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Yamareco

記録ID: 4305630
全員に公開
ハイキング
近畿

高尾山(京丹後市久美浜町)(2/2)

2022年05月20日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:59
距離
4.7km
登り
298m
下り
297m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:50
休憩
0:09
合計
1:59
10:50
72
スタート地点
12:02
12:11
38
12:49
ゴール地点
10:22 道路脇
10:44 堰堤広場

最高標高:426m
最低標高:177m
累積標高差:±249m
歩行距離:4.8km
行動時間:01:59
平均歩行速度:2.3km/h

12:59 堰堤広場
13:34 但馬空港IC
13:59 和田山IC
     GS,D
18:20 自宅
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
久美浜町奥三谷の集落から林道に入る。舗装が終わった先の道はかなり悪い。悪路を3kmほど走った先に堰堤広場があったのでそこに駐車したが、そこから先の道はかなりまともで、駐車適地もあった(写真を参照)。堰堤広場までは落石等が多いので、ファミリーカーやKカーでは神社南の空き地に駐車することを強く奨める
コース状況/
危険箇所等
長い林道区間は歩くのに問題ないが、ピーク南コル手前の数十mは背丈を少し超える常緑樹のブッシュで塞がれているため山側をへつるように歩く。尾根も所々で低木常緑樹のブッシュに邪魔をされるがネマガリダケのヤブほどではない
車を駐めた堰堤広場
2022年05月20日 10:51撮影 by  Pixel 6, Google
2
5/20 10:51
車を駐めた堰堤広場
ヤブデマリ
2022年05月20日 11:00撮影 by  DC-G99, Panasonic
5/20 11:00
ヤブデマリ
タニウツギ
2022年05月20日 11:01撮影 by  DC-G99, Panasonic
1
5/20 11:01
タニウツギ
堰堤広場の先の林道はこんな感じでSUVなら全く問題なく走れそう
2022年05月20日 11:04撮影 by  Pixel 6, Google
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5/20 11:04
堰堤広場の先の林道はこんな感じでSUVなら全く問題なく走れそう
コナスビ
2022年05月20日 11:11撮影 by  DC-G99, Panasonic
5/20 11:11
コナスビ
正面から歩いてきた。この倒木は僕の力では動かせなかったので大きなSUVだとここまで。左側に駐車スペースあり
2022年05月20日 11:18撮影 by  Pixel 6, Google
5/20 11:18
正面から歩いてきた。この倒木は僕の力では動かせなかったので大きなSUVだとここまで。左側に駐車スペースあり
写真ではわかりにくいけど、倒木の所に右へ分岐があった。多分どっちでもいけるだろうと思ったけど、狭い方の右側に進んでみた
2022年05月20日 11:19撮影 by  Pixel 6, Google
5/20 11:19
写真ではわかりにくいけど、倒木の所に右へ分岐があった。多分どっちでもいけるだろうと思ったけど、狭い方の右側に進んでみた
ホオノキの花が咲いていた。良い香り
2022年05月20日 11:21撮影 by  DC-G99, Panasonic
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5/20 11:21
ホオノキの花が咲いていた。良い香り
ちょっとわかりにくいけど奥のブッシュを超えてきた。作業道の幅は狭くブッシュで谷側は歩けないので山側をへつるように歩く
2022年05月20日 11:43撮影 by  Pixel 6, Google
5/20 11:43
ちょっとわかりにくいけど奥のブッシュを超えてきた。作業道の幅は狭くブッシュで谷側は歩けないので山側をへつるように歩く
コルの少し下に出てきた。作業道はこの先にも続いていた
2022年05月20日 11:49撮影 by  Pixel 6, Google
5/20 11:49
コルの少し下に出てきた。作業道はこの先にも続いていた
ナツトウダイ
2022年05月20日 11:52撮影 by  DC-G99, Panasonic
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5/20 11:52
ナツトウダイ
ナツトウダイをアップで
2022年05月20日 11:52撮影 by  DC-G99, Panasonic
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5/20 11:52
ナツトウダイをアップで
ピーク南尾根に乗った。所々で低木のブッシュがうるさい
2022年05月20日 11:56撮影 by  Pixel 6, Google
5/20 11:56
ピーク南尾根に乗った。所々で低木のブッシュがうるさい
高尾山に到着。平なピーク
2022年05月20日 12:01撮影 by  Pixel 6, Google
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5/20 12:01
高尾山に到着。平なピーク
ICタグなし
2022年05月20日 12:02撮影 by  Pixel 6, Google
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5/20 12:02
ICタグなし
所々でうるさい尾根上の低木のブッシュ
2022年05月20日 12:19撮影 by  Pixel 6, Google
5/20 12:19
所々でうるさい尾根上の低木のブッシュ
ここに降りてきた。獣除けネットの残骸が上へと続いている
2022年05月20日 12:24撮影 by  Pixel 6, Google
5/20 12:24
ここに降りてきた。獣除けネットの残骸が上へと続いている
倒木の分岐に戻ってきた。登りでは左へ進んだ。お帰りは右へ
2022年05月20日 12:30撮影 by  Pixel 6, Google
5/20 12:30
倒木の分岐に戻ってきた。登りでは左へ進んだ。お帰りは右へ
エゴノキ
2022年05月20日 12:38撮影 by  DC-G99, Panasonic
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5/20 12:38
エゴノキ
たまたま見つけたエビネ。実物は初めて見たのでちょっと感動した。小さな群落があった
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たまたま見つけたエビネ。実物は初めて見たのでちょっと感動した。小さな群落があった
エビネの群落
エビネとダニ(笑
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エビネとダニ(笑

装備

個人装備
ミレードライナミックNS ウイックロン クールジップシャツLS 薄手カーゴ

感想

丹後半島には高尾山が二つあってややこしい。しかもどちらも京丹後市で、ひとつは久美浜町、もうひとつは大宮町にある。大宮町の高尾山は、京都で一番大きなブナで有名な高山の近くにあって山行記録もそれなりにある。今回登るのは久美浜町の高尾山で、こちらはヤマレコ/YAMAPに記録はなく、ググっても見つからない。頼みの綱の点の記によれば「林道奥三谷線終点、道なし、斜面を頂上に向かって登る、約15分(約200m)」とあるが、最終観測が昭和53年なので40年以上も前だ。「林道奥三谷線」でググってみると、1年ほど前にジムニーで走ったBlogが見つかった。XVでもUターンさせられそうな広場もあったので、とりあえず奥三谷の集落から林道に入ってみた。

舗装が切れると道はかなり悪くなった。危なそうな落石も多い。弓なりにしなった杉の枝なんかも無数に落ちており、これを下手に踏むとボディを傷つける恐れもあるのでゆっくり慎重に走った。悪路を3kmほど走ったところでジムニーのBlogにあった堰堤広場に出た。ここなら余裕でUターン出来るし、この先がどうなっているのかもよくわからないので車はここに駐めて歩き出した。

車で走ってきた道とは打って変わって、ダートではあるけれどそれなりの幅があって落石も少ない。SUVならじゅうぶん走れる。所々で車を駐めておけるスペースもあった。30分ほど歩いた地点に小さな倒木があり、僕1人の力では動かせなかった。ここには多少のスペースもあるので、駐車場所としては一番良いかもしれない。

倒木の先で右に分岐している細い道があった。多分どちらに進んでも同じ所に出るんだろうなと思ったので、勾配がきつい=たぶん距離が短いであろう右側に入ってみた。少し細くなった道をドンドン登っていくと尾根に取り付けそうなポイントがあったが道はまだ先に続いている。地形図を見て、たぶんこの道はトラバース気味に緩やかに登ってピーク南のコルにぶつかるのではないかと推測、この尾根は下りに使うことにして先に進んだ。作業道は予想通りのトラバースでコルに向かっていったが、残り50mほどの所で山側から張り出している常緑樹のブッシュに道をふさがれてしまった。先ほどの尾根取付まで引き返しても良かったが、残りの距離は短いので山側をへつるように歩いてブッシュを超えると、予想よりはかなり低い位置だったがコルの下に着いた。道はまだ先に続いているが、これ以上進んでも意味はないのでコル下の斜面を傾斜が緩い南南東に向かって這い上がった。ナツトウダイがたくさん咲いていた。ある程度登ると緩やかになったので北に転進して南尾根に乗った。所々でブッシュがうるさかったが、すぐに高尾山に到着した。丘のようになだらかなピークで、三角点がなければピークと気付かなかったかもしれない。

ピークはそこそこ広いけど展望はない。山名標識等も見つけられなかった。少し休んだら下山開始、西尾根を下る。途中までは歩きやすくて快適な尾根だったが、やがて背丈ほどの低木のブッシュが現れあちこちで道をふさいでいた。獣除けネットの残骸もなかなかうっとうしい。そこそこ歩きにくくなったので、地形図で見つけた緩やかな西斜面で作業道まで下ろうとしたが、地図と違って実際の地形はかなりの急勾配だったのであきらめてそのまま尾根を下ると、登りで見つけていた取付点にドンピシャで降りてきた。後は来た道を戻るだけだが、大きな谷の下に林道が見えたところではショートカットした。さらに林道を下っていくと無事に倒木の分岐地点に合流、そのまま来た道を進んで駐車場所に戻った。

記録は点の記のみということで少し心配だったが、色々と読みが的中して達成感のある山行となった。予想外に花も見られたし、エビネを初めて見ることが出来たのもうれしかった。特定の花を見に山に登ると言うことを余りしないので、予想外の出会いは嬉しさもひとしおであった。

まだ時間も早いのでおかわり登山と行きたかったのだが、ちと寄りたいところがあったので帰路に着いた。

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