二子山マルチピッチクライミング(東岳スーパーたこやん＆西岳中央稜)

2022年05月08日(日) [日帰り]

• GPS: 10:56
• 距離: 4.3km
• 登り: 958m
• 下り: 958m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 5:21
• 合計: 10:55

6:53 二子山倉尾登山口
6:57 7:10 股峠
7:28 10:49 二子山 東岳
11:13 11:21 股峠
11:49 13:01 ローソク岩
15:58 16:23 二子山
17:28 17:28 ローソク岩
17:41 17:42 股峠
17:45 17:46 二子山倉尾登山口
17:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道299号から林道で二子山北側登山口。駐車場5-6台分に加え路肩に10台分程度。朝7時で3台駐車。

コース状況／危険箇所等

西岳縦走路(山地図破線ルート)は急峻な岩稜ルート。イメージとしては大キレットの縮尺版。やたらと厳しいけど面白い。
スーパーたこやんは新しいルートだけに浮き石や脆い岩が多く、ホールドに使う場合は要注意。
西岳中央稜は安心安全のマルチピッチ。

写真

5/8 7:27

弓状エリアの端から急斜面を赤いフィックスロープを頼りながら登ったところが取付き点。駐車場から30分程度とアクセスも楽です。

5/8 7:29

1P目を見上げます。途中にボルトもありました。

5/8 7:43

カムを効かせたり、

5/8 7:48

立ち木でプロテクション。
アルパイン感のあるルートです。

5/8 7:53

手足共にホールドは豊富にあり難しくはないですが、やや脆いです。体重を乗せる前にそれなりの吟味が必要。

5/8 8:20

1P目終了点。
しっかりしたボルトに残置スリングがありました。

5/8 8:21

2P目。
ワイド気分。カム#4を使いました。

5/8 8:34

やや脆いですが適度にホールドもあり、いい感じで登ります。

5/8 8:53

3P目は歩き。
念のために立ち木でプロテクション。

5/8 9:00

4P目！どんどん行くよ。

5/8 9:12

ボルトもありますが、カムも使います。

5/8 9:45

4P目終了点。

5/8 9:58

5P目。
簡単そうな右から登ってしまいましたが、ロクスノでは堂々と正面から登っています。

5/8 10:15

5P目。
核心のポーズ、腰が引けててカッコ悪い。

5/8 10:18

5P目、頂上付近の終了点。

5/8 10:21

東岳頂上。

5/8 10:23

ルートを通して両神山の絶景が楽しめます。

5/8 10:33

やったー。とりあえず1本目。

5/8 11:06

東岳を下るのも結構大変。途中道を間違えて、ロープで引き上げてもらいました。時間のロス。

5/8 11:24

股峠で腹ごしらえをして、2本目 西岳中央稜に向かいます。
陽気もいいので、祠エリアはクライマーで一杯。

5/8 11:33

赤いドラム缶が取付き点の目印。

5/8 11:34

1P目、2本のボルトが目印です。

5/8 12:00

ここの右へのトラバースは、露出感があり勇気を出します。

5/8 12:35

2P目。フェースの登り。

5/8 13:01

2P目終了点。

5/8 13:03

3P目、核心のクラック！

5/8 13:19

クラックにカムを効かせながら、ジャムだったりレイバックだったり。楽しいですが、意外と長くて疲れます。

5/8 13:19

個人的にはここが核心。
左のクラックを握りながら、右のフェースの細かいホールドを頼りに登ります。長いピッチの最終盤で、へべへべです。

5/8 13:29

3Pの終わりは大テラスの立ち木で終了点。
木陰で一休み。

5/8 13:57

4P目を見上げます。

5/8 14:36

5P目！

5/8 14:57

5P目終了点を見下ろします。
終了点はやや狭いテラスでした。

5/8 14:57

6P目、簡単な登りです。

5/8 15:03

6P目終了点。

5/8 15:27

6P目、頂上へ。

5/8 15:39

6P目終了点。

5/8 15:54

中央稜の頂上！じゃじゃじゃじゃーん。

5/8 15:58

二子山西岳頂上へはひと歩き。

5/8 16:13

ついたー。

5/8 16:17

さぁ、気を取り直して西岳縦走へ。

5/8 16:53

意外と険しく、意外と長い。
これだけでも十分に歯ごたえあります。

5/8 17:00

イメージとしては大キレットのミニチュア版。

5/8 17:20

グルリと周回します。

5/8 17:37

ただいま。
マルチ2本に予想以上の険しい縦走。充実の一日でした。

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

roymoyotto

GW最終日は二子山でマルチピッチ。
Iwanonは3回目、最弱男は初の二子山です。今回は贅沢に東岳・西岳のマルチ2本に東西二子山を結ぶ破線ルート周回縦走を目指しました。
まずは昨年のロクスノ93号で公開された「東岳スーパーたこやん」。カムの連打、立ち木の支点、脆いホールドなど、アルパイン趣味溢れるルートで景色も最高。公開半年という先取り感もあってメチャクチャ楽しめました。
次は「西岳中央稜」、言わずと知れた定番コース。最弱男の訓練にはピッタリです。核心の3P目は技術的にはともかく、意外と長くて想像以上にバテました。しかも履きっぱなしのシューズがボチボチと痛みだして辛かったです。長いマルチの時にはビレイ時にシューズを脱ぐとか、工夫が必要ですね。
締めは西岳破線ルートの縦走。これ、本日の核心でした。ロープを縛り付けたデイパックを担いで、やたらと急な登山道。規模は異なりますが、斜度は大キレット並み。やや甘く見ていただけに、夕方の疲れもあって思う存分にやっつけられました。
共に登った仲間にありがとう。あなたのホーホケキョの絶叫には癒されました。わしゃ、その高みを目指してもっとがんヴぁるよ。