させていただきました。去年の11月8日ですね。
妙義で知り合ったヤマレコユーザーさんと一緒でした。
すれ違ったのは鷹戻しと女坂分岐の間ぐらいだったでしょうか。
話したりすると覚えていることもありますが、なかなかですね。
私なんか頭からスーッと抜けちゃいます。
妙義は例年11月〜4月中旬ぐらいに歩いています。そろそろ中断の時期になりますが、また秋になったら歩きます。
私もお会いしたいと思います。おじさんの一人歩きは少ないので、年寄りが一人で歩いていたら声をかけてください
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