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Yamareco

記録ID: 4260625
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雪山ハイキング
甲信越

〜広大なブナ新緑の森とイワウチワ〜 当間山

2022年05月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
10.5km
登り
515m
下り
506m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

滑り止めなしで、歩けました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
あてま高原リゾート ベルナティオP(無料) トイレなし
コース状況/
危険箇所等
5/6現在、登山道に残雪多く、道迷いしやすい。慣れた方でない限り、GPSあった方が良い。

ブナの回廊コース(往路使用)最初に、倒木藪あり、結構面倒。別の林道?経由で入った方が良い。

メイン登山道(帰路使用)の登山口近くと、途中の細尾根の数か所に、灌木の倒木藪あり、通行可だが、ちょっと面倒。
細尾根の藪を避けようとして、雪原をトラバースすると、間違った方向へ下ってしまう箇所があるので注意。
清津川の春紅葉が綺麗だったので、思わず車を止めて。瀬戸渓谷辺りかな。
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清津川の春紅葉が綺麗だったので、思わず車を止めて。瀬戸渓谷辺りかな。
流れは深いブルー
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流れは深いブルー
あてま高原リゾート ベルナティオPからスタートして、林道を歩き天文台(ここの広い駐車場にも、車4台止まっていました)
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あてま高原リゾート ベルナティオPからスタートして、林道を歩き天文台(ここの広い駐車場にも、車4台止まっていました)
登山口から、ブナ回廊コースに進むと、いきなりの倒木藪が続く。想定外で「このコースは、やめときゃよかったか」と思うが、しばらくの辛抱で、
登山口から、ブナ回廊コースに進むと、いきなりの倒木藪が続く。想定外で「このコースは、やめときゃよかったか」と思うが、しばらくの辛抱で、
林道?を横切ると、このブナのグリーンの世界(*^^*) 真ん中やや右が道
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林道?を横切ると、このブナのグリーンの世界(*^^*) 真ん中やや右が道
見上げると、緑の天井✨ やっぱり来てよかった(^-^)
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見上げると、緑の天井✨ やっぱり来てよかった(^-^)
足元には、まだ残雪はない。お日様は、朝から照り付けていて、森の中にも届き始めている。テンションが高まる(^^♪
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足元には、まだ残雪はない。お日様は、朝から照り付けていて、森の中にも届き始めている。テンションが高まる(^^♪
沢を見下ろすと、陽も射し込んでいるが、薄暗い。コースが沢沿いのせいか、とてもひんやりとしてる。
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沢を見下ろすと、陽も射し込んでいるが、薄暗い。コースが沢沿いのせいか、とてもひんやりとしてる。
だんだん残雪が出てきて、こんな横断箇所もあり。でも、滑り止めは付けずに歩ける。
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だんだん残雪が出てきて、こんな横断箇所もあり。でも、滑り止めは付けずに歩ける。
直進方面に道型がなくなり、コース不明になる^^; 雪上に茶色の芽鱗と、たぶん雄花か実の殻?かが、いっぱい敷き詰められている。芽鱗は、冬芽を守っていて、葉が開く時、花が咲く時に、風で散るそうです。
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直進方面に道型がなくなり、コース不明になる^^; 雪上に茶色の芽鱗と、たぶん雄花か実の殻?かが、いっぱい敷き詰められている。芽鱗は、冬芽を守っていて、葉が開く時、花が咲く時に、風で散るそうです。
ルート確かめ、適当に尾根に乗ると、道が出てきたが雪が消える
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ルート確かめ、適当に尾根に乗ると、道が出てきたが雪が消える
そして、期待していたイワウチワ登場😊今年初見。薄いピンクで、初々しい娘です🌸
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そして、期待していたイワウチワ登場😊今年初見。薄いピンクで、初々しい娘です🌸
次々と出てくる
ブナの基部に咲いていて、ブナと仲良し
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ブナの基部に咲いていて、ブナと仲良し
雪の上の茶色の芽鱗が、遠目にはカカオパウダーのようで、チョコを食べたくなる🍫
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雪の上の茶色の芽鱗が、遠目にはカカオパウダーのようで、チョコを食べたくなる🍫
ブナ林の基に咲くイワウチワ。素敵な組み合わせです(*^^)v
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ブナ林の基に咲くイワウチワ。素敵な組み合わせです(*^^)v
穢れのない美味しい空気を、いっぱい吸い込みましょう(^_^)/
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穢れのない美味しい空気を、いっぱい吸い込みましょう(^_^)/
根開き、3年前に訪問した時は、雪解けが進み少し遅かったが、今回は見れた。根開きは、春の陽射しで暖められた幹の熱だったり、吸い上げた水の熱などで、周囲の雪が融けるようです。
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根開き、3年前に訪問した時は、雪解けが進み少し遅かったが、今回は見れた。根開きは、春の陽射しで暖められた幹の熱だったり、吸い上げた水の熱などで、周囲の雪が融けるようです。
春の🍁、葉の色が変化していく
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春の🍁、葉の色が変化していく
メイン登山道に合流すると、咲き始めのマンサク
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メイン登山道に合流すると、咲き始めのマンサク
タムシバ、綺麗な子を選んで
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タムシバ、綺麗な子を選んで
細尾根になると、雪に倒された灌木藪が、時々出てくる。少しばかり面倒だが、通行可。
細尾根になると、雪に倒された灌木藪が、時々出てくる。少しばかり面倒だが、通行可。
この先で道型無くなるが、往路なので、とりあえずは上へと行く
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この先で道型無くなるが、往路なので、とりあえずは上へと行く
幅広尾根になり、ここだけダケカンバ?シラカバ?林があった
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幅広尾根になり、ここだけダケカンバ?シラカバ?林があった
開放的な斜面の登りで、空の水色が涼し気だが、半袖でも汗ばむ陽気。前回来た時も同様の暑さだったなと、思い出す。
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開放的な斜面の登りで、空の水色が涼し気だが、半袖でも汗ばむ陽気。前回来た時も同様の暑さだったなと、思い出す。
明確な尾根に乗ると、残雪が消えて、また花が出てくる。
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明確な尾根に乗ると、残雪が消えて、また花が出てくる。
ピンクの3姉妹、イワウチワは、そちこちに咲いていました
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ピンクの3姉妹、イワウチワは、そちこちに咲いていました
一本杉、変な枝ぶりに、風霜を感じます。というか、どうなってるんだろう?!
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一本杉、変な枝ぶりに、風霜を感じます。というか、どうなってるんだろう?!
雪椿、赤が目立ちます
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雪椿、赤が目立ちます
オオカメノキ、フレッシュな状態
2
オオカメノキ、フレッシュな状態
ショウジョウバカマは、薄ピンク色で、点々と咲いてました
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ショウジョウバカマは、薄ピンク色で、点々と咲いてました
北方面が開け、山腹に広がるブナ林
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北方面が開け、山腹に広がるブナ林
展望台。暑くて霞んで遠景は✕。最奥に、霞んで雪山が見えたが、守門岳だったのかな?
展望台。暑くて霞んで遠景は✕。最奥に、霞んで雪山が見えたが、守門岳だったのかな?
幅広の緩やかな尾根になると、また残雪が出てくるが、歩きやすく楽しいプロムナード
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幅広の緩やかな尾根になると、また残雪が出てくるが、歩きやすく楽しいプロムナード
青空とブナ新緑、そして白い雪のコラボになる。雪国の春の光景。
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青空とブナ新緑、そして白い雪のコラボになる。雪国の春の光景。
杉混じりで、深緑がアクセント
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杉混じりで、深緑がアクセント
左がたぶん『山親父』と言うらしいので、2次林の若いブナ林の中では、珍しく壮年期でしょうか。でも、枝が折れたような跡があった。
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左がたぶん『山親父』と言うらしいので、2次林の若いブナ林の中では、珍しく壮年期でしょうか。でも、枝が折れたような跡があった。
三角点峰へ直登出来たが、ちょっと遠回りしていくと、樹林越しに覗くのは、八海山・中ノ岳かな
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三角点峰へ直登出来たが、ちょっと遠回りしていくと、樹林越しに覗くのは、八海山・中ノ岳かな
当間山三角点峰。最高点山頂は前回行って、ツマラナカッタノデ今回は行きません。
当間山三角点峰。最高点山頂は前回行って、ツマラナカッタノデ今回は行きません。
木に遮られつつ、上越国境方面の眺望あり。(写真外含めて、巻機山〜谷川連峰辺り)
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木に遮られつつ、上越国境方面の眺望あり。(写真外含めて、巻機山〜谷川連峰辺り)
帰路は、魅惑の雪原を散歩。写真真ん中に、小さく人が写っていて、スケール感が多少分かります。
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帰路は、魅惑の雪原を散歩。写真真ん中に、小さく人が写っていて、スケール感が多少分かります。
雪原から伸びるブナ、見ていると、気持ちが清々しくなる
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雪原から伸びるブナ、見ていると、気持ちが清々しくなる
ブナの寿命は、諸説があり範囲が大きすぎますが、普通は200〜400年位で、稀に500年。実を付けるまでが、30~60年位掛かるらしい。成長がゆっくりとして、成長し続ける年数も長いとの事。数十年後にも、より風格を増した姿を見たい!
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ブナの寿命は、諸説があり範囲が大きすぎますが、普通は200〜400年位で、稀に500年。実を付けるまでが、30~60年位掛かるらしい。成長がゆっくりとして、成長し続ける年数も長いとの事。数十年後にも、より風格を増した姿を見たい!
雪上桜も良かったけれど、雪上新緑ブナも魅力的😊
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雪上桜も良かったけれど、雪上新緑ブナも魅力的😊
青空と (^^♪
雪原に、マイクロ電波反射板
雪原に、マイクロ電波反射板
ライム色の若葉✨
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ライム色の若葉✨
少し前なら、こんな春紅葉のグラデーションが、山全体で楽しめたのかな
2
少し前なら、こんな春紅葉のグラデーションが、山全体で楽しめたのかな
満喫し下山へ(細尾根数か所に、灌木の倒木藪がある。避けて雪原をトラバースすると、方向違いの方へ下る箇所があり、要注意)
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満喫し下山へ(細尾根数か所に、灌木の倒木藪がある。避けて雪原をトラバースすると、方向違いの方へ下る箇所があり、要注意)
真白なタムシバ
単体の姿もスマートで、林立する姿も整然として、グリーンシャワー溢れる美林!
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単体の姿もスマートで、林立する姿も整然として、グリーンシャワー溢れる美林!
どこまでも続く素敵なブナ林を、下って行く。帰路はメイン登山道です。
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どこまでも続く素敵なブナ林を、下って行く。帰路はメイン登山道です。
しかし、残雪帯は道が不明瞭なので、GPSなどがあった方が良い。小尾根から小尾根への、乗り換えなどがあるが、一部箇所のみ赤テープあったが、ほとんど目印はありませんでした。
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しかし、残雪帯は道が不明瞭なので、GPSなどがあった方が良い。小尾根から小尾根への、乗り換えなどがあるが、一部箇所のみ赤テープあったが、ほとんど目印はありませんでした。
だんだん雪は消え、道が出てくるが、この先の登山口近くでは、またもやなぜか、倒木藪になる(+_+) (残雪での倒木は、突然跳ね返り、ぶつかる危険があるので、注意)
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だんだん雪は消え、道が出てくるが、この先の登山口近くでは、またもやなぜか、倒木藪になる(+_+) (残雪での倒木は、突然跳ね返り、ぶつかる危険があるので、注意)
林道歩いて、あてま高原リゾート ベルナティオP着(左が無料駐車場)
林道歩いて、あてま高原リゾート ベルナティオP着(左が無料駐車場)
里からの巻機山 だいぶ融雪が進んだみたい
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里からの巻機山 だいぶ融雪が進んだみたい

感想

 いつも参考にさせて頂いている、ブロガーさんの記事で知った当間山、3年前の5/24に訪れている。その時は、新緑が素晴らしかったが、残雪は少なく、根開きには遅かったのが、少し残念だった。

 最近その方の素敵な記事が挙がり、また元々再訪を期していたので、今回の山行となった。同じく残雪とブナ林を楽しめる未踏の天水山も迷ったが、アクセス面で次回にまわした。

 ブナ林は、2次林で若く古木はありませんが、全山が広大なブナで覆われ、その景観は圧巻で、それだけでも感動出来ます。さらに、新緑、残雪、根開き、足元のイワウチワなどの花達といった魅力が加わり、天気も良く、文句の言いようのない歩きになりました。

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