ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 430828
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

つがいの雷鳥お出迎え・おんたけ2240から剣ヶ峰と継子岳

2014年04月19日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:39
距離
17.3km
登り
1,522m
下り
2,061m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:15ゴンドラ運行(運行前から並ぶ)8:30乗車-8:45ゴンドラ終点-9:10七合目-9:30八合目-10:00九合目-10:31王滝頂上-11:01剣ヶ峰11:11-11:17サイノ河原-12:06継子岳12:22-13:12摩利支天乗越-13:38サイノ河原-14:32剣ヶ峰下-14:37王滝頂上-15:15ゴンドラ終点-15:23ゴンドラ乗場
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
おんたけ2240駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
北側斜面は固かったので、そのような場合は滑落しないよう注意が必要です。
それ以外はザラメで緩んでました。木曜日に少し積もったようで、雪もきれいで快適でした。
ゲレンデトップまでゴンドラで運んでもらいました。片道1200円也。
2014年04月19日 08:35撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/19 8:35
ゲレンデトップまでゴンドラで運んでもらいました。片道1200円也。
あれに登るんです。ゴンドラ降り場から登山口までは実は林道コースを滑って行くのが一番楽みたいでした・・・。
2014年04月19日 08:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/19 8:39
あれに登るんです。ゴンドラ降り場から登山口までは実は林道コースを滑って行くのが一番楽みたいでした・・・。
中央アルプスは少し霞んでいます。
2014年04月19日 09:45撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 9:45
中央アルプスは少し霞んでいます。
途中で雷鳥を見つけて、近づいていったら飛んで逃げていきました。
2014年04月19日 10:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/19 10:10
途中で雷鳥を見つけて、近づいていったら飛んで逃げていきました。
と思ったら、こっそりまた戻ってきてました。
2014年04月19日 10:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
4/19 10:13
と思ったら、こっそりまた戻ってきてました。
しばらくすると雄も登場。
2014年04月19日 10:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
13
4/19 10:13
しばらくすると雄も登場。
いわゆる新婚さんですよね(笑)
2014年04月19日 10:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
4/19 10:13
いわゆる新婚さんですよね(笑)
王滝の頂上を越えると、剣ヶ峰が見えてきます。スキーで登れそうです。
2014年04月19日 10:21撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/19 10:21
王滝の頂上を越えると、剣ヶ峰が見えてきます。スキーで登れそうです。
硫黄臭いと思ったらガスが出てました。
2014年04月19日 10:21撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 10:21
硫黄臭いと思ったらガスが出てました。
この辺りかなり雪がなくなってスキーで歩く場所が限られています。
2014年04月19日 10:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 10:24
この辺りかなり雪がなくなってスキーで歩く場所が限られています。
硫黄で頭痛がする感じ。
2014年04月19日 10:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 10:24
硫黄で頭痛がする感じ。
あとはひたすら歩くのみ。
2014年04月19日 10:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 10:24
あとはひたすら歩くのみ。
実は初の3000m超えだったりします。
2014年04月19日 10:44撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/19 10:44
実は初の3000m超えだったりします。
剣ヶ峰に到着です。
2014年04月19日 10:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/19 10:50
剣ヶ峰に到着です。
3067mですか〜。向こうには継子岳と乗鞍が。
2014年04月19日 10:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/19 10:50
3067mですか〜。向こうには継子岳と乗鞍が。
ゴンドラ組の先頭で登頂したのでセルフタイマー、イマイチですね。
2014年04月19日 10:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
4/19 10:53
ゴンドラ組の先頭で登頂したのでセルフタイマー、イマイチですね。
さて時間も早いので継子岳を目指します。
2014年04月19日 11:02撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/19 11:02
さて時間も早いので継子岳を目指します。
朝一の滑走は雄叫びの連続〜最高でした♪
2014年04月19日 11:08撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 11:08
朝一の滑走は雄叫びの連続〜最高でした♪
滑るのは一瞬です。
2014年04月19日 11:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 11:27
滑るのは一瞬です。
トラバースします。
2014年04月19日 11:29撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/19 11:29
トラバースします。
継子岳からチャオと乗鞍です。
2014年04月19日 12:01撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/19 12:01
継子岳からチャオと乗鞍です。
乗鞍ズーム。
2014年04月19日 12:02撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/19 12:02
乗鞍ズーム。
継子岳から剣ヶ峰方面。
2014年04月19日 12:02撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 12:02
継子岳から剣ヶ峰方面。
こちらは乗鞍方面。
2014年04月19日 12:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/19 12:13
こちらは乗鞍方面。
剣ヶ峰120分って・・・。
2014年04月19日 12:37撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 12:37
剣ヶ峰120分って・・・。
ここが一番緊張した、摩利支天乗越への固い斜面。
2014年04月19日 12:48撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/19 12:48
ここが一番緊張した、摩利支天乗越への固い斜面。
これは雲の加減なんでしょうか?
2014年04月19日 12:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
4/19 12:56
これは雲の加減なんでしょうか?
ここから先が摩利支天山に行く道なのですが・・・さすがにこのトラバースは危険なのでやめました。
2014年04月19日 13:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/19 13:14
ここから先が摩利支天山に行く道なのですが・・・さすがにこのトラバースは危険なのでやめました。
仕方がないので乗越で蟲ポーズ。
2014年04月19日 13:16撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
4/19 13:16
仕方がないので乗越で蟲ポーズ。
この角度からですと乗鞍の向こうに穂高、槍が見えます。
2014年04月19日 13:42撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 13:42
この角度からですと乗鞍の向こうに穂高、槍が見えます。
剣ヶ峰から滑る山スキーヤー。今日は結構登られたようです。
2014年04月19日 14:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/19 14:10
剣ヶ峰から滑る山スキーヤー。今日は結構登られたようです。
最後はこれを滑って帰ります。みんな滑った後なので荒れてます。
2014年04月19日 14:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 14:28
最後はこれを滑って帰ります。みんな滑った後なので荒れてます。
ちょっとクオーターパイプ気味なので遊んで帰りました。
2014年04月19日 14:32撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/19 14:32
ちょっとクオーターパイプ気味なので遊んで帰りました。
途中は広々としてます。
2014年04月19日 14:36撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 14:36
途中は広々としてます。
薮が繁ってきたので尾根に逃げますが、この尾根は違うので早々と戻らないといけません。
2014年04月19日 14:41撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 14:41
薮が繁ってきたので尾根に逃げますが、この尾根は違うので早々と戻らないといけません。
ゲレンデトップに戻ってきました。
2014年04月19日 15:03撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/19 15:03
ゲレンデトップに戻ってきました。
撮影機器:

感想

そろそろ山スキーシーズンも終わりそうで、アプローチに雪のないところを歩くのがあるとテンションが上がらないのでどうしようかと思っていたところ、直前になって御嶽山に行く案を思いついて急にテンションが上がりました。
ゴンドラは土日は8:15スタートなので、遠いですが4時出発で余裕です。
準備を済ませるとまだゴンドラ運行開始時刻ではありませんが、既に100人くらいは並んでいました。登山(山スキー)の人たちも結構多いです。その中には木曽福島地区の遭難対策協議会の方々が訓練に来られてて、私は不謹慎ながら単独で山スキー三昧と行きます。
一応登りはゴンドラを使って楽させてもらいました。その分、時間があれば剣ヶ峰から摩利支天山や継子岳も行くつもりです。
以前、チャオおんたけから継子岳には2回ほど登頂してますが、向こう側はかなり急斜面でスキーでの登行は途中で諦めないといけません。おんたけ2240からは比較的緩やか(?)なので、可能な限りスキー登行で進みます。
朝から晴天で暑いです。これは想定の範囲。標高を上げると時折風が吹いて涼しくさせてくれます。気温は結構低いと思いますが、天気がいいのと地面も暖まっているので寒さを感じることはありません。
ドイツ出張があったので、2週間ぶりの休日。山行も2週間ぶりです。空気が薄いですが息も上がらず、余裕の登りでいつしか先頭になりました。斜度は30度前後でしょうか、シール登行できる限界に近いですが、トラバース気味に登るとシールの接触面積が減って滑りやすいので、斜面に対して直登します。やばそうな斜度になれば、かなり緩いトラバースでルートを変えて対応します。
そして王滝頂上に到着、このあたり硫黄臭がプンプンします。御嶽山は活火山なんですね。噴火したら急いで滑って逃げるか?なんて考えてました(笑)
ここから剣ヶ峰へは雪が少ないですが、何とかスキーのまま登れそうなので、クトーをつけて頑張ります。もうあっという間に山頂に到着しました。
何を隠そう今まで3000mを超えたことがなかったので(笑)、今回が初3000mなんです。実は3000m超えると死ぬとか何かあるのでは?何て思ってたりもしてましたが、よく考えると飛行機では10000mくらいですし。
結局3000mを超えても何も起こらず(当たり前)、剣ヶ峰山頂からはサイノ河原を目指してドロップインします。まっさらな斜面を独り占め、強い斜度、もう最高でしたね〜今日のハイライトこれでした。そして斜面をトラバースして、サイノ河原まで滑り込みました。ちなみにサイノ河原というのは賽の河原、いわゆる三途の川です。ここを渡ると地獄という訳ですが、こういう話は「死後の世界が存在することにして、死への恐怖をやわらげたい」という人間の願望から来た作り話ですから、別に渡っても何かある訳ではありません。残念ながら、死んだらその時点で魂も脳波も肉体もすべてが終わります。なので可能な限り遭難して死ぬことがないようにしたいものです。
三途の川を渡った後は少しの登り返し、そこからまたシールを剥がしてドロップインとトラバース。そして最後の継子岳への登り返しです。
稜線上に人影が見えた?と思って継子岳に登ったら案の定2名の登山者、濁河温泉から登られてきたそうです。私が突然登場したのでちょっとびっくりされてました。スマホで頑張って自分(2人)撮りをされていたので、剣ヶ峰をバックに撮影してあげました。さすがに私の「蟲ポーズ」を他の人に撮ってもらうにはまだ顔のツラが厚くないので、お願いはできませんでした(笑)
さてそれほどお腹も空いてないので、パンを少し食べたら準備をして再びドロップイン。ここの滑りも楽しかったです。私が気持ちよさそうに滑っているので見られてたような気がしますが、またよしとしましょう。
帰りはここから摩利支天乗越までの登り返しです。これがまた北向きの斜面で雪が硬く、斜度も強いので滑落の心配をしながら緊張しながら登りました。ハードでした。そして乗越まで来て、さて本丸の摩利支天山へは・・・ちょっと危険そうなので今回はパス。というか雪が残っている季節に行くのは厳しそうです。
なので乗越からまたシールをはがしてドロップイン。サイノ河原に帰ってきました。ここからは延々200mの高度を稼がないといけません。さすがに時間もだいぶたって、空気も薄いしかなりへばってきました。休み休みでしたが、巻きながらも剣ヶ峰のすぐ下まで戻ってきました。
ここからはひたすら滑りです。軽い登り返しはありますが、それよりも滑降の無酸素運動はハードなので休み休み、呼吸を整え太ももの筋肉を休ませながらの滑りです。それでもさすがにスキーは速いです。
ゲレンデトップ手前では林道コースに回ればそのまま滑って下りれますが、ここはシールを貼ってゲレンデトップまで林道コースを逆に登ります。そして後はゲレンデを滑って終了。さすがにゲレンデの方が楽なので速かったです。

空気が薄いということもありますが、ガッツリ体力と筋力を使って大満足の山行でした。
御嶽山の雪もそろそろ限界かな〜って感じです。GWは北アルプスまで行かないと厳しいでしょうね・・・。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1399人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 中央アルプス [日帰り]
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [2日]
御嶽山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら