焼尾山からミニダイラ、そして巡視路の尾根へ


- GPS
- 05:45
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 650m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:32
天候 | 曇り 【気温】登山口:11℃ ミニダイラ:12℃ No,6鉄塔:15℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
移動〜乗り合って鞍掛トンネル西口の駐車場へ。 |
その他周辺情報 | 《藤原町の水源地》 http://takimiroku.blog59.fc2.com/blog-entry-12.html 《廃墟:白石鉱山跡》 https://ruins.photo/ruins-photo/shiraishi-mine.html |
写真
感想
山を歩いていて等高線の空白地帯に出逢うと何故か寛いだ気持ちになる。
そんな空間が山上に在るのはイブネ、テーブルランド、そして山中に
現れるのがダイラだ。
そんな寛ぎの空間、ダイラの雰囲気に負けないミニダイラと呼ばれる
台地と中電の鉄塔巡視路の尾根を辿ってみる。
下山口となる藤原町の水源地から乗り合って鞍掛トンネル東側の駐車地に
向かうと、さすがに人気の登山口は7時を待たずにすでに満車だった。
止む無くそのままトンネルを滋賀県側に抜けると、西側の駐車場には
なんとか空きがあり、西登山口から鞍掛峠に上がる事が出来た。
尾根下に絡んだ三重県側の登山道とは異なり、谷間をジグザグと上がる
登山道で鞍掛峠に出て三国岳への登りにかかるが、全く花に恵まれず
イワウチワも、コイワカガミも見ないまま三国岳への稜線を見送り
焼尾山へ延びる尾根に入るが、ここでも自慢の石楠花はさっぱりで
今年はすでにシーズンを終えてしまったようだ。
焼尾山山頂を過ぎると尾根は細谷を挟んで二分するが、鉄塔巡視路に
導かれR22号鉄塔から東尾根と呼ばれる細谷の右岸尾根に合流すると
そこがL系鉄塔とR系鉄塔の分岐となっている。良く踏まれた道は東尾根を
辿るように付けられたL系の巡視路で、我々の向かう目的地はR系巡視路と
なる細谷の左岸尾根の北側に広がる台地だ。
一旦合流した東尾根から再び離れて、左手の谷地形から細谷の左岸山腹へ
下り、トラバースするようにして尾根の小ピークに出るとR21号鉄塔だ。
焼尾山からR21号鉄塔まで巡視路を追って歩いてきたが、これから先は
バリエーションルートだ。
左岸尾根が緩く左へカーブを描く辺りからテープを頼りに急な山腹を
北向きに下って行くとやがて傾斜が緩み、ぶつかった小さな谷を越えると
そこに等高線の空白地帯が広がっていた。
滴るような緑に囲まれた平坦地には「白文字の平」のプレートが下がり、
阿蘇谷のダイラと同じように寛ぎを感じさせてくれる。
一面を緑に囲まれ特徴の無い景色だが、プレートから離れ過ぎないように
少し歩いてみると、谷に囲まれた台地状の先に尾根形状らしき地形と
リボンが見えた。コンパスを当てると下る方向と一致するので安心して
向かうと、やがて明確な尾根となり落石に注意しながらの急降下で
三国谷の右岸に着地した後は巡視路の尾根を登り返しだ。
細谷出合の右岸に上がる薄い踏み跡と梱包紐の目印を確認して尾根に
取り付くと、しばらくして巡視路でお馴染みのプラスチック階段が現れて
NO,6鉄塔、No,5鉄塔へと案内してくれた。
その後、尾根のTOPで細谷右岸尾根が焼尾山東尾根に合流した後も
三岐幹線の巡視路に導かれて小ピークに建つNo,4鉄塔からNo,3鉄塔へ
向かうと新設のモノレール軌道が現れ、巡視路代わりに軌道に沿って
谷間を下り、No,2鉄塔を過ぎた辺りで巡視路から外れ、左手の谷を
強引に下ると藤原町水源地の舗道に飛び出して下山終了だ。
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