小川谷滝上谷〜カロー川谷
東京都
yu-uma
ke-shi
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 1,008m
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| 天候 | 曇のち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※日原鍾乳洞から約2km |
| コース状況／ 危険箇所等 |
沢中、1120まで7割雪渓。1120以降は雪渓のみ。倒木多数。 滝上谷から大栗窪出合1120までの左岸右岸は比較的傾斜がゆるやか（といっても一般的には急）のためエスケープはしやすい。 [滝上谷] ・入渓地点（820）から雪渓に阻まれる ・F1（3m）ツルツルで一歩立ち込めれば突破できそうだが怖いので巻く。 ・F2（3m）バランスを要求される1手あり。1ポイントだが��+〜��-に感じた。 ・F3〜4（大小屋ノ滝, 2段6*4m）ロープを出す。1段目右壁に親指くらいの太さの折れた枝（遠くから見るとハーケンに見える）にスリングが下がっているが、当然A0したら折れるので注意。落ち口右側にペツルあり。2段目は右壁からシャワー覚悟で突っ込めば容易。 ・920以降も雪渓に阻まれ一部高巻き後に、F5へむかって懸垂。滝直下手前まで雪渓で阻まれ、ピンポイントで滝直下へ懸垂しないと沢へ戻れない。 ・F5（8m）ロープを出す。ランナー取れない。ガバが多いため容易ではあるがツルツルのため注意が必要。アクアステルスだと厳しい印象。 ・大栗窪出合1120（左俣）の二俣以降、雪渓くぐりが必要のため突破は諦め、高巻きに挑むも脆い傾斜のある岩ガレのためこれまた引き返す。右俣から高巻いて左俣へのルートを目指すも同様に雪渓に阻まれ、これ以上遡行不能と判断。敗退を決断。 [ハンギョウ尾根〜カロー川谷] ・大栗窪出合1120からハンギョウ尾根へエスケープ（比較的登りやすい） ・ハンギョウ尾根からはレールが尾根上に滝上谷林道まで続いているため、沿って下山すれば降りられる。 ・ハンギョウ尾根1120地点でレールが無い、左の尾根へからカロー川谷出合を目指し下降。途中作業道も横切り、懸垂せずに沢へおりられる。 ・カロー川谷出合から200〜300m手前くらいの位置へ下降したが、出合までの間に2体の鹿の死体あり。また、出合から2つ手前の2m滝は懸垂が必要。 |
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感想
雪渓に始まり、雪渓にヤラレタ沢だった。
今シーズン初の敗退山行であったが、
雪渓のため悪い高巻きあり（最近悪い高巻きの引きが強いのは気のせいか。。）、
沢はじめのけいちゃんの渾身のリードありと、
充実した沢だった。
奥多摩はまだまだ雪が残りそうな予感。5月いっぱいでも残るんじゃないだろうか。
今度の沢は雪の無さそうなところにしよう。
今年初沢でした。
とにかく最初から最後まで雪渓に苦しめられたが、とても充実した一日だった。
大小屋ノ滝は巻いてる人が多いようだったが、今回の目的は「直登」だったので巻かずに登る。
下段の6mをリードしたが、思った以上に難しく感じた。A0してそそくさと登るシナリオを描いていたのに
いざ登って支点の強度を確認してみるとグラグラで心をへし折られた。
登ってから確保支点を探したが、見つからずカムでセルフをとって肩がらみで確保。（後で落ち口にハーケンが打ってあったことに気付く）本来ならあそこでセルフをとって灌木で足を突っ張っての確保が安全だと思う。反省。
あとカムのセットに関して、クラックの形状をもっと見極めないと回収できなくなる恐ろしさを知った。
カムに関しては実戦で3回ほど使ったが、まだまだ慣れない。もっと外岩で練習するべきだと感じた。
上段の滝は容易だが、シャワークライミングになり超寒かった。
この滝以降も雪渓は続き、慎重に上を渡る。
木が雪崩か何かで大量に沢に流されていてすごく歩きずらかった。
次の8m滝は懸垂で沢床に降りて取りつく。上から見るとあれ登れるのかな？という感じだが、降りてみると右壁が登れそうなのでyu-maさんリードで取りつく。こちらもシャワークライミングで中間支点無し、おまけにぬるぬる。
上に上がるとyu-maさんがインラインフィギュアでの確保していた。今回はすべてボディービレーだったので使用機械は無かったが、使えるときは積極的に使用していきたい。あとブーリンでの確保も実践してみたい。
二俣に到着し大栗窪を見ると全て雪渓。最初は巻いて行くことを考え、左岸を登ってみたがグズグズなので大サデ窪から巻きを試みるも雪渓に阻まれこれ以上遡行不可とお互いで判断し、近くの尾根からハンギョウ尾根に上がり撤退。
帰りはカロー川谷に降りてちょっと下降できたので満足。
それにしても体力が落ちた、、また鍛えなおさなければ。
yu-maさん平日山行おつきあいいただきありがとうございました。6月は必ず土日休みとってみせます。
写真はパソコン故障のためまた後日。
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戻られた所で少しお話ししたおばさん二人組です。あそこであんなに雪が残っていたので、奥はもっとすごかったんでしょうね。沢は未知の世界なので、凄いな〜と思います。車はかなり手前に止めたのですね。図々しいか、おばさんは・・。
コメントありがとうございます。
奥多摩の奥側の山域はひっそりとしていて縦走路も気持ちよさそうですね。
駐車は、深夜に着いたので無人駐車場が他に見つからず...
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