【百霊峰】鳳来寺山

2022年05月20日(金) [日帰り]

• GPS: 03:33
• 距離: 7.0km
• 登り: 701m
• 下り: 692m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:37
• 休憩: 0:50
• 合計: 3:27

距離 7.0km 登り 701m 下り 704m

7:17 鳳来寺山自然科学博物館
7:21 7:22 鳳来寺参道石段下
7:50 8:02 鳳来寺
8:21 8:26 奥の院
8:34 8:37 鳳来寺山
8:40 8:45 瑠璃山
8:48 鳳来寺山
9:05 9:06 天狗岩
9:23 9:24 鷹打場分岐
9:28 鷹打場
9:44 9:52 鳳来山東照宮
9:58 10:14 鳳来寺
10:36 鳳来寺参道石段下
10:41 10:42 鳳来寺山自然科学博物館
10:46 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳳来寺山無料駐車場 トイレあり

コース状況／危険箇所等

鳳来寺までは1316段の石段の参詣道
鳳来寺から山頂は東海自然歩道として
整備されている
携帯電波 docomo 4G 2本〜4本

その他周辺情報

鳳来寺山自然科学博物館

写真

5/20 7:13

駐車場から鳳来寺山を見上げる
鏡岩の絶壁が見える

5/20 7:21

石段の参詣道

5/20 7:25

仁王門
おじいちゃん大好きっ子
3代将軍家光の命により
1650年に造営された

5/20 7:33

参道の脇には僧坊跡が並び
かつての繁栄を偲ばせる

5/20 7:40

現存する僧坊も2軒だけあるが
人の気配はなく ひっそりとしている

5/20 7:44

石段は源頼朝によって寄進されたと伝わる
石垣は後世の築城の技術が見られるので
こちらは頼朝の時代よりは新しそう

5/20 7:48

峯薬師如来は土台だけ残されている
青銅製だったため大戦時に供出されてしまった

5/20 7:52

1316段目で本堂エリアまで上がってきた
まだ本堂が開いていないので
ひとまず 山頂へ向かう

5/20 7:58

鳳来寺山 開山の祖 利修仙人
ここから山頂までは修験の道となる

5/20 8:01

急峻な岩場には東海自然歩道の階段が
設置されているが それ以前は
奥の院へは何処を上がっていたのだろう？

5/20 8:12

不動堂の行場には水量の細い滝があり
人口の滝壺の中はイモリが沢山泳いでいた

5/20 8:22

奥の院 621m 随分とうらびれている
倒壊の危険あり立ち入り禁止

5/20 8:26

奥の院のそばの大岩
南側に開けた展望台になっている

5/20 8:34

鳳来寺山 山頂 684m 眺望はない

5/20 8:41

鳳来寺山の最高点は 玻璃山の大岩 695m
大岩の裏側に周り込むと 登頂ルートがある

5/20 8:43

玻璃山の大岩からは
北側 東側 奥三河の山々が見晴らせる

5/20 8:46

ギョリンソウ発見

5/20 9:04

天狗岩の見晴らしポイント
直下に本堂と門前町が見える

5/20 9:20

5/20 9:26

鷹打場
南側の展望台で見晴らし最高だが
先端に行くのはやめておこう

5/20 9:43

東照宮は鳳来寺山で火災を免れた
数少ない貴重な建物 屋根が苔むして
深山の緑に溶けこんでいる

5/20 9:45

登山道は東照宮社務所の裏を通る
過去に何があったのだろう？
御朱印を受ける際に尋ねてみたが
「そんな張り紙ありました？
わかりません」ということだった

5/20 9:57

東照宮と鳳来寺の間には
近代的な水洗トイレがある ありがたい
もっと寺の近くに造りたかったが
文化財保護と水確保の問題から
この場所になったということだった

5/20 9:59

鳳来寺裏手には自販機あり
価格はプラス10円で良心的と言える
リアルゴールドを購入し
飲みかけのペットボトルに混ぜ
サウナドリンクのオロポを真似て
アクエリアルをつくる

5/20 10:15

鳳来寺 本堂
御本尊は薬師如来

5/20 10:24

石段の隙間からのぞく ユキノシタ

5/20 10:41

鳳来寺山自然科学博物館
火曜日休み 9-17時 220円

5/20 10:42

駐車場にあった 手描きの展示案内 すごい
これを描ける学芸員の展示が
面白くない訳がない
今日はこれから本宮山登山なので
うしろ髪引かれながら 帰路へ向かう
今度 豊川稲荷に参拝する時に
足を伸ばして 来館しよう

5/20 10:46

無事帰還した
駐車場には水洗トイレあり

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

koxjin

岡崎城主 松平広忠とその正室於大が
跡継ぎが欲しいと鳳来寺薬師堂に篭り祈祷し
ほどなくして於大は男児を授かった
その男児が後の徳川家康だ
源頼朝は平治の乱に敗れた後三年の間
渋谷金王丸により鳳来寺山に匿われ
幕府を開いた後 石段と伽藍を寄進した

門前町は秋葉山と鳳来寺をつなぐ街道で
最盛期は芝居小屋も数軒あったそうだが
今はひっそりとして かつての面影はない
鳳来寺までの石段は1000段以上あるが
段がしっかり揃っているので歩きやすかった
鳳来寺から先は修験の道で一気に厳しさを増す
ただ現在は東海自然歩道として整備されており
以前は鎖場だったであろう岩には
階段が設置されており危険なく歩ける
周回中に時折現れる大岩の上に上がり
ウグイスの声を聴きながら展望を楽むことができた