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記録ID: 4264366
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山滑走
鳥海山

鳥海山スキー(湯ノ台)

2022年05月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.5km
登り
1,694m
下り
1,692m

コースタイム

日帰り
山行
6:08
休憩
1:29
合計
7:37
5:30
41
牧場終カーブ先、車駐車
6:11
6:17
56
宮様ルート取付付近、スキー歩行開始
7:13
7:22
37
滝ノ小屋近く
7:59
8:05
101
急傾斜下
9:46
9:48
8
行者岳東稜線
9:56
10:09
5
稜線デポ地点
10:14
10:15
14
新山分岐
10:29
10:40
14
10:54
10:56
8
11:04
11:26
32
稜線デポ地点
11:58
11:59
5
12:04
12:12
12
滝ノ小屋下ブナ林
12:24
7
車道
12:31
12:39
28
車道歩行開始地点
13:07
天候
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
残雪のため牧場終わりのカーブ先で駐車。宮様ルート取り付き手前まで残雪と舗装道を交互に歩く。
コース状況/
危険箇所等
長いルートなので天気や体力により途中下山も必要。雪は豊富だが、斜度のない斜面でもクレパスが隠れていることがあるので注意。
牧場の中を抜けて最初のカーブを曲がった先に残雪。手前に車を停めて準備、途中に舗装道があることは想像できるので、シートラーゲンで出発。
2022年05月05日 05:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 5:28
牧場の中を抜けて最初のカーブを曲がった先に残雪。手前に車を停めて準備、途中に舗装道があることは想像できるので、シートラーゲンで出発。
車道からはしっかり月山が見えていた。
2022年05月05日 05:50撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 5:50
車道からはしっかり月山が見えていた。
スキー靴で舗装道を歩くのは面倒だが、徐々に鳥海が近くなるのがうれしい。宮様コースへの取付手前でスキー歩行に替えて、荷物が軽くなった。
2022年05月05日 06:00撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 6:00
スキー靴で舗装道を歩くのは面倒だが、徐々に鳥海が近くなるのがうれしい。宮様コースへの取付手前でスキー歩行に替えて、荷物が軽くなった。
宮様ルート途中。何回かきているが藪が邪魔で下りにコース取りをどうしようか見ながら進む
2022年05月05日 06:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 6:39
宮様ルート途中。何回かきているが藪が邪魔で下りにコース取りをどうしようか見ながら進む
滝ノ小屋下のブナ林に大きな落とし物を発見。落とし主は体が大きそうなので、出てこないでねと思いつつ進む。
2022年05月05日 06:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 6:55
滝ノ小屋下のブナ林に大きな落とし物を発見。落とし主は体が大きそうなので、出てこないでねと思いつつ進む。
小休止中、斜面を観察。大分先に先行してる2名らしき姿が見える。急斜面からハイマツを抜けて行者岳下の雪渓に向かう姿が見えた。中沢雪渓もいいが、大股雪渓の方が凸凹が少なそうで楽しめそう、ハイマツ帯を通過できれば行者岳東の稜線に登り上げることにする。
2022年05月05日 07:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 7:14
小休止中、斜面を観察。大分先に先行してる2名らしき姿が見える。急斜面からハイマツを抜けて行者岳下の雪渓に向かう姿が見えた。中沢雪渓もいいが、大股雪渓の方が凸凹が少なそうで楽しめそう、ハイマツ帯を通過できれば行者岳東の稜線に登り上げることにする。
滝ノ小屋には寄らず先へ進むと、クレパスが結構あるので注意。
2022年05月05日 07:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 7:31
滝ノ小屋には寄らず先へ進むと、クレパスが結構あるので注意。
丘登りから行者岳方面への急な登りにかかる場所。姿が見えた2人は左の斜面をスキーからつぼ足(アイゼン利用?)に替えて登ったようだが、自分は右手をスキーのまま登ることにし、ここからクトーを付けていく
2022年05月05日 08:04撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 8:04
丘登りから行者岳方面への急な登りにかかる場所。姿が見えた2人は左の斜面をスキーからつぼ足(アイゼン利用?)に替えて登ったようだが、自分は右手をスキーのまま登ることにし、ここからクトーを付けていく
急な斜面を登りきって安心したわけではないが、不注意から隠れていたクレパスにはまりそうになった。スキーを落とさなくてよかったのでした。
2022年05月05日 08:24撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 8:24
急な斜面を登りきって安心したわけではないが、不注意から隠れていたクレパスにはまりそうになった。スキーを落とさなくてよかったのでした。
行者岳下の中沢雪渓、ここも何度か滑っているがこの日は通過。上部は凸凹もあり、少し前の新雪があるので、滑るとどんなもんかな思いつつ、雪渓を横切る。振り返ると日本海もわずか見えてうれしい春の鳥海だ。
2022年05月05日 08:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 8:37
行者岳下の中沢雪渓、ここも何度か滑っているがこの日は通過。上部は凸凹もあり、少し前の新雪があるので、滑るとどんなもんかな思いつつ、雪渓を横切る。振り返ると日本海もわずか見えてうれしい春の鳥海だ。
いつもはハイマツが出ている所も雪付があったので通過し、大股雪渓を登って稜線を目指す。ここから先行の2名と思われるトレースがうっすら確認できる。気温が上がって表面が緩んできたが、新雪のおかげであまりズリっとしないで登っていく。途中から他の2,3名のトレースも確認できるようになり、自分が4,5番目かなと思いつつ体力温存で休み休み登りきる。
2022年05月05日 08:58撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 8:58
いつもはハイマツが出ている所も雪付があったので通過し、大股雪渓を登って稜線を目指す。ここから先行の2名と思われるトレースがうっすら確認できる。気温が上がって表面が緩んできたが、新雪のおかげであまりズリっとしないで登っていく。途中から他の2,3名のトレースも確認できるようになり、自分が4,5番目かなと思いつつ体力温存で休み休み登りきる。
稜線へ出ると先行者らしきスキー3がデポしてあり、山頂へ向かったようだ。自分は少し稜線を進んだところにデポ。気温が高くなったが、念のためアイゼンつけて新山へ向かう。
2022年05月05日 10:10撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:10
稜線へ出ると先行者らしきスキー3がデポしてあり、山頂へ向かったようだ。自分は少し稜線を進んだところにデポ。気温が高くなったが、念のためアイゼンつけて新山へ向かう。
分岐まで行くと秡川から登って来たBCさん達で賑わっていた。
2022年05月05日 10:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:17
分岐まで行くと秡川から登って来たBCさん達で賑わっていた。
GWでも凍っていることの多い下り、アイゼンなくても降りられるほど雪が緩んでいた。新山下の急斜面の登り返しがややきつい。
2022年05月05日 10:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:19
GWでも凍っていることの多い下り、アイゼンなくても降りられるほど雪が緩んでいた。新山下の急斜面の登り返しがややきつい。
ごつごつした岩がまだ雪の下なので新山山頂が近い。
2022年05月05日 10:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:29
ごつごつした岩がまだ雪の下なので新山山頂が近い。
狭い山頂なので降りてくる人のタイミングを見て登った。夏山は昨年7月以来。この時期は数年ぶりだ。
2022年05月05日 10:33撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 10:33
狭い山頂なので降りてくる人のタイミングを見て登った。夏山は昨年7月以来。この時期は数年ぶりだ。
岩上から御浜方向、笙ヶ岳を眺めると奥には日本海がしっかり見えていた。
2022年05月05日 10:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:39
岩上から御浜方向、笙ヶ岳を眺めると奥には日本海がしっかり見えていた。
続々と人がくるので外輪へ戻ります。
2022年05月05日 10:47撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:47
続々と人がくるので外輪へ戻ります。
折角なので七高山に寄り道。しかし、岩上で休むBCさん達で大混雑。ここだけはコロナは関係ないようだ。写真撮ったらさっさと戻ります。
2022年05月05日 10:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/5 10:54
折角なので七高山に寄り道。しかし、岩上で休むBCさん達で大混雑。ここだけはコロナは関係ないようだ。写真撮ったらさっさと戻ります。
新山分岐付近から秡川方向を見ると、ありんこの様に続く登山者の姿が見える。ほとんどがBC系の方だ。前日強風がなければ秡川から登ったのになあとぶつぶつ言いながらデポ地点へ戻る。
2022年05月05日 10:59撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:59
新山分岐付近から秡川方向を見ると、ありんこの様に続く登山者の姿が見える。ほとんどがBC系の方だ。前日強風がなければ秡川から登ったのになあとぶつぶつ言いながらデポ地点へ戻る。
デポ地点に先行2名さんがいて先にドロップ。ほかにボーダー数名が降りて行った。自分も小休止しながら準備して違う斜面からドロップします。
2022年05月05日 11:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 11:28
デポ地点に先行2名さんがいて先にドロップ。ほかにボーダー数名が降りて行った。自分も小休止しながら準備して違う斜面からドロップします。
大股雪渓は一度固くなった新雪が緩んだ状態、抵抗はあるが激ストップ雪ではないので、意外と楽にターンできた。
2022年05月05日 11:30撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 11:30
大股雪渓は一度固くなった新雪が緩んだ状態、抵抗はあるが激ストップ雪ではないので、意外と楽にターンできた。
下るほどに緩む雪。色付きは滑るが白いとこはやや抵抗。
2022年05月05日 11:32撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 11:32
下るほどに緩む雪。色付きは滑るが白いとこはやや抵抗。
傾斜が緩くなったら隣の中沢雪渓へ出て横断。急なとこは登りで左に見えていた斜面へ出られればと思い、上のハイマツ帯を偵察するがハイマツ越えが長そうなので登った斜面を下る。ここまで来ると滝ノ小屋も小さく見える。日本海を見ながら滑るのって楽しい。
2022年05月05日 11:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 11:55
傾斜が緩くなったら隣の中沢雪渓へ出て横断。急なとこは登りで左に見えていた斜面へ出られればと思い、上のハイマツ帯を偵察するがハイマツ越えが長そうなので登った斜面を下る。ここまで来ると滝ノ小屋も小さく見える。日本海を見ながら滑るのって楽しい。
滝ノ小屋上の丘はクレパスに注意しつつ、ザラメと新雪のストップ雪に注意して下り滝ノ小屋。ここに泊って色んな斜面を楽しむのもいいだろう。
2022年05月05日 12:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 12:01
滝ノ小屋上の丘はクレパスに注意しつつ、ザラメと新雪のストップ雪に注意して下り滝ノ小屋。ここに泊って色んな斜面を楽しむのもいいだろう。
小屋下の沢へ続く斜面、ザラメを楽しむが、左にクレパスがあり注意。
2022年05月05日 12:05撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 12:05
小屋下の沢へ続く斜面、ザラメを楽しむが、左にクレパスがあり注意。
さすがに暑くてブナ林で小休止。メットを帽子に替え、アウターも脱いでいく。
2022年05月05日 12:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 12:14
さすがに暑くてブナ林で小休止。メットを帽子に替え、アウターも脱いでいく。
ザラメを楽しみつつ下る。
2022年05月05日 12:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 12:15
ザラメを楽しみつつ下る。
宮様ルートは先行者の跡を参考にしながら下って雪の残る車道に出た。スキーのまま舗装が出てくるまで下ろうかと思ったら、途中で滑走面が汚れて手漕ぎも大変。シートラーゲンに替えて歩いて下ります。
2022年05月05日 12:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 12:27
宮様ルートは先行者の跡を参考にしながら下って雪の残る車道に出た。スキーのまま舗装が出てくるまで下ろうかと思ったら、途中で滑走面が汚れて手漕ぎも大変。シートラーゲンに替えて歩いて下ります。
途中から鳥海山を振り返る。
2022年05月05日 12:42撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 12:42
途中から鳥海山を振り返る。
スキー靴の車道歩きで足の指が痛くなるころ車へ到着。ロングルートを山頂まで楽しむことができ、舗装歩きは余計だったが、充実した鳥海となった。
2022年05月05日 13:10撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 13:10
スキー靴の車道歩きで足の指が痛くなるころ車へ到着。ロングルートを山頂まで楽しむことができ、舗装歩きは余計だったが、充実した鳥海となった。
撮影機器:

感想

GWの鳥海山、5月4、5日と楽しもうと思って出かけた。しかし、秡川は夜中から車が揺れるほどの強風、朝は晴だが山頂周辺は強風で白煙が舞う。下でも強い風が吹き、途中まで行っても楽しめないなと、鳥海山麓散策に切り替え翌日に備えた。

5月5日は朝から風も弱まりいい天気になりそう。日の出前に湯ノ台へ向かい残雪の手前に車を停めて出発。
車道は残雪→舗装→残雪→舗装・・という感じなので宮様ルート取付手前までシートラーゲンで歩いた。そこから先、外輪稜線まではスキー歩行、気温上昇もあり、急な斜面からはクトー装着し稜線まで登りきることができた。
稜線デポ地点から新山、七高山までは念のためアイゼン装着したが、必要ないほど雪が緩んでいた。
新山分岐から、新山、七高山は秡川から蟻んこのように登ってくる方が多く、ほとんどがBCさん達。岩上で休む人が多いので七高山は密状態だった。

下りは登りとほぼ同じ斜面、行者岳下の大股雪渓を滑走し、隣の中沢雪渓を横断。滝ノ下小屋を確認してから宮様ルートを下って車道に出た。雪が切れるとこまで滑ろうと思ったが滑走面の汚れで手漕ぎになったため。シートラーゲンに替えて車道上を歩いて車まで戻っって終了。

風も弱くなり快晴の鳥海山、南には朝から下山まで月山が見えていた。雪のため湯ノ台からはロングルートだが、変化のある山行、稜線、山頂からの大展望を堪能。滑走もそれなりに楽しめて、大満足の鳥海山でした。

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