御池岳
- GPS
- 06:13
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 942m
- 下り
- 945m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年に続けて御池岳に登ってきた。コースも殆ど同じコグルミ谷だ。駐車地は鞍掛トンネルの西口にしたのが昨年とは異なる場所だ。昨年は見られなかった花を今年は是非にと言う訳で、何かを変えてみたのだが!
見事に今年は可愛らしく、凛として佇む花達をじっくり見ることができた。また、別な場所にもあるらしいということで、急斜面を息を切らしながら登ると、まだ咲く前の状態で無数と言っていい程の株があるばかりか、今出て来たよというくらいの新芽にも逢えてよかった。
コグルミ谷のカタクリ峠には10名以上のハイカーが休んでいたが、カタクリはもう時期が過ぎていて、白化しかけた花がみすぼらしい風情で風に吹かれていた。今日は御池に登るのに、カタクリ峠から真の谷に直接下降してテント場まで進んだ。ここは白瀬峠からトラバース気味に下降して来る場所でもある。このまま真の谷を下降してから東ボタンブチに向かって登るのもいいが、それは距離が長すぎるので、テント場からテーブルランドへ直接登ることにした。テント場周辺は全てバイケイソウで覆われていると言っていいほどバイケイソウ以外何も見えないのだ。こんなにあっていいのか?と思うほどだ。
そのバイケイソウに覆われた斜面をただひたすら登るのだが、斜面が矢鱈と急なのが後期高齢者にはしごきである。1時間ほど掛けてテーブルランド端に出てホッとすると、周囲は一気に開けて鬱陶しい斜面と木々に囲まれた鬱屈したものが晴れたのだった。しかも、今日は雨模様という情報にも拘らず、青空が一面になってきていた。雨予報が晴れに急変してしまった信頼性の無さへの不満も時にはいいものだ。
テーブルランドは風もあって300mほどの高度差を頑張った体には最高の褒美にのようであった。御池岳迄はカレンフェルトの岩と芝生のような柔らかな草地の相対する足裏への刺激の大小を楽しんだ。鈴鹿の最高峰はウィークデーでもさすが沢山のハイカーが山頂を楽しんでいる。東のテーブルランドのあとは西の日本庭園周辺を経て鈴北岳までドリーネの多い平坦地を進む。水の溜まったドリーネも多く、キット名称も付いているのであろうが、名前を知らないのが残念だ。少々高い台地に上がると日本庭園の全景が見渡せると、すぐ先が鈴北岳の山頂であった。
雲が少しだけで始めたが、まだ晴れの状態で霊仙山が目の前にデーンとある。先週はあそこを登っていたのだ、とその大きさに改めて感心してしまうほどだ。南には鈴ケ岳がすぐそこに見え、昨年はここからピストンをしたのだが、ここ鈴北へ登るのにシンドイ思いをしたことを思い出した。鞍掛峠へは緩い尾根道をルンルン気分で行けるだろうと思うと、今回の花巡りは最高でったと自画自賛して峠西口駐車場へ向かうのだった。
”八”、”竹な”、”竹む”
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