昼闇谷

2014年04月08日(火) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,284m
• 下り: 1,281m

コースタイム

焼山温泉 6:12−昼闇谷750m 8:23−昼闇稜線1610m 11:31〜12:08−焼山温泉 14:09

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

焼山温泉の駐車場。フロントに断って駐車しました。

コース状況／危険箇所等

西尾野川の林道は除雪が始まっていますが、今回はすぐにスキー歩行できました。土日の新雪が20〜30センチ積もってました。
750m昼闇谷渡渉点は滝壺が開いています。転落注意。
稜線から谷へのドロップポイントは、雪庇が多くて稜線上からでは非常に見つけにくいです。今回は地元精通者に教えてもらいましたが、滑り出しの斜度は45度以上？で、滑落の危険が大きいです。
現在、山頂への稜線は狭く急斜面で、アイゼンピッケルの世界です。
下山後は焼山温泉￥500です。

写真

4/8 6:08

焼山温泉から焼山と昼闇山。

4/8 6:12

4/8 6:56

鉢山と阿弥陀山

4/8 7:17

4/8 7:59

烏帽子岳の岸壁

4/8 8:15

阿弥陀と烏帽子

4/8 8:19

昼闇谷渡渉点

4/8 8:42

あがりこブナ

4/8 9:24

昼闇山とカールの全容　右の尾根を登るが、結構手ごわい

4/8 9:24

阿弥陀と烏帽子

4/8 9:33

近づくと傾斜がきついのがわかる

4/8 10:29

ジグを切らないと登れない斜度になった

4/8 10:29

右の尾根に乗るには雪庇の無い所を抜ける

4/8 10:56

新雪の下は固いバーン、しっかり踏まないと落ちます

4/8 11:17

昼闇山の稜線へ最後の急斜面

4/8 11:20

昼闇山の稜線へ最後の急斜面、左に抜ける

4/8 11:31

稜線1610mのポコ到着、金山に雲がかかる

4/8 11:32

山頂まではまだ遠い、今回はここで登行終了とした

4/8 11:42

手前側の左に流れる斜面、岳樺がDP目印

4/8 11:45

下を覗いても斜面は見えない

4/8 12:01

山頂寄りはクラックがあり却下

4/8 12:10

左寄りが唯一クラックも雪庇もない、但し斜度は45度以上？岳樺の間を落ちる

4/8 12:26

急斜面途中から烏帽子岳

4/8 12:30

やっと斜度が落ちてきた、広すぎて斜度がわからない

4/8 12:31

一番右側の狭いルンゼを降りて、中央寄りの斜面に入った、やっと気持ちの良い滑降

4/8 12:33

気持ちの良いカール底滑降

4/8 12:35

気持ちの良いカール底滑降

4/8 12:35

狭い谷に吸い込まれていく

4/8 13:12

4/8 17:27

早川河口付近から、火打、焼山、烏帽子、阿弥陀、海谷三山

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

感想

yama194

前夜のうちに糸魚川まで移動し、早朝焼山温泉に集合した。新雪がうっすら積もっている。林道には昨日のものと思われるトレースがあった。アケビ平昼闇谷出合付近にテント一張、既に出発していた。昨日のトレースを借りて谷を徒渉し、トレースを離れて稜線に突き上げる尾根に取りつく。重い新雪でクルブシ位までもぐる。稜線が近づくと右側の沢から登ってきたテント泊のベテラン二人パーティに追いついた。稜線に出ると雲で日差しが遮られ風が冷たい。狭くて急な稜線にトレースは無く、見た目にもアイゼンピッケルの世界であり、ここで登行終了とした。先行のベテラン氏からドロップポイントを教えて戴き、様子を見に行く。一か所だけ雪庇もクラックもないルンゼがあり、それを滑ることにした。斜度は45度以上？経験のない世界だ。先行がスラフを落とした跡はアイスバーン、滑落しないように慎重に高度を下げる。50mほど下がると斜度も落ち斜面も広くなり何とかターンできるようになった。昼闇山カール底は、鳥海の鳥越川と同じように素晴らしかった。次の機会には、山頂を目指したい。